この本は2年前の直木賞受賞作「流」の著者によるもので、台湾を舞台に受賞作とよく似た雰囲気の小説だった。台湾での少年時代と30年後の米国の二つのパートに分かれて物語が進展するが、1人称の語り手が突如、切り替わり意表を突かれた。ミステリーとして凝った構成になっているが、ミステリーと言うよりも切ない青春物語を扱った純文学作品のようにも思えた。児童誘拐の連続殺人犯が登場し殺伐として物語が始まり、少年時代の仲間との交流、その中の誰が犯人なのか、そして結末は、と畳みかけるように読むことができた。これは著者の筆力の巧みさによるものだろう。なかなか読みごたえのある小説だった。
東山彰良「僕が殺した人と僕を殺した人」を読んで
Monthly photo 10月の写真
今日の安曇野は昨日と同じように冷え込んで、最低気温は0℃でした。朝は寒いですが、日中は最高気温が19℃まで上がり、ホッとしました。
本日のブログは月例となったMonthly Photoページの更新で、10月度の写真の追加です。今回は10月1日に登った新潟県にある火打山の写真にしました。この写真は中腹に池塘が点在する「天狗の庭」と言うところの風景です。ここまで登ること約4時間、目指す中央に見える火打山まであと1時間半です。疲れた体に池周辺の風景が癒してくれました。
今朝は冷え込みました
大崎梢「横濱エトランゼ」を読んで
この本は横浜にまつわるタウン情報がそこに住む人々の仕事や生活を通して紹介された連作短編集だ。街並みや通りの様子が随所で描写されていて、かつて見聞きした自分の記憶が甦るようで面白かった。横浜といえば、ガス灯をはじめアイスクリーム、不二家ペコちゃんなどの発祥の地であることは記憶の片隅にあったが、元町の百段階段や根岸競馬場、戦後間もない頃に関内付近に飛行場があったことなどは目から鱗だった。作者は執筆にあたり、横浜の歴史をかなり入念に調べた様子が伺えた。ただ、設定がタウン情報誌の出版社でアルバイトをする主人公が仕事に奮闘するストーリーの中でどうでもよいことが冗長に綴られていて、読むのが億劫になる部分も多かった。願わくば、タウン情報をもう少しシンプルに物語るストーリーにして欲しかった。
秋山郷で撮った写真です
昨日出向いた秋山郷ですが、写真を整理してブログ投稿しました。秋山郷は長野と新潟の県境にあることは昨日、記しました。この秋山郷に行くには、新潟県の津南町から南下するのと、奥志賀高原から林道で北上する2つのルートがあって、林道の方は先の台風20号の影響で交通遮断しているようでした。ややこしいのは、秋山郷は津南町・秋山郷と栄村・秋山郷に分かれていて、国道沿いに長野県側から行くにも一旦、栄村を超えて新潟県津南町で交差する国道405号線を登坂して津南町・秋山郷に入り、後半からはより高度の高い栄村の秋山郷となります。今回のドライブでは栄村の秋山郷は紅葉の見頃を過ぎて散っていました。以下、4枚の写真は県境あたりで撮ったもので、スライドにして補足説明しました。この秋山郷にはトレッキングコースが幾つかあり、またいずれリピートしても良さそうなところでした。
- 秋山郷入り
- 前倉橋
- 蛇渕の滝
- 遠く苗場山
秋山郷に行ってきました
原村から美ヶ原へ
今日は横浜からの親戚を迎えて、周辺をドライブしてきました。集合場所を原村の産直として行きはうちのオバはんと二人で、帰りは2台の車で4人を伴っての帰宅です。今日の安曇野は昨日と同じように放射冷却で朝は霧が立ち込めて薄暗い感じでしたが、塩尻から南は快晴でお出かけ日よりでした。原村からはビーナスラインで蓼科湖を経由して白樺湖へ、そして霧が峰を抜けて美ヶ原を散策して帰りました。以下に写真4枚をスライド形式でアップロードしましたので、ご覧ください。ホップアップした写真の左右の隅をクリックすると、スライドのページめくりができるのは従来通りです。
- 原村から見た阿弥陀岳
- 白樺湖と蓼科山
- 美ヶ原・山頂の王ケ頭
- 遠く槍ヶ岳と穂高連峰
美ヶ原ではアルプス展望コースを歩いて少し運動をしました。紅葉は蓼科湖の周りが見頃で綺麗でした。お客さんと合流した初日はおよそ200km弱の小さな旅でした。
紅葉の長福寺、大銀杏
常念岳も冠雪
山は雪
今朝、窓のカーテンを開けて驚きました。北の山の冠雪が目に飛び込んだのです。右の写真を見てください。この時期としてはかなりまとまった雪が降ったようです。早速、我が家の窓越しに撮影したのが、ベースの写真で、右に白馬三山、木立の左は爺ヶ岳です。丁度、木立に遮られた山を別の場所からズームアップで捉えたのが、上に重ねた写真です。中央に鹿島槍ケ岳、その右が五竜岳です。ネットで冠雪情報を調べたところ、大町から北の北アルプスは全山冠雪し、山頂付近では25cmほどの積雪の模様です。ちなみに初冠雪は10/17だったようです。ずっと天候不順だったのが回復し、最後に爺ヶ岳にでも登ろうと思っていたのですが、緊急避難用に想定していた山小屋は既に閉鎖され、この冠雪では登山を諦めました。もう、冬山ですね。替わって、スキーが待ち遠しくなりました。













