今日の新聞で標題の記事を読みました。文化庁の年次調査で、「ら抜き言葉」と呼ばれる「見れた」「出れる」を使う人の割合が「見られた」「出られる」を今回初めて上回ったとのことです。ひと頃、「ら抜き言葉」が若者に多く使われ、本来の日本語活用上、よろしくないと言われた記憶があります。確かに<〜れる>の「ら抜き」は可能専用の言い回しで、可能・尊敬・受け身に使われる<〜られる>に比べてシンプルな反面、日本語の奥ゆかしさが失われてぞんざいな感じにも見れます。と、かく言う私も「ら抜き言葉」の使用が著しく、うちのオバはんにもよく言われます。ちなみに、このブログの全件を用語検索して、「見れ」と「見ら」の使用頻度を比較してみました。結果は「見れ」の方が87%と圧倒的に多く、今日の新聞記事が他人事ではないことを実感しました。さて、みなさんは如何でしょうか。
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