悩ましかったプライムデー、いろいろと物色しましたが、結局、何も買いませんでした。衝動買いは若さの特権かも知れないと、今更ながら歳を感じてしまった昨日今日です。
ところで、今話題の新型コロナのワクチン接種案内が届きました。本日、早速予約して何とか2回目も来月中に接種できるよう申し込みました。場所は近場の集団接種会場です。政府の意向通りとなりそうです。片や、うちのオバはんにはまだ通知も来ていません。
来た!ワクチン案内
悩ましい?プライムデー
妙なタイトルで恐縮です。実は、今日明日の二日間はAmazonの年1回のプライム会員大感謝祭が行われています。多くの物品が最大30%OFFのようで、思わず心ときめいてしまいます。本当は今はプライム会員ではないのですが、よく見るYouTuberサイトのカズチャンネルでこの開催を知りました。まずは開催に関わる以下のカズちゃん動画をご覧ください。気になる物品が目白押しですね。
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白馬飯店
今日の散在メモから、ビール瓶
本日、とあるスーパーに出かけたら、下の写真のビール瓶を見かけました。ラベルがないのです。細かくは飲み口近くに巻紙がありますが、この種の瓶はラムネを除いて今まで見た記憶がありません。これも時勢に応じて、エコの環境対策なのでしょう。巻紙も簡単に取り外せそうでいいですね。アルミ缶ではないのでリユースできるし、多くの飲食料容器もこのようになって欲しいものです。
ビーナスライン周遊
今日は梅雨の晴れ間、うちのオバはんとビーナスラインをドライブしてきました。コースはいつもとは逆で、三才山トンネルから上田市に抜けて長和から白樺湖に行き、ビーナスラインで霧ヶ峰、美ヶ原から松本に下山しました。道中の様子を以下の写真に示します。平日とは言え、コロナ下か人出はほとんどなく空いていました。霧ヶ峰ではレンゲツツジが咲きほころんでいましたが、若干ピークを過ぎた感じです。山々の新緑が目に染みる行楽で、久方ぶりのドライブでした。
- 上田市長和の道の駅
- 白樺湖から見る蓼科山
- 白樺湖畔の鳥
- レンゲツツジと蓼科山
- 霧ヶ峰のレンゲツツジ
- 遠くに見える美ヶ原
- ビーナスラインの三峰山
- 三城牧場から見る美ヶ原
高瀬隼子「水たまりで息をする」を読んで
前回に引き続き、芥川賞候補で題記の作品を収録した雑誌を読んだ。突然、風呂に入らなくなった夫に接する妻の奮闘を描いた小説で、主人公を第三者の「彼女」として登場させている。30代の夫が風呂に入らなくなったことから物語が始まり、何ヶ月も入らない状況をつぶさに観察して嗅覚を交えた堪え難い描写が延々と続いて辟易とした。当初は風呂に入らなければどうゆう状況になるか興味も湧き、それっぽい真実味も出ていて面白かったのだが、それが終始した物語となると小説の題材として如何なものかと思わざるを得ない。今回、芥川賞候補となったので最後まで目を通したが、そうでなかったら途中放棄すること間違いない。芥川賞候補に選出され新人作家として光るものがあるには違いないのだろうが、それを見出せずに読み終えて疲労感だけが残った。
今日は芝刈り
梅雨入りしてこのところ、梅雨らしい天気が続いています。庭の芝も草なので、雨と気温の高さが相まって生育が勢い付いてきました。雨の合間をぬって今日は午前中に芝刈りしました。前回の芝刈りが6月3日だったので、ほぼ半月ぶりです。午後にはまた纏った雨が降った後の夕刻に撮った写真が以下です。庭の全面に芝が一様に生え揃って、いい感じになってきました。うっとおしい梅雨ですが、庭や畑の植物にとっては恵みの雨なのですね。降りすぎるのも困りますが、今のところは穏やかな日々と言ったところでしょうか。
石沢麻依「貝に続く場所にて」を読んで
今般の芥川賞候補で題記の作品を収録した雑誌を読んだ。題材は先日の同じ芥川賞ノミネート作と同様の東日本大震災をテーマにしている。しかし、両者の内容はまるで違うことに驚いた。本作の文章は容易でなく難解で、一文一文を噛み締めながら読まないと、脈略が掴めない。まるで哲学書の如くで、筆者の素性を調べるとドイツ在住でハイデルベルク大の博士課程に在籍する女性だ。物語は9年前の震災で行方不明となった知り合いがドイツの街中に現れるところから始まり、舞台は終始ドイツで、時空を超えて幽体離脱のように扱われる様はオカルトぽい感じだ。当初は斬新で格調高く純文学の香りもして芥川賞作に一番近いのではないかと思えた。が、震災以外でも幽霊となった日本人やドイツ人の死者とその家族も出てきて渾然一体となって、結末がぼやけてしまい中途半端になった感がした。結局、厚化粧した消化不良の物語に終始しただけのように思えた。
梅雨とは違った雨?
澤田瞳子「星落ちて、なお」を読んで
第165回(2021年上半期)直木賞にノミネートされた題記の小説を読んだ。読み始めたのが昨日、そして深夜の2時で一旦中断して今朝には読み終えた。怒涛の1日半、今こうしてブログ作成している夜半まで読後の余韻にどっぷり浸かっている。数日前から読み始めた今回の芥川賞・直木賞候補、いきなり直木賞の本命にぶち当たった感じがする。この作家、今回の直木賞ノミネートは実に5回目で、その分、私もこの作家の作品を読むチャンスが多く、いつもながらその力量に圧倒されてきた。でも、今回は今までで1番のインパクトがあって彼女の代表作の一つに加えてもよい感じがした。幕末から明治にかけて活躍した絵師、河鍋暁斎(かわなべきょうさい)の娘、とよが絵師として葛藤する半生を描いた作品。書き下ろしではなく、一昨年7月から今年1月までの雑誌掲載を束ねたもので、巻末の参考資料四十余冊を踏まえながら代表作に匹敵するような作品に仕上げた凄さが本作に滲み出ている。表紙の挿画は主人公自身が描いた作品、単なる伝記を超えた生き様、人間模様、人生の機微に圧倒され、ぜひお勧めの1冊だ。






















