トウモロコシと言えば、夏の風物詩。家庭菜園で作っている人も見かけるのですが、虫食いなどとても生育は大変のようです。我が家でも未だトウモロコシには挑戦したことはありません。やはり出来合いものを買うのが手っ取り早いのですが、本日は隣人を通じて農家さんからもぎたてのトウモロコシを購入しました。茹で上がったのが右上の写真です。とても大きくて立派です。結構な数を購入したので、本日の夕食は一人一本。主食並みのボリュームです。いつもは一粒一粒、綺麗にたい上げるのですが、今日は思い切って贅沢に食い散らかしてみました。まあ、綺麗に食べると一粒づつ芯までちょっと硬めの部分まで頬張ることになるのですが、芯を少し残して食べると甘く美味しい部分のみを選り好みするようで、とても贅沢な味わいです。農家さんには恐縮ですが、本日は美味しいエキスを堪能させていただきました。ご馳走様でした。
銀行アラカルト(1)ゆうちょ銀行
みずほ銀行がシステムダウンしたニュースが流れました。またしてものダウンにさぞ、利用者はうんざりしていることでしょう。そこで、銀行について気になることなどを記したいと思います。まず初めはゆうちょ銀行です。今年、設立150周年を迎えたとのこと、日本で1番の古さと言うか歴史があるようです。店舗数でも日本一の規模ですが、売上高はみずほについで国内第4位に位置してます。そんなところで長短を上げると、まずは長所として
- 店舗数が多く日本全国くまなくあって、頼りになる
- ATMがコインも使えて、入金は一円単位にできる
- 固定資産税などの納税を自動振替できる
反面、短所として
- 他銀行への振り込み手数料がハナから有料
- 金利はメガバンクと同じ低金利
- 資金運用で外貨預金や仕組み預金などの豊富さがない
多くの人が総合通帳を保有し利用していると思うのですが、ちょっとした利殖や投資にフル活用するにはまだ力不足のように感じています。どうでしょう、銀行は「ゆうちょ」のみと言うのは如何なものか、と最近思うようになりました。
PayPay、これからどうなる?
おかしなタイトルで恐縮です。今日のネタは本日の新聞記事からで、それを以下にコピペしました。
電子マネーばやりの昨今ですが、一番普及しているPayPayが中小店舗では手数料が無料であることを初めて知りました。どおりで他の電子マネーよりも加盟店が多いはずです。でも、赤字を抱えていた決済会社が今年10月以降には手数料を取るようになるようです。その結果、今後は加盟店契約を取りやめる中小店舗が相次ぐ可能性もあると、報じています。確かに手数料が最低1.6%は中小店舗にとってはインパクトが大きいでしょうね。でも、利用者が4000万人、手数料無料の中小店鋪が全体の半数とは半端じゃないですね。
猛威を奮う新型コロナ
全国各地で猛威を奮う新型コロナですが、長野県でも感染者は昨日の152人を超え本日は過去最高の158人となりました。下の画像は本日のローカルニュースからコピぺしたものです。内訳は松本市が一番多く29人、安曇野市でも7人の感染者がでました。驚きの数値です。地方にも確実に蔓延してきたことは明らかです。背景はお盆や夏休み中の県外往来や帰省をきっかけに家族などに感染が広がったことによります。全国でも毎日、過去最多を更新するところが多く、医療機関の逼迫がこれまでになく深刻化しています。この感染の勢いがピークであって欲しいことを祈るばかりです。
宮部みゆき「魂手形(Tamategata)」を読んで
宮部みゆきの「三島屋変調百物語」シリーズ、第7巻目の題記の本を読んだ。このシリーズでは前作から聞き手役の主人公が「おちか」から「富次郎」に引き継がれた。自分としては替わった「富次郎」から本シリーズを読んだので、シリーズ2作目だ。シリーズの決まりごとは聞き手、話し手が一対一で怪談話を交わし、「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」と言う秘め事にすることを習わしとしている。世評では「おちか」の時の方が、怪談がもっと怖かったらしいようで、確かに今回は怪談話と言うよりかファンタジーといった感じだ。ストーリー展開は荒唐無稽と言うか、何でもありきのスタイルで、創作にどうにも歯止めがかからない雰囲気だ。推理小説ならば謎解きや理にかなう推理を楽しみながら読めるのだが、どうもファンタジーは奇想天外過ぎて馴染めない。と、みゆきファンではあるが、何か物足りなさを感じた。
タリバンが政権掌握
世界に衝撃が走りました。2001年の世界同時多発テロを機に政権を追われたタリバンが20年後にまさかの政権復帰です。民主化とテロ撲滅を旗印に国際支援の元で立ち上がったはずの民主政権が脆くも崩れ去りました。またしても恐怖政治の再来となるのは避けられず、何とも残念です。国際支援もなく、麻薬と身代金誘拐、略奪や非合法な搾取等を資金源とした組織が国を牛じってしまうのは何とも不可解です。多くのアフガニスタン人は平和を望んでいたはずなのに、生死を彷徨い混乱する民衆が何ともいたたまれません。
安曇野の気象経過
安曇野の災害情報
今回の豪雨では、安曇野市の災害情報がメール配信されました。以下の画像で左3枚がその情報の一部です。ほぼ夜通しで1時間に1報程度の頻度で配信されました。左から、
- メールボックスのリストで、安曇野市メール配信サービスが発信元です。
- 今朝では、県内のほとんどの市町村で土砂災害警戒区域に刻々と指定され、解除地域はないことを示しています。
- 市内では、特に明科地域に警戒レベル5の緊急安全確保発令、避難指示が出ました。
- ヤフーの災害情報では住んでいる地域の災害発生リスクのマップが配信されて、今朝の危険レベルの色分け図がハザードマップの如く表示されました。中心部の十字マークが私の住んでいるエリアを示しています。
多くの災害情報が配信されましたが、市内では大きな災害は今のところ発生しておらず、一安心しています。
安曇野の現在
砂原浩太朗「高瀬庄左衛門御留書」を読んで
先般の直木賞候補で題記の本を読んだ。ノミネートされた6月中旬に図書館予約し、ようやく2ヶ月後にして読むことができた。設定は江戸時代後期の物語りで、とある藩の下級武士が農民一揆に巻き込まれながらも懸命に生きる様が覚書風に綴られて、なかなかの秀作だった。読み出すと止まらなく、またして不眠の夏の夜だった。直木賞受賞は逃したが、それに準ずる手応えを十二分に感じた。時代劇特有の語り口だが、作者が50代前半のせいか、とても読みやすかった。登場人物も女性が物語の中核を支え、男性好みの時代小説ながら女性読者も十分楽しめる小説と思われた。昔から幾多の時代小説があるが、こうして現代でも累々と創作活動が続く文芸の奥深さを感じながら、読後の余韻に浸ることができた。