1/16発表の第160回芥川賞受賞作のひとつを読んだ。仮想通貨「ビットコイン」に精出す主人公をはじめ、中絶や離婚にトラウマを抱えた恋人、作家志望の同僚が混然と絡み合い、加えて開発中止となったダメ飛行機のエピソードがとめどなく出没して何のことやらさっぱり分からない本だった。少なくとも、老後の読書タイムに安息を求める本でないことは確かで、いつもながら芥川賞の特徴である退屈さが全面に出ていた。
上田岳弘「ニムロッド」を読んで
今日は松本見学に?
今日は岩岳スキー場
今日はうちのオバはんは留守居で、2人で岩岳スキー場に行ってきました。途中から昨日来の雪で道路は白くなり、車の流れが遅くなって岩岳まで1時間半近くかかりました。岩岳は今季2度目で、午前中は雪、午後は時々日が差す陽気でした。今日の様子を4枚の写真にまとめると、まずサウスゲレンデは珍しく競技大会をやっていました。マウンテンサイドは昨日から今季初めてフルオープンとなり、2番目の写真の両側、AとBのコースが新たにオープンしました。3番目の写真は新しくできたカフェから撮った風景で残念ながら1月4日のような白馬三山は見れませんでした。最後の1枚は珍しい車のナンバープレートを見つけて、思わずシャッターを切りました。富士山のカラー版のプレートはカッコいいですね。今日の岩岳、新雪が5cmほどあって滑りやすく、今季一番の滑り心地でした。これからまだまだいけそうです。
初日は鹿島槍スキー場
雪の日は暖かい?
昨日のブログで雪らしい雪が降っていない、と書いたとたん本日は雪になりました。朝起きた時に何となくいつもの寒さじゃないなあとカーテンを開けると、外は雪でした。写真は昨日と同じ場所で撮ったものですが、様変わりですね。気温はと言えば、今朝の最低気温はマイナス1.1℃で、平年の今時分より5℃ほど高い朝を迎えました。どんよりとした雲が上空の寒気を遮るのか、天気の悪い日の朝ほど気温は高くなるようです。でも、日中は太陽から見放されて気温が上がらず、午後から晴れたものの今日の最高気温はプラス2.0℃でした。それでも道路は乾き、雪もかなり溶けましたが、総じて寒い1日でした。さて、
雪の日は寒い?、それとも暖かい?
こちらに越して丸7年、まだ結論が出ません。
安曇野の降雪境界?
中野市の道の駅
昨日出かけた斑尾スキー場の帰りに近くの道の駅に寄ってみました。その名を「ふるさと豊田」と言うところで、毎年この時期に立ち寄る道の駅です。中の様子を撮ったのが、右の写真です。どうでしょう、両側にりんごが勢ぞろいした様は何とも立派です。年が明け、この時期になると県内の大方の売場ではりんごはメジャーではなくなって品も少なくなるのですが、ここでは堂々としています。それもそのはず、まだまだりんごが美味しいのです。早速、購入して家で割ってみると蜜がたっぷり、そしてシャキシャキ感もあってとても美味しくいただきました。収穫してからだいぶ日にちは経ったのでしょうが、どのように保管していたのか、どうして中野市のりんごは保存状態がいいのか、いつもながら感心しました。
斑尾スキー場に行ってきました
今日はうちのオバはんと斑尾スキー場に行ってきました。本日の行動をスマホで記録したのが右のグラフ、下が撮影した写真の代表例です。右のグラフから本日の移動総距離は33.0km、時間にして5時間25分でした。写真からはこの斑尾スキー場、ド真ん中に県境が走っていて、長野と新潟の県境にあります。このスキー場はこじんまりとした比較的小さなスキー場ですが、コースがバラエティに富んでいて面白く、うちのオバはんも気に入っています。毎年、1回は必ず斑尾詣(もう)でして、今回もやってきました。左から2番目の写真はアクセスのよさを示すもので、滑走コースが無料駐車場の脇まで来ていてとても便利です。今日はとても穏やかな晴れ間の続く日で、遠く妙高山も見えました。3番目の写真がレストランから見た風景ですが、垂れ下がるツララも半端じゃありませんでした。4番目の写真は余録です。数あるトイレの中で、左上の物体を見てくだい。手を乾燥させるブローアーはよく見かけますが、これは頭を乾かすブロアーと表示していました。どんな人がこれを利用するのでしょうか。これはレアだと記念に写真に収めてきました。今日、1日オフピステ・エリアが充実する当スキー場で存分に楽しんできました。
司馬遼太郎「竜馬がゆく」を読んで
この1ヶ月ほどで題記の本を読んだ。その前が「翔ぶが如く」で、これが司馬遼太郎の晩年に近い作なのに対して「竜馬がゆく」はほぼ処女作に相当する。両者とも明治維新前後の物語で時代は似通っているのに作風が様変わりしているのは作者の書いた時期がかなり相違するからだろう。と、最初は思っていたが、読んでみてどうやらそれだけではないように思う。「翔ぶが如く」は明治維新幕開けの混沌から西南戦争の破局に至る悲愴感が随所に漂うが、「竜馬がゆく」は暗殺で悲痛な最期を遂げるが、この人物の並外れたプラス志向は底抜けに明るく全体的にワクワクと心踊る思いがする。この傑出した人物は幾多の難関を超然と乗り越え、その凄さが快活さと共に網羅されていて心地よい。竜馬は今日でも話題豊富な人物として取り沙汰されていて、それなりに理解していたつもりだったが、この本を通じて知った新たなこととして、
- 「人は皆平等な日本人」だと自覚していたのは坂本龍馬が日本の有史以来初めての人物のように思う。維新に至っても相変わらず藩閥から抜けきれず闘争に明け暮れて、国民平等の国家思想を持つ人は稀有だった。
- 龍馬は明治憲法に連なるビジョンを持ち、その礎を作った。倒幕の志士は倒幕そのものが目的で、維新のビジョンがなかった。
- 資本主義、株式会社の概念をすでに持っていた。
- 富豪の家に生まれ、剣は北辰一刀流免許皆伝の凄腕で、桂小五郎も剣の達人だった。
あまりにもカッコ良い竜馬が描かれ、フィクションが多すぎると苦言を呈した歴史家もいるようだ。しかしながら、近代の自由平等の思想の先駆者で、殺戮よりも平和裏に倒幕することに燃えた志士に違いなく、圧倒的人間力をもって幕末を疾駆した奇跡的な人物であった。
年明け初のウォーキング
今日はうちのオバはんと年明け初のウォーキングです。右の画像が本日の歩行データですが、歩数にして18,442歩、総距離は13.22kmのウォーキングでした。地図に赤丸数字を付けた所で撮った写真が下の4枚です。今日のコースは住んでいる穂高から豊科への周遊で、往きは用水路沿いのセギ(①)を、帰りは田園を中心に歩きました。久しぶりに途中で見たのが②のVAIO本社工場です。SONYから独立し、従来ネームで今も頑張っています。昼食はよくやるコンビニのイートインで、お気に入りは焼きそばパン他です。豊科に行ったので、ついでに市役所(④)に寄ってきました。何も用事はなかったのですが、トイレ休憩にしては立派過ぎる調度品(イス、テーブル)でした。今日は日中の気温が8.6℃(平年より4〜5℃高い)まで上がって暑くも寒くもない、とてもよいウォーキング日和でした。真冬に歩くのもいいですね。
- ① 堰(せぎ)沿いの遊歩道
- ② 頑張るVaio本社
- ③ 7(セブン)イートイン
- ④ 安曇野市役所
カテゴリー: ウォーク・サイクリング
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