カメラ事情(その6)ミラーレスカメラ選び

本シリーズ、だいぶ回を重ねてきました。この辺りで終結したく、カメラを最終的に選定し購入するに至った流れを記して閉じたいと思います。前回までにおよそのニーズからまずはクオリティ優先で絞り込むも、フルサイズは自分にとっては利便性に難点があり諦めざるを得ず、ターゲットをAPS-Cサイズのミラーレス カメラにしました。従来ニーズを基本にその延長上で、最終段での狙いを整理すると、

  • ホールドし易いように出っ張った握り部分がある方がよい
  • 重量は軽いほどよいが、あまりにチープな感じとなってしまうのも微妙
  • ファインダーは写りが綺麗で、被写体を直視できる光軸上にあるのがベター
  • 操作ボタンは多すぎず、かつ少なすぎず使い勝手のよさが決め手
  • キットレンズはズームタイプで携帯性のよい小型があるとよい
  • オートフォーカスは瞳AFも付いていて、レスポンスがよいこと
  • 画質はデモ機をいじっただけでは分からないから、ネットの口コミ等を参考

まず、右手で握るグリップ部ですが、全くフラットのタイプから右の画像のように出っ張る様々なものがあります。一眼レフカメラは交換レンズ部が出っ張るので、どうせ出っ張るなら充実した握り部のある方がベターです。実際に握ってみると奥が深い方がとても操作性がよいです。次にファインダーですが、右画像のSONYは左隅にあって、光軸からずれています。CANONはオプションでフラッシュシューの金具に取り付けるタイプですが、Nikonと同様にファインダーは鼻と干渉しないよう背面に出っ張ります。各自の好みでしょうが、私は少し出っ張ってもファインダーはやはり光軸上にあるのが好みです。
さて、操作ボタンですが、一眼レフカメラはセレクトダイヤルをはじめプッシュボタンや回転ダイヤルなどが所狭しと並んでいます。左の画像で、モード選択する回転ダイヤルは上面に3つもあると、使いやすそうに見えても微妙です。私自身の好みでは、ファインダーを覗きながら、いろいろと操作できるものが望ましく、左画像の右下の写真のようにメインとサブの回転式ダイヤルが便利そうです。親指と人差し指でこのダイヤルを操作しつつ、背面や前面のプッシュボタンでファンクションのモード切り替えをしながら、メインとサブのコマンド操作をするタイプです。絞り、シャッタースピード、ISO感度、露出明暗などがこのダイヤルでファインダーで被写体を見ながら操作できるのが最高です。まあ、操作類は個人の好みで大きく分かれるところです。
最後に付属のキットレンズです。
APS-Cサイズのミラーレスカメラで、今現在出回っている中から人気機種を上記に4つほど選んでみました。各社で商品化しているダブルズームキットセットで、およその実勢価格は上記の通りです。2本のズームで焦点距離はそれぞれ各社で若干の違いはありますが、ほとんど似た焦点タイプです。携帯する際に気になったのが、Canonは短焦点のズームレンズでも少し長めで持ち歩きにくそうです。各社レンズの写り具合ですが、従来からキットレンズは所詮キットで安くてお得というのは実は裏腹とよく言われているようです。「キットレンズ使うぐらいならコンデジのほうがいいよ」と揶揄されるくらいのようですが、本当にそうなのか当初、悩みました。先月新発売になったNikon Z50のキットレンズは評判は悪くはなさそうで、クオリティは口コミ情報を参考にして、最終的にはNikonのZ50を選んだ次第です。今回のブログはだいぶ長くなってしまい恐縮です。最後までお読みいただいた方には、頭の下がる思いです。新規購入したカメラの使い勝手などは、今後も折に触れてブログ投稿していきたいと思っています。

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第162回芥川賞・直木賞候補の発表

本日、題記の件で発表がありました。芥川賞、直木賞ともノミネートは各5作品です。このところ、読書から遠ざかっていましたが、ニュースに接してにわかに読書欲にかられました。まあこの先、年末年始でどこまで読めるか微妙ですが、とりあえず図書館に予約を入れることにしました。各賞の受賞発表は2020年1月15日で、それまでに何冊読めるでしょうか。

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隣組、ホームパーティ

今日は同じ団地内のお隣さん6人が集い、我が家でホームパーティが開かれました。3家族で料理を持ち寄り、食べて飲んでの忘年会です。信州サーモン、盛り合わせ小鉢、つくね、サバの薫製、ラザニア、こだわりサラダなど、次から次へと多彩な御馳走は今日この日限りの贅沢です。右の写真を見てください。松茸の土瓶蒸しまで登場し、まるで高級料亭が如くです。お酒も格別、話も盛り上がってあっという間に夜もふけました。外はマイナス2℃ながら、薪ストーブで汗ばむほどの一夜でした。全くの上機嫌に酔いしれましたが、準備した奥様方はお疲れ様でした。

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ポインセチア、この3年間

冬場の我が家で、彩り豊かなのがポインセチアです。冬の寒さに弱いので11月初旬頃から屋内に取り込んで、今や薪ストーブの前で鎮座しています。毎年、同じように設置していて、この3年間の推移を写真で見比べてみました。3鉢の中で古いもので8年目、7年目そして白は5年目です。白がようやく一人前の大きさに育ち、赤の仲間入りをした感じです。それにしても結構な年数、毎年楽しませてくれます。真冬に彩りがあるのはいいですね。

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2020myカレンダー(その5)印刷

掲題シリーズですが、完成したpdfファイルを実は今日になって、印刷してみました。纏めて十数部、印刷してみました。その一部を写真に撮ったので右の画像です。1部、13ページですが、プリンターを2Lサイズに設定してpdfファイルを1部づつ印刷実行しました。無事、ノントラブルで印刷できました。以下の画像は左が閲覧用のpdfファイル、右が元となったExcelファイルのダウンロード用のものです。

印刷にご興味ある方は、左画像のpdfファイルを右クリックしてダウンロードして、お試しください。もちろん、右のExcelファイルを編集、カスタマイズしてご自分のオリジナルカレンダーに変更することもできますよ。

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白菜漬けを前に

今日のブログはうちのオバはんネタです。そして久しぶりに菜園にまつわることで恐縮です。私自身はほとんど畑にいかないのですが、オバはんはほぼ毎日のように精を出しているようです。もう冬場で出番はないのかと思いしや、まだ冬野菜でいろいろと取り込み中で、写真は白菜漬けにするための日干しを畑で店開きしていました。私はと言えば、冷やかしで写真撮影に臨んだところです。全くの不謹慎で恐縮ですが、聞くところによれば生育した白菜はおよそ3.5kgの重さで、これを切り分けて半日から1日ほど日干しして乾燥した後、漬け込むとのことです。写真はと言えば本来、新鮮さや美味しさを表現すべきところでしょうが、写真技術のイロハばかりが気になってボケ味を出すにはどうすればいいか、などと試行錯誤した1枚でした。

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カメラ事情(その5)ミラーレス ・フルサイズカメラ

さて、一眼レフカメラの選定です。機種は実に多く、バラエティに富んでいます。まずは狙いを定めて絞り込むことにしました。狙いとしては、

  • コンパクトで軽量であること
  • ファインダー付きで、かつEVF(電子ビューファインダー)が高精細であること
  • 解像度は2,000万画素程度で、あまりよくばらないこと(高解像度はファイルサイズが巨大化して、パソコンのストレージを逼迫する)
  • イメージセンサーはフルサイズか、若くはAPS-Cの大きさは確保できること
  • 動画は4K及びフルハイビジョン60コマ以上に対応していること
  • WiFiとBlutooth機能有りで、位置情報がスマホのGPSを介して記録できること(できればBluetooth Low Energy対応だと軽登山時の記録にも安心です)

さて、このニーズで探すと、まずは写真クオリティからフルサイズセンサーのカメラがどうしても気になります。ここ数年に発売されて人気の高いフルサイズ機種はミラーレス一眼 の以下の製品で、実際に何度も量販店に足を運び手にとって検討してみました。色付き数字はいずれもボディ単体の数値です。CanonのEOS RとNikonのZ6はどうしても大きすぎます。どうかして、EOS RPとSonyのα7Ⅲが携帯できる許容範囲のようですが、それでもEOS RPは持て余す大きさに思えてきました。α7Ⅲは少し重いのですが、RPにはないボディ内手振れ補正があったり、動画や動体のオートフォーカス性能がより優れていて、総合的にα7Ⅲが一番気になる製品でした。また、この1年ほどは価格.comサイトで一番人気の製品のようです。

さて、上記はいずれも高価なカメラで、写真品質的には申し分ない製品ですが、レンズも大きくて重く、どうしても持て余すに違いありません。やはりコンパクト性を第1に考えると、APS-Cサイズのミラーレス カメラが一番狙いの感を強めました。この続きは次回と、させていただきます。

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今日は山がよく見えました

今日の安曇野穂高はいくぶん寒気が緩み、放射冷却による名物の朝霧がなく、山がよく見えました。ゴミ出ししたついでに、新調したカメラで早速、朝の山風景を撮ってきました。レンズは2つのズーム付きを購入したのですが、片方の望遠側のレンズのみを持ち出しました。途中、両方持ってくればよかったなと思ったのですが、よって今日は少し望遠側の風景となりました。以下、ご覧ください。実際は少しかすみがった山風景でしたが、よく撮れたと思っています。

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カメラ事情(その4)一眼レフの持ち歩き

カメラ選定を一眼レフに絞りました。その昔は一眼レフと言えば、ゴツく重いカメラの代名詞でした。ファインダーで覗いてレンズからの映像をミラーを介して視認するので、メカ上カメラが大きくなるのは必然でした。そこに登場したのがミラーレス カメラです。どうせ背面液晶で映すのだから、ファインダーの中にも液晶を埋め込んで見れるようにしたものです。これで小型化、軽量化にはずみがつき、機種もいろいろ出回って、中には長時間でも持ち歩けそうな代物もありそうです。でも登山やウォーキングでは、カメラを首からぶら下げての歩行はかなわず、さりとて、ここぞと言うシャッターチャンスには即座に構えて写真が撮れることが大事です。そんな都合のよいカメラホルダーがないか、ネット検索してみました。すると、幾つかのメーカーで良さそうなものがありました。人気や評判のよいメーカー品のコマーシャルビデオを以下2つ、転載しました。

どうでしょう。これなら軽登山にも携帯できそうな気になってきました。さて、カメラ選択の許容範囲が拡がったところで、本命のカメラ選びはこの先どうしたでしょう。長引いて恐縮ですが、続きはこれまた次回にしたいと思います。

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カメラ事情(その3)機種検討

カメラを新調するにあたり、機種選びをこの夏頃から検討してきました。カメラの形態としてはコンデジ、一眼レフ、そしてスマホの3つに大きく分けられると思います。「コンデジ」は山や海などのアウトドアでも手軽に持ち運びて使える堅牢なカメラ、「一眼レフ」はきれいな写真が撮れる、スマホはコンデジよりも更にコンパクトでかつ操作がとてもシンプルなのが特徴です。それぞれについての大略を見ると、

【コンデジ】ほとんどの機種が胸ポケットに納まるコンパクトなタイプで、昨今の機種で高機能はものは、

  • イメージセンサーが従来の小型から1型となった
  • 画素数は大きいもので約2,000万画素
  • 液晶画面の他、ファインダー付きもある

【一眼レフ】
レンズ交換できる機種で、小型化のためにミラーレス タイプが今や話題となり、

  • イメージセンサーはAPS-Cもしくはフルサイズが主流
  • 画素数は2,000〜3,000万画素が中心

【スマホ】上位機種のものは、

  • カメラレンズが複眼化して2〜3個のものが主流
  • イメージセンサーはiPhone11が1/3.6型
  • 画素数は大きいもので4,000万画素
  • 4K動画にも対応
  • 望遠は光学2倍が主流

 

さて、大きく3つのタイプに別れる中で、その主な違いはイメージセンサーとレンズ径の大きさですね。画素数は各タイプ、あまり差がないのですが、被写体からの光量をたくさん取り込んでレンズ越しに結像するエリアが広いほど明るく綺麗な写真になるはずです。コンデジやスマホは最上位機種でも10万円そこそこですが、一眼レフはレンズまで含めると数万円から数百万円まで幅が広い世界です。今までにコンデジタイプしか使ってこなかったのですが、一眼レフに触れてその使い心地がどんなものか、ここにきて興味津々となりました。そこでカメラ選定は一眼レフカメラに絞り込み、気軽に持ち運べて、できれば軽登山にも持参できるものはないかと、検討しました。この続きは次回にしたいと思います。

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