真冬日、過去問題(その2)

今日の安曇野・穂高は日照時間が0で、雨量としては少なかったものの終日、雪まじりの天気でした。積雪はほんの数cmです。右の表が本日の現時点までの気象データで、ほぼ零下でしたが最高気温は0.2℃となり、先日と同じようにジャスト真冬日から救われた1日でした。先日は安曇野穂高の真冬日について、過去のデータを調べて投稿しました。今日の天気でまた思い出し、今回はその続報を考えました。安曇野穂高の真冬日だけでは独りよがりなので、全国各地ではどうか、と考えています。と言っても、まずはデータを採取するところから始まるわけでして、今日はその準備として、例のPythonのプログラム言語を用い穂高を含めて、全国15箇所の気象フルデータを気象庁のHPからダウンロードしました。集計した地域は当ブログを見てくださっている方を念頭に選びました。下の画像は格納したExcelのファイルで各地のワークシートを切り取った画像です。この画像をクリックすると、このExcelファイルがダウンロードできますので、ご興味ある方はクリックしてみてください。ただ、主要都市のデータは各々が1875年を起点とした5万行以上もあってファイルサイズは61MB相当となり、ダウンロード後にこれを開くのも1分はかかるかと思いますので、ご承知おきください。

さて、題記の過去問題の予習です。上記のExcelファイルを元に以下のような設問を考えています。

  • 首都圏で東京、横浜は長い140年以上の歴史の中で真冬日はあったか?
  • 真冬日本家の北海道、札幌はさぞかしながらも真冬日の実態は?
  • 昨今、豪雪で荒れ狂った日本海側の主要都市と信州では真冬日がどちらが多いか?
  • 三浦半島の温暖さは如何ほどか?
  • 関西や名古屋、広島は真冬日があったのか?
  • そして、226事件は雪の中、寒さはどうだったか、そしてデータはあるのか?

等々、いろいろと面白そうですね。回答は後日、投稿したいと思っています。お急ぎの方は、上記のExcelファイルでデータ解析してみては如何でしょうか。

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スマホ、iPhone12miniに変更しました

昨年秋に発売となったiPhone12ですが、本日、auショップに行って機種変更してきました。今日が iPhone12 miniのデビューです。下の写真が新旧を比較したもので、左が今まで使用してきた第1世代 iPhone SEで、新型は横幅と厚みは従来と同レベルで少し縦長になったのが特徴でしょうか。色は5色の中で赤を選びました。青か赤かさんざ迷ったのですが、Youチューバーのセトッチが断然赤を気に入っていたので、思い切って真似てみました。データ移植はお店ではなく、自分でやらなくてはならず、結構手間がかかりました。電話、メール、住所録などは直ぐに復元できたのですが、クレジットやPayPayなどの決済を伴うようなアプリやLINEの引継ぎはちょいと悩みました。まあ、無事移植ができて一安心です。使い心地は従来品も同じバージョンのOSだったので大きな差は感じてませんが、しばらく操作勝手の確認等にハマりそうです。まあたらしく面白そうなことに気付きましたら、別途ご報告します。

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トランプゲームでレベル100達成

先日紹介したWindows パソコンのトランプゲームですが、本日ようやっと5種類のゲーム全てがレベル100に到達しました。記念に一番右のゲーム「TriPeaks」でレベル100を達成した時の様子を動画として録画しましたので、下の画像をクリックして再生してみてください。ド派手な花火が打ち上がりました。めでたし、メデタシです。

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真冬日、過去問題

昨日の安曇野・穂高は終日、零下の真冬日でした。今日の現時点までの気象データが右の画像で、時刻毎の気温は全て零下でしたが、最高気温は12:09にプラス0.2℃となり、2日連続の真冬日は絶たれました。この真冬日、過去はどんなだったか調べてみました。穂高の気象庁の気象データは1980年以降の観測となっていて、この41年間の各シーズンの真冬日の発生頻度は以下のグラフの通りです。今シーズンは先月が2回、そして昨日と既に3日間となっています。過去には、1980年度が33回と一番多く、全体平均は5.7日でした。連続真冬日の最長記録は5日間で、1980、1983、1989の各年度で観測されています。近年では3年前の2018/1/24〜1/26まで連続3日間の真冬日がありました。この41年間の傾向では、当初の5〜6年は真冬日の頻度が多く、その後は比較的落ち着いて多くても4〜5日と言ったかんじでしょうか。今シーズンは既に3日間の真冬日で、この先まだありそうな気配です。ご参考まで、安曇野・穂高の過去の最低気温は -17.1℃、最高気温の最低は-5.5℃でした。

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マルク・デュガン「透明性」を読んで

松本の図書館の新刊コーナーで見つけ、年末年始にかけて読んだ。フランスの現代作家が今から約50年後の世界を描いたSFめいた近未来小説だ。地球温暖化が進み生物の種を次々に絶やし、やがて人類も滅びようとしている時にデジタル化の進んだAI技術で個人データを吸い上げて鉱物からできた身体に移し替えて分身として蘇らせ、不死の世界を開拓した主人公の全世界を相手にした生き様が描かれている。最近話題となっているトランスヒューマニズムやアバターをモチーフにした感の小説だが、不死の実現のセンセーショナルで政界、宗教界のトップがうろたえ、これと渡りあった主人公が新たな神の出現の如く扱われて、読んでる途中から結末が気になった。近未来社会に蔓延する諸問題を浮き彫りにし、現代社会にも警鐘を鳴らしたが如く思われた本作だが、最後のトリックで少し興醒めの思いがした。そして、現実化しなかったトランプ政権の再選後の悪政やプーチン大統領も97歳での現役逝去などと過去事象として紹介されていて、名誉毀損の提訴もあり得るような書き振りに何もそこまでの感がした。

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忍び寄るコロナ

年末年始、ここにきて新型コロナの感染者が急増し本日は東京都で一気に2,447人となりました。そして夕刻には1都3県の緊急事態宣言が発令されました。毎日記録更新する凄まじさ、これはまだ前触れなのでしょうか。下の記事はネットからコピペしましたが、長野県でも3日連続の過去最多で、79人の感染者です。我がまち安曇野も5人と、確実に忍び寄ってきた感がします。不要不急の外出は一段と控えるようなご時勢と相成りました。

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Windowsアプリ、 トランプゲームでレベル100に到達

昨年4月のブログにて新規購入したWindows パソコンで、ゲームアプリのトランプゲームにいそしんでいる旨、記しました。基本的には右上画像の5種類のゲームがあって、それぞれにチャレンジしてきました。そしてついに本日、真ん中のFreeCellのゲームで右下画像の通り、レベル100を達成しました。現時点での進捗経過を示すと、下の画像の如くです。他のゲームもレベルは96以上で、今週中にはいずれもレベル100までもっていこうと思っています。下画像で赤字の時間はそれぞれのゲームの平均所要タイムです。例えば、FreeCellのゲームでは1回のタイム平均が22分程度で、レベル100まで到達するのに、680回挑戦しました。つまり、このゲームだけで、トータル時間は244時間、丸10日間要したことになります。まあ、この9ヶ月間、よくやってきました。励みになったのが、各5レベル毎にタイトルが更新され、70レベルで「天才」と名が付き、あまりの嬉しさにその後のタイトル名を記録してきました。その結果が、画像下に示した名前です。さて、このトランプゲーム、レベル100でいよいよ卒業するか否か、ちょっと迷っています。まあ、コロナ下で貴重な安らぎの時でした。

70 :天才、 75 :マスター、 80 :スター、 85 :エース、 90 :チャンピオン、
95 :レジェンド、100 :グランドマスター1

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山際淳司「スローカーブを、もう1球」を読んで

先月届いた高校の同窓会会報の中にあった記事に触発されて、題記の本を読んだ。およそ35年前に出版された本で以前には保有していたが今はなく、図書館でも撤収されていて松本の丸善で購入した。購入した文庫は昨年3月に改版7版として発刊されていて、衰えぬ人気に不朽の名作であることをあらためて感じた。本の内容はスポーツドキュメンタリー8作品、中でも有名な短編は題記のものが第8回日本ノンフィクション賞を受賞、そして筆者のデビュー作である「江夏の21球」も収録されている。スポーツエッセイの草分けで、徹底した取材に基づく冷静な分析と主人公の奥に秘められたナルシズムをうまく醸し出す作風はそれまでにはなく、そして今読んでも新鮮だ。私とほぼ同年配の筆者だが、46歳の若さで急逝されたのが惜しまれる。
さて、この本のタイトルの主人公は私の高校の元野球球児だが、冒頭の会報誌の記事で一昨年に亡くなった旨を知った。また逝去のニュースはNHKの特集でも放送されたようだ。記事の投稿者は主人公とバッテリーを組んだ人で、その思い出話に秘められた世界の広さを垣間見た感がした。このタイトルの短編は秋の地方大会までの話で、翌春の選抜甲子園が開催される前には既に雑誌に初出されてしまった。そして、甲子園の第1球は試合後のインタビューで応えた「大会で一番遅いボールを投げようと思いました」のスローカーブとなった。ところが、それは話題を集めたこの小説のイメージに乗ってしまった若気の至りで長い間、40代になるまで後悔することになったそうだ。物語の主人公は投稿者にとって違和感があり、それを最も強く抱いていたのはご本人だったようだ。1試合に2〜3球投げる程度のスローカーブの遊び球が筆者の目に留まり、これがウィニングショットのようなイメージで大会前に世間に広まってしまったこと、を私は今になって知った。物語では『ピンチになれば逃げればいいんです』とあるが、実際はインコースのストレートで真っ向う勝負する強気のピッチングが信条であったと知り、私としても悶絶する思いがした。そして「世の中には何一つノンフィクションのドキュメンタリーなどはない」と豪語した著名な映画監督の言葉が心によぎった。
さて、長くなったついでに今回の同窓会会報の別投稿から本件に関わるよもやま話を2つ。創立1897年、120数年の歴史の中で甲子園初出場を今回の主人公達が達成したが、この快挙の当時にかのF元総理は野球部員全員に中国料理のフルコースを振る舞い、一昨年亡くなったN元総理は練習グラウンドに出向き部員一人一人に「さわやかにベストを尽くせ ただそれだけでよい」と記した自分の色紙と伊勢神宮の御守りを手渡したそうだ。

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ブログ、再開しました

年末、年始としばらくお休みしましたが、本日からブログ再開します。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。年始早々に1都3県での緊急事態宣言が取り沙汰され、今年もコロナで不穏な幕開けです。どうか、鎮静化して欲しいと祈るばかりです。
さて、年始にかけて当ブログのメニュー「天気アーカイブ」をマイナーリフォームしました。黒いメニューバーで「天気アーカイブ」をクリックすると、右画像の画面になります。プルダウンメニューで今年12ヶ月分のリンク先設定をしました。各月の気象データが出揃うまでは、下のグラフのように平年(過去30年平均)の日毎データとその月間値集計の表を表示するようにしました。また、右画像の天気アーカイブ【補足説明】をアップデートし、一連の気象データの元となるExcelファイルの最新版をダウンロードできるようにしました。Excelのグラフ表示などにご興味ある方はぜひご覧ください。

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当ブログ、この1年を振り返り..

今年も残りわずかとなりました。当ブログですが、2013年3月に開設し、丸8年近くとなりました。右の表がその間に投稿したカテゴリー別の集計で、その多い順に並べました。8年の累計の中で多かったカテゴリーは、「挨拶」「読書」「ガーデニング」の順で、12位までが3桁の投稿数、それ以下は投稿数がかなり少ない印象です。でも、この1年を振り返るとガーデニングは減り、ウォーク・サイクリングがかなり進出した感がします。下表は各年のカテゴリー別の投稿数を示し、括弧書きの数値は各年度のカテゴリーで大きい方からの順です。投稿数0はその年まではカテゴリーが存在しなかったのですが、例えば ウォーク・サイクリングは2018年から登録し、今までの山カテゴリーと分かち合って分散した感がします。その分、最近の山登りは高山から低山や平地にシフトしてきたのでしょう。さて、今年に注視してみると、

①読書は各年度とも高順位ですが、今年はコロナで読書量も多かったせいか、3年ぶりに1位に返り咲きました。
②IT/PC/HP関連は1年おきに1位となる傾向があって、ときどきでパソコン環境の変化が影響したものだと思います。2年前はMac本体を更新し、今年はWindowsマシンやWatchを購入しました。また、今年はプログラミング言語「Python」に挑戦した年でもありました。
③挨拶は日々の何気ない出来事を綴ったものが多く、自分としてはブログのネタ切れ感が否めないカテゴリーですが、ブログを持続させるのに存在感があります。
④4位がイベントとなりました。コロナ下でイベントどころではないだろう、と思いきや、「プレミアム商品券」「Go To 何やら」等でコロナならではのイベント、といろいろあるものです。
⑤5位の写真・絵は当ブログのお家芸で、Monthly Photoだけでも件数が伸びる稼ぎ頭です。昨年末カメラを新調しましたが、出来栄えが向上したか微妙です。
⑥6位以下で毎年気にしているのが、「山」「スキー」「音楽」ですが、今年も低調でした。それでも、新規の山を少なくとも1つはと年度目標にしていて今年は斑尾山に登り、北信五岳の4山まで達成しました。残りは戸隠山のみですが、難所の「蟻の門渡り」が行手を阻んでいます。「スキー」は再興を狙ったのですが、コロナと雪不足でボチボチでした。
⑦音楽の投稿が極端に少なかったのはやはりコロナでコンサートに行かなかったのが響きました。また、2015年頃はピアノレッスンで明け暮れたりしていたのですが、今でも細々とやっています。

ざっと見、こんなところでしょうか。この1年、当ブログをご閲覧いただいた皆様には、大変感謝いたします。今年は本日をもって最後の投稿とし、年末年始のブログはしばらくお休みさせていただきます。また来年、お会いしましょう。

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