第165回芥川賞・直木賞、受賞作発表

本日、各受賞作の発表がありました。芥川賞が石沢麻依の「貝に続く場所にて」と李琴峰(りことみ)の「彼岸花が咲く島」に、直木賞は佐藤究の「テスカトリポカ」と澤田瞳子の「星落ちて、なお」に決定しました。各賞、2作品が同時受賞するのは10年ぶりだそうです。今回、芥川賞候補5作品を事前に読んで、これぞ受賞作と思う作品はなく、消去法で李琴峰が最有力と思っていました。直木賞は5作品中3作を読み、澤田瞳子を強く推していて、今回受賞されたことをとても嬉しく思っています。直木賞は今回の選考過程で今までにない大激論が交わされたとのこと、それらを含めての受賞経緯を以下の画像にリンクを貼りました。my読書の直木賞候補3作品目の読書感想は明日のブログにて.。

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友、遠方より

本日、にわかに連絡があって、元同僚のKさんが白馬村にやってきました。何やら、明日以降に知り合いと合流して雲ノ平方面に山登りするとのこと。今日は休養で骨休みがてら近場を散策したい由、昔談義に花を咲かせて白馬村から糸魚川方面をドライブすることにしました。あいにくの梅雨空で山の視界はイマイチしたが、時折り陽もさして穏やかな日でした。白馬村内巡りから、糸魚川市の高浪の池に行き、小谷村の雨飾山壮近くの露天風呂に浸ってきました。4、5年ぶりの再会で、旧交を楽しみました。

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李琴峰「彼岸花が咲く島」を読んで

今般の第165回芥川賞候補5作品の中で最後となる、題記の作が収録された雑誌を読んだ。読後に筆者名「りことみ」をネットで調べると、女性であること、そして中国語を母国語とする台湾人であることを初めて知った。それにしても何故、台湾人が日本の文学賞にノミネートされるのか訝しがったが、もうすでに日本での文筆活動で日本の小説家として知れ渡り、第162回の芥川賞候補にもなったことを知り、自分の知識のあさはかさを思い知った。内容は一言で言うと、言語を巡るファンタジー。中国語っぽい言葉、日本語っぽいことば、場所は何となく沖縄あたりが想像され、時代も今よりも先のようだ。それでもSFぽさは微塵もなく、不思議な世界をさまよう感じだ。芥川賞と言えば純文学志向で娯楽から最も縁遠い退屈な代物で、ストーリーも即興的で混沌としているものが多いとされている。が、本作はストーリーがしっかりしていて、結構、読み手を引きつける魅力を感じた。ただ期待して読み進めただけに、エンディングは淡白で物足りなかった。

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1回目ワクチン、2日目

本日は安静の1日でした。でもだいぶ良くなり、午後には気にならないほどに回復しました。ワクチンの副反応も今や、患部に触れない限り何事もなかったのようです。腕に触れると軽い筋肉痛を感じますが、もう明日にはそれも癒えると思います。
うちのオバはんと言えば、ちょうど今の私の感じに似たような様子で、全くの無症状ではないようです。この副反応、人によってだいぶ差があるようですね。

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1回目ワクチン、受けました

新型コロナのワクチンですが、本日、1回目の接種を終えました。接種会場は穂高保健センターです。夜半の今、少しダルさが和らいできた感じもするのですが、接種状況を振り返ってみました。

  • 予約は私が13:30 – 14:00、うちのオバはんは14:00 -14:30です。会場に13:50頃に到着したところ、携帯に電話が入り「どうしました、今日は接種の日ですよ」とスタッフの人からの催促です。13:30までに受付するような案内ではなかったのに、結構な念の入れようです。玄関口では次の時間帯の人々が列をなす中を、私はまるでVIPのような出迎えを受けて、待合いするどころか、列を飛ばしていきなりの最前列と相成りました。
  • 懇切丁寧な説明と予め記入した予診票のチェック後、本番の接種です。針を刺しこむ痛さは感じず、液が体内に注入される違和感を感じたもののアッという間の出来事でした。
  • 接種後はしばらく待機するため、下の写真のように待ちました。普通の人は15分待機ですが、私は赤紙をもらって30分の待機です。しばらくすると、うちのオバはんがやってきて、私よりも早く退室しました。
  • 私は実は薬アレルギーで小さい頃に注射ショックで混沌となった体験があり、それがトラウマのように蘇った待機時間でした。腕はダルく重くなり、気分が悪くなったらどうしようかと苦痛の30分でした。オバはんに言わせると、顔面蒼白だったそうです。

今、午後10時を回りましたが、相変わらず左腕はダルく、結構辛い接種でした。お風呂にはこれから入るつもりですが、頭を洗うのはとてもできそうにありません。うちのオバはんは未だ何ともないと言ってます。きっと明日は同じ目に遭うだろう、と私は密かに思ってますが..。

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口内炎って、何科?

もう1週間ほど、まともな太陽を拝んだことがない毎日ですが、来週にはいよいよ雨マークから開放されて梅雨明けになりそうです。今年の夏はどうなるのでしょう。例年よりも暑いとも言われているようです。
ところで、長雨の続く1週間ほど前から口内炎を患い、いっこうに治る気配がありません。それどころかますます症状が進むようで、本日は病院に行ってきました。口内炎の専門科はどこだろうかとネットで調べると、どうやら一番は歯科、次いで耳鼻咽喉科、そして内科となるようです。私は構わずに病院に出向き、窓口で相談したところ内科にかかることになりました。一口に口内炎と言ってもいろんな病気があるようで、今のところは症状は軽く明確な病状は分からず、しばらく様子見と言った診断でした。何やら、塗り薬が処方されました。今までにどのくらい口内炎を患ったか記憶も定かでなく多分、医者には行ったことがなかったようにも思っています。梅雨明けとともに、早く治ることを祈ってます。

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スーパーのセルフレジ

世の中、電子マネーばやりですね。そして多くの店舗で対応が図られて、便利になりました。電子決済のサービス会社も色々と増えて何がなんだか分からないほどです。私はPayPayやau PAY、QUICPayそしてスイカを使っています。数年前に比べ、今やほとんど現金を使わなくなってしまった感じです。そこでレジ方法の中で面白かったのは、
①オートレジでは自分でバーコードリーダーを商品、一つ一つをスキャンするのが一般的ですが、ユニクロではカゴに入れた商品を丸ごと自動で読み取ってしまうのが楽ですね。
②西友穂高店では、店員さんが品物のスキャンをして伝票を起こし、それをお客が場所を移して電子マネーやクレジットカード、あるいは現金払いする方法がユニークでした。

上の写真で手前の人はカード払いしているところのようです。他に、バーコードリーダーもあって自分のスマホの電子決済バーコードから支払ったり、現金投入口から現金払いする方法もあります。一番左の人は店員さんで、次のお客の品物のレジ作業をしているところです。このお店では支払いをスタッフの作業から解放させてレジの効率を上げ、人員削減していました。
同じ西友でも豊科店では店員を介さないオートレジや普通レジが混在していて、お店によって方法が異なるのも面白いですね。と言っても、お客がいろんなケースに慣れるのも大変ですね。

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梅雨時の花たち

トレニア

トレニア

今年の梅雨は雨続きでいかにも梅雨ですね。こんなうっとおしい天気ですが、我が家の庭先に咲く花たちに元気をもらっています。いずれもうちのオバはんが手塩にかけてるもので、花の名前もオバはんからの聞きかじりです。ほとんどの花たちは毎年、同じように咲いていますが、今年の新顔はスイートピーです。実はこれだけ、後ろのネットは私が手掛けました。やはりきれいに咲くと嬉しいものですね。

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Amazon Music にハマってます

ふとしたキッカケで、Amazon Musicのアプリをダウンロードしてよく聴くようになりました。当ブログ6/21に記したAmazonプライムデーですが、その時いろいろと物色して何か買おうとAmazonのプライム会員になりました。今のところ1ヶ月間は無料で、その後は月500円の課金がかかりますが、会員特典にいくつかあって、今日はその中でAmazon Musicを紹介したいと思います。スマホにAmazon Musicのアプリをインストールして利用するのですが、そのスクショ例が以下の通りです。画面、左から、

① スマホにインストールしたAmazon Musicのアプリで、まずはこれをクリック。
②  アプリ・ホームでよく聴くのはクラシック、今日はその中でサマータイム。
③  選んだ番組の曲が聞けます、気に入れば自分のプレイリストに登録できます。
④  自分のプレイリストにアクセスして、集めた曲を聴けます。

結構、使い勝手がよく、用意された番組の中に分け入って聴き、懐かしい曲をプレイリストに登録して聴いたりできるのが売りですね。また、曲を検索して聴くのに文字入力のほか、ボイス機能でiPhoneのSiriのように言葉で命令もできるようです。しばらくはハマりそうです。

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千葉雅也「オーバーヒート」を読んで

第165回芥川賞候補作で題記の作品を雑誌を通じて読んだ。筆者は大学で哲学の教鞭を執る教官で、1年半前の162回芥川賞候補にもノミネートされていて、わりと有名人らしい。作品内容は自らの私生活を綴った小説のようで、以前にも読んだ芥川賞候補作と似た感じだ。性的マイノリティを題材にした一種のゲイ文学を色濃く感じ、前にも似たものを読んでいたので、新鮮さもなかった。どうもこの種のトランスジェンダーまがいのものを文学に持ち込むのは辟易として読むのも辛かった。それでも、今回の内容をダイジェストにまとめたような作品が昨今の川端康成文学賞を受賞していて、文学界で波紋を拡げているのは確かのようだ。どうしてこのような作品が評価されるのだろうか。今回、芥川賞を受賞しないのを祈るばかりだ。

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