昨日に引き続き、今日は白馬岩岳スキー場に行きました。天気はあいにく雪模様で、朝のわずかな時間帯に少し晴れ間があって、その時に撮った写真が右です。山一面が新雪の樹氷に輝いていました。下の写真は今日のゲレンデの様子です。雪質は昨夜来の新雪が10cmほど積もってご機嫌な滑り心地でした。右下の2枚はマウンテンビューサイドのAとBコースで、久しぶりにこのオフサイトコースを滑りました。新雪がとてもソフトに板に馴染んで、非圧雪ならではの開放感でした。
- ① サウスゲレンデの様子
- ② 何となく幻想的です
- ③ ビューAの沢下り
- ④ ビューBの壁手前から








文芸雑誌に収録された第160回芥川賞候補作のひとつである題記の本を読んだ。他の芥川賞候補作が中編なのに対して、本作は原稿枚数が半分ほどの116枚で短編に相当する。読む量が少ない分、内容も範囲が狭くてスケールダウンした感じだ。「生と死」についてあれこれ考える主人公だが、ストーリに起伏が感じられず単調で、小説というよりか随想を切り取ったイメージが強い。経歴は元自衛官とのことで、体験を通じた創作なのだろうが、今の若者の心理を描いた風ではなく、偏った人物の独りよがりの感じがした。





今話題の第160回直木賞受賞作を読んだ。沖縄の戦後から返還まで20数年の若者たちの物語で、ジャンルはミステリーの部類だろう。3部構成の凝った内容でストーリ展開もバラエティに富んでいた。今だ尾を引く基地問題の根底を掘り下げて、昔話や伝承の類までを織り交ぜながら怒涛のごとく突っ走る小説だ。切り口はヤクザ社会を全面に出したような語り口で、数年前の直木賞受賞作家、黒川博行を彷彿させた。全537頁の長編だが、飽きさせず最後まで一気読みできて面白かった。いつもはうちのオバはんと直木賞受賞作品をバトンしながら読んできたが、今回はバイオレンス味の作風に躊躇したか、おばはんは読むのを諦めた。女性向きの小説ではないのかも知れない。

