シリーズ第4弾はラジオ放送アプリの「NHKらじるらじる」と「ListenRadio( リスラジ)」です。「らじるらじる」はインターネットでNHKラジオの放送が聴けることは周知のことと思います。オンエアの生放送が3局と聴き逃した番組を過去1週間まで遡って聴くことができます。語学番組を聴くにはこのアプリが最強のツールなのでしょうが、今や語学講座を聴くには年をとりすぎました。かと言って、ラジオ深夜便を唯一の楽しみにするにはまだ早いといった感じで、私のiPadの「らじるらじる」には下の画像のように「お気に入り」を幾つか登録しています。生放送ではなく聴き逃しの中から拾って聴いていますが、ドラマや朗読などは音の世界のみの方が色々とイメージが湧いてテレビよりも楽しく感じることもあります。寄る年波で結構聴き漏らしをするので、前後に10秒間スキップできるのも重宝しています。
次なるアプリ「ListenRadio( リスラジ)」は全国のFM放送が聴けるもので、過去に遡って聴く「聴き逃し」対応はしていません。他のアプリにはない地元の「あづみ野エフエム」が聴けるので、たまに聴いています。松本にはFM局がないのに安曇野・穂高には放送局があるのです。そして郵便配達員のAさんがイレギュラーながらよく出演していて、配達時にうちのオバはんに予告があったりして、ラジオがとても身近に感じたりしています。
田舎暮らしのラジオ生活(その4)
ユッシ・エーズラ・オールスン「特捜部Q キジ殺し」を読んで
「特捜部Q」シリーズの第2作目を読んだ。前作の話も所々顔を出し、シリーズ物として奥行き感が出てきた。今回挑む未解決事案は二十年前の連続暴行致死事件、その中心人物は女性で強い女性が物語の中心となるのは1作目と同じだった。犯行の残忍さと、それを追う捜査陣のコミカルさのギャップが何ともこのシリーズの魅力となっている。今回は特捜部に新人女性が加わって3人となり、新人らしからぬ異彩さを放ってドタバタがさらに加速し、事件解決のスピード感も増した。今回で本ミステリー・シリーズを2作読んだが、共通しているのは犯人が最初から分かっていて、特捜部がパズル解きをしながら次第に犯人に迫るのだが、最後がスマートに終局せずに犯人の逆襲に遭って負傷し、弱い警察官を露呈している。ダーティハリーやダイハードのような強靭さはどこにもない。特捜部そのものも数名の弱体組織であり、その中で極めて個性の強い者同士がコミカルに演ずる様がシリーズ最大の売りなのだろう。しばらくこのシリーズにハマりそうだ。
田舎暮らしのラジオ生活(その3)
掲題シリーズ、第3弾は前回取上げたアプリ「radiko」に引き続き、次なるアプリ「ラジオクラウド」です。ラジオクラウドはオフラインでお気に入りのラジオ番組を聞くことができる無料アプリです。主な機能として、
■お気に入りのラジオ局から番組エピソード(ポッドキャストとも呼ばれています)をダウンロードして聴くことができる。
■一度ダウンロードしたエピソードはマイリストに登録して管理でき、ネット接続しないオフライン状態でもエピソードが聴ける。
上の画像の左がアプリのホーム画面で、ラジオ局ごとに番組エピソードが表示されていて、例えば「安住紳一郎の日曜天国」と言う番組をクリックすると、上の中央画面のように過去の放送分が列挙され、これを個別にクリックして聴いたり、マイリストにダウンロードすることができます。上の右画面がマイリストの画面です。上の例では「安住の日天」の他に「久米宏ラジオなんですけど」をダウンロードした状態を示しています。このようにして、過去に放送されたものを遡って聴いたりダウンロードして保存することができるのです。もちろん、削除も簡単です。「安住の日天」はradikoでライブ放送を聞き逃した時はこの「ラジオクラウド」で聴いたりしています。このアプリの長短は、
【長所】マイリストで管理すると、番組の途中で聴くのを止めても、次に再生すると前の続きから聴くことができる。これは便利。
【短所】ラジオ局は限定されていて、かつそのラジオ局のすべての放送が番組エピソードになっているわけではない。また、番組エピソードは実際の生放送の全部が録音されているわけでなく、例えば2時間放送ものは20分程度にダイジェスト化されているので、本放送と同じではない。
と言うことで、私の場合はこのアプリでは5つほどの番組エピソードを現在、聴いています。
ウィンターコンサート
今日は久しぶりにコンサートに出かけました。ここ安曇野でこの時期、定期的に開かれるコンサートです。今年も夏場にこの地でオーディションが開かれ、上位入賞者のお披露目コンサートがこの年末に開かれました。今年も出演者は女性です。高校生からプロの卵まで、その技量は本物でした。今日は定番のクラシックからクリスマスのポピュラーまでバラエティ豊富な演奏会で、会場のホール(定員200名)は満席の盛況でした。近場で、運動不足もあって歩いて出かけました。往復30分の距離ですが、午後5時過ぎはもう暗いのですね。誰も歩いておらず、何とも寒々とした帰りでした。でも、心はとても暖まった感じです。コンサート、たまにはいいですね。
田舎暮らしのラジオ生活(その2)
掲題シリーズ、第2弾は前回取上げた5つのアプリの中でradiko(ラジコ)についてです。radikoは各エリアに住んでいるラジオ局の放送をスマートフォンなどのモバイルデバイスやパソコンで聴くことができるサービスです。私の場合はiPadのモバイルデバイスにradikoと言うアプリをダウンロードして使っています。基本的には無料アプリなのですが、前回説明したように長野県ではそのエリアの放送しか聴くことができません。でもこれは無料で使う場合で、プレミアム会員(月¥350)になると、全国の放送を聴くことができます。関東地区に住んでいた時に聴いていたラジオ番組を聴きたくて、今現在はこの会員になっています。
上の画像はプレミアム会員として操作したアプリ画面の例です。左の画面がライブ放送を聴くもので、上の例ではニッポン放送のオールナイトニッポンをonAirで聴いているものを画面コピーしたものです。何ぶんライブ放送はその時々に合わせて聴かなければならないのですが、このアプリにはタイムフリーのモードがあるので重宝しています。このモードでは1週間分の放送を過去に遡って自由に聴くことができるのです。その例が真ん中の画面で、「久米宏ラジオなんですけど」の番組はライブではなくタイムフリーでよく聴いています。ところが、よく聴く番組で右の画面の「安住紳一郎の日曜天国」は何故かタイムフリーのサービス適用外なのです。これにはまいったあ〜..。そこでどうしたかは次回とさせていただきます。
田舎暮らしのラジオ生活(その1)
テレビ全盛の時代ですが、私にとってはテレビよりもラジオにハマっていて、当ブログにて複数回に亘りラジオのお話をしたいと思います。もともとテレビはあまり見ない方なのですが、最近はラジオにより関心が高まりました。と言うのも、iPadを使い始めておよそ1年になりますが、iPadとラジオの相性が抜群にいいのです。一昔前なら電波を受信してonAirで放送を聴くのがラジオの定番でした。これがインターネット越しでいろいろと楽しめるようになって久しく、私は今にしてこれを享受しています。インターネット放送を聴くのなら何もiPadでなく、パソコンでも十分ですが、普段の暮らしの中で気軽に扱えるハンディなiPad、そしてワイヤレス・ヘッドホンとのコンビがとても馴染むのです。と言うことで、私のiPadのタッチ画面ではラジオ関係のアプリを以下のように設定しています。ダウンロードできるアプリは他にまだまだあって一通り試しましたが、以下の5つのアプリで満足しています。これらのアプリについては、以降の投稿で説明したいと思います。
ところでテレビ然り、ラジオも地方局で構成された地域限定の公共放送で、我が長野県では県単位の放送網です。そもそもメディア放送は電波という限られた「資源を分け合う」仕組みを作るのに、複雑な経緯をたどったようです。まず地方を舞台に地元資本や地元権力である地方紙がローカルな権益争いをする一方、中央では大資本や全国紙、代理店が電波という利権を分け合いながら地方との折り合いをつけてきたきわめて”風土的産業”のようです。中央のキー局の番組を地方局が買い取り独自に放送するスタイルは今だ続いていますが、ラジオは極端に地方色が強く全国放送的なものはNHKに限られるのが実情です。つまり、首都圏で聞けた民放のラジオ番組は地方では全くのカヤの外なのです。
そこで、登場したインターネット放送は電波のように「資源を分け合う」というビジネスではないところが特徴で、本来ならば今までの”風土的な産業”に風穴を開けてしかるべきところです。ところがどっこい、インターネットの革新的な技術が使えるのに、radikoをはじめとしたアプリはクローズドな技術を使って逃げ切りを図っているのです。例えば、radikoでは我が長野県のSBCラジオなどのわずかな局のローカル番組だけが聞けて、首都圏エリアのようにTBSラジオなどは聞けないのです。これらの状況を踏まえて、次回以降は私のiPadに登録したアプリの使い勝手などを紹介します。
カズオ・イシグロ「忘れられた巨人」を読んで
今年のノーベル文学賞、受賞作家の最新作を読んだ。初めて読む作家で、受賞の報でミーハー的に3冊の本を図書館予約した。掲題の本は実は2冊目で、最初の本は「充たされざる者」を読み出したが途中放棄した。950頁に及ぶ長編は退屈なばかりで、貸出し期限の2週間内で半分ほど読んで断念した。2冊目の本も長編だが、こちらは結構面白く読み終えた。舞台はイギリスの6・7世紀、アーサー王没後の先住民族とアングロサクソンの移民族との抗争時代を描いたものながら、「鬼」や「竜」が登場するファンタジーぽい小説だ。だが、荒唐無稽なファンタジーの世界を描いたおとぎ話ではなく、「過去の記憶と忘却」「侵略と復讐」をテーマにした社会派小説の類だった。非現実的なストーリを作者の世界観で読者をグイグイと引込み、たちまち魅了してしまうのはさすがノーベル賞作家の感がした。文章の魔術師でファンタジーの世界を描いた小説といえば、村上春樹を彷彿させるが、両者はまるで違った雰囲気だ。春樹が天性の魔術師であるならば、イシグロは相当な苦労人のような気がした。この作家がどんなか、もう少し読んでみたいと思っている。
ホームページのmyCalendarを改訂しました
当ブログで自作カレンダーのシリーズものでお騒がせしましたが、ホームページにあるmyCalendarのコーナーを更新しました。右の画像をクリックすると、関係先にリンクします。そのページのアーカイブズに過去のものを合わせて4年分のカレンダーを登録しました。ついでに今までのカレンダーと見比べてみたところ、写真は例年あまり変わりばえしないようです。ちょっと、マンネリ化したかなあ〜..
カテゴリー: IT/PC/HP関連
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初滑りの五竜・47スキー場
- ゴンドラ、始発前
- シーズン初のゴンドラ
- シーズン初のリフト
- リフト最高地点
- 新潟県の山
- 下山はラフコース
昨日のスキー状況の報告です。スライド処理した上記6枚の写真をご覧ください。昨日は快晴無風のベストコンディション、ここ五竜は白馬エリアで唯一のフルオープンで人を呼び、日曜日と相まって大賑わいでした。雪は豊富で、麓のごく一部のブッシュを除いてご機嫌のゲレンデでした。この時期、フルオープンとは嬉しい限りです。2基のゴンドラ、そしてこの日稼働の全リフト8基に乗って全コースをくまなく下見しました。雪質は比較的柔らかく、ベストシーズンに近い状態で、初滑りは上出来でした。下の写真は47スキー場で撮った昨日のベストショットで、左に五竜岳、右奥が白馬三山と迫力のパノラマ写真です。
初滑りは五竜・47スキー場
今日は白馬方面の天気が良さそうで、一人で初滑りに出かけることにしました。前日、土曜日のスキー情報では五竜・47スキー場がフルオープンしたとのことで、初滑りはこのスキー場にしました。朝一番の8:15始発のゴンドラに乗り、午後3時頃まで存分に滑りました。日頃の運動不足が祟ったのか、疲労困ぱいです。今こうしてブログを書くのもままならない状態で、詳細は明日にしたいと思います。では、今夜はおやすみなさい。