安曇野キルト公募展

掲題の催し物が安曇野市の隣りの池田町にある北アルプス展望美術館で開催されていて、うちのオバはんの誘いで一緒に見てきました。キルトとは綿入り布のパッチワークですが、会場では全国から集まったおよそ100点はあろう作品が展示され、予想以上に規模も内容も立派でした。ほとんどの作品は2m角以上のサイズで、しかもとても緻密に縫い上げていて、見るからに根気の要る力作ばかりでした。不思議だったのは全作品の応募者が女性で、それを見るギャラリーも9割方が女性でした。キルトはまずデザインし、布地を寄せ集めてこれを丹念に縫い合わせる作業を一人でこなすようで、その忍耐につくづく感心しました。やはり細かい作業の根気と辛抱強さは女性ならではなのでしょう。招待作家に三浦百恵氏の大作もあって、華やかだった元歌手の意外な一面を知りました。このキルト展、立派なアートであることを認識しとても勉強になりました。

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全山紅葉の志賀高原

今日の午前中は外仕事で精を出し、暇になった午後はうちのオバはんと紅葉を見に出かけました。県下は概ね晴れていそうなので、行き先は志賀高原にしました。午後1時出発なので、行きは高速道を使い信州中野で高速を下りて、道の駅「やまのうち」に立ち寄りました。この時期、粒が半端でなく大きい「ナガノパープル」のぶどうが狙い目ですが、すでに完売でした。午後の2時半過ぎ、さもありなんです。まあ、目指すは志賀高原の紅葉、と気をとりなおして登坂しました、アウタロウにカツを入れると..、登坂途中からは紅葉の山々です。どこを見ても絵になるようで、一気にテンションが上がりました。右の写真はジャイアントスキー場手前の琵琶池です。冬場は凍りついた氷原が今は紅葉三昧なのです。トレッキングコースをぶらり散策し、次に蓮池へ行きました。下の写真は蓮池の元ロープウェイの跡地から眺めた東館山と西館山の風景です。真ん中は発哺温泉で、この辺りは毎年、スキーで馴染みがあり、冬場のゲレンデを懐かしく思い出します。最後に乗ったロープウェイは何年前だったか、紅葉時期の真っ只中に冬ばかり思い起こすのは自分ばかりかと思ったところ、オバはんも右に同じでした。この後、木戸池に足を伸ばして少し趣きの異なった紅葉も堪能できました。帰りはぶどう農家さんがお店を開いていることを期待して木島平経由で帰りましたが、店らしきものは皆無でした。産直も時間が遅すぎて立ち寄るのも見合わせました。地産の買い物は午前中に限りますね。帰りは一般道、紅葉の他にもちょっと欲張った小さな旅でした。

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シーズン最後の芝刈り

このところ気温が高く、今日の最高気温は27.2℃で先週半ばに比べて10℃以上も高く、半袖が丁度よい感じでした。一ときは冷え込んでタイツが必要だったり、気温の激変は老トルにはこたえます。ところで、10月10日は我が家では例年、最後の芝刈りをする目安にしていて、天気も良く芝を刈ることにしました。芝メンテの業者さんによると早すぎても芝は伸び、遅すぎると安定期を過ぎて過酷になるので、この地域は10月10日が丁度よいのだそうです。でも、こう天気が様変わりする昨今では慣例も怪しいものだと思いながらの作業でした。芝刈り機で刈った後、エッジの隅々まで切り揃えたりすると結構手間取り、ほぼ1日がかりでした。まあ、これで冬支度ができた感じですが、1年を振り返って今年の芝はあまり出来が良くありませんでした。写真ではあまり目立ちませんが、今年はまだら状に枯れる葉枯病が最後まで続きました。来年は悩まない芝になって欲しいと願っています。

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ヨシタケシンスケ「あるかしら書店」を読んで

安曇野市図書館のWeb検索で、新刊情報の中から面白そうな本があったので予約し、手にしたのが題記の本だ。それは予想に反して、コミック本だった。正確には絵本で、どちらかというと大人向けなのだろう。著者をWeb検索すると確かに絵本作家で、発刊するたびにいろいろな賞を受賞することが多く当代の人気作家のようだ。私は今回、初めて読んだ(見た)が、とにかく面白い。目次が本棚になっていて、本をテーマにこんな本があったらいいな、こんなことがあれば楽しいなと思わせるようでなかなか洒落ている。でも実際は存在しない町外れの本屋さんを舞台に客が望む本を店主が探し出した本には、夢たっぷりの物語やちょっぴり皮肉なお話が絵本となっていて最初から最後まで楽しめた。絵もうまいが話も凝っていて、超お勧めの絵本だ。この作家の絵本が図書館にはまだあるようで、この先ハマりそうな気がする。

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鈴木輝一郎「桶狭間の四人 光秀の逆転」を読んで

戦国喜劇「四人」シリーズと題された鈴木輝一郎著の4作目を読んだ。「四人」とは信長、秀吉、光秀、家康の4人だが、歴史に残る有名な合戦、「金ヶ崎」「姉川」「長篠」の時系列の順に執筆され、4作目が振り出しの「桶狭間」となっている。私は4作目しかまだ読んでないが、いずれの作もこの4人が複雑に絡み合ってストーリー展開しているようだ。読み始めは戦国武将の伝記小説かと思いきや、史実とは全くかけ離れた創作物だった。唯一、まともだったのは歴史の流れを逸脱することなく、要所要所にグレゴレオ暦の月日を明記して史実が述べられていることだ。このくだりを読むと自分が今までに見聞きしたこととの共通点が生じ、あたかもストーリーが現実味を帯びてくる錯覚と何やらドタバタ劇の痛快さを覚えた。こう言うこともさもありなん、と。でも、この本では家康と秀吉が密偵として一緒に京都に乗り込む話も出てくるのだから、とても尋常ではない。終始、破天荒なストーリーが展開していて面白いのだが、単なるエンタメの域を脱しておらず、読後の充実感はいまひとつだった。シリーズの残り3作を読むか読むまいか悩ましい。

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上田の古カフェ

1週間ほど前の9月末、うちのオバはんと上田市にある古カフェに行ってきました。その店は上田城から歩いて10分ほどの北国街道と言う名の古い街並みにあって、パン屋さんんとカフェが一緒になっていました。今回もうちのオバはんの情報集めで出かけたのですが、元ネタはNHKテレビの「ふるカフェ系ハルさんの休日」からに依るものです。実際に出かけてみると古い古民家で、9月初めに出かけた小谷村の古カフェよりも年季が入っていました。写真左がお店の入り口で、店名を「ルヴァン」と言います。入ってすぐにパンの売り場があり、カフェはその奥と2階にあって、我々は写真右の2階でくつろぎました。なかなかの雰囲気です。パンもとても美味しく、テレビに紹介されたのもうなずけました。リピートしても良さそうなお店でした。

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紅葉下見 – 美ヶ原から霧ヶ峰

今日はあいにくの雨模様ですが、昨日は思ったよりも天気が良くてうちのオバはんと紅葉の下見に美ヶ原から霧ヶ峰方面をドライブしました。松本の市街地から東に登坂し、美ヶ原の中腹を連なるアザレアラインからビーナスラインを経由して八島湿原まで行きました。帰路は諏訪に下りて国道20号を北上し、そして最近知った風光明媚な東山山麓線を通って帰りました。車の窓越し風景に秋の風情を感じながらの小さな旅でした。写真右は美ヶ原のアザレアラインの道路沿いの様子で、標高1600mほどの紅葉は色づき始めた感じでした。下の写真は八島湿原の様子で標高はおよそ1500m、落葉樹の紅葉とは雰囲気の異なる湿地帯の草原風景の先に蓼科山が顔を出し、右隅には車山山頂のドームが小さく見えました。これも秋らしい風情ですね。秋はどんどん深まっていて、今年も紅葉を楽しみにしています。

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今朝の冷え込みは5℃台

昨日の天気予報で予想はしていましたが、確かに冷え込みました。今朝の様子をまとめて右の写真にしてみました。外気温は夜半からほぼ5℃台を推移し、最低気温が6時前後の5.1℃でした。遠景は我が家の窓越しに見た7時頃の常念岳です。夏山とは違って、何やら寒気を感じました。左下はこの夏に我が家の花シリーズのトップを飾ったハイビスカスで、縮み上がった様子ですが、まだ毎日、咲いているのです。夏場は1輪あたり1日で咲き切っていましたが、秋以降には2日間は咲いています。こう寒いともうじき終わりでしょうが、よく頑張って咲き続けてくれました。ついでに、写真上に黒点のノイズ状に見えるのは鳥たちです。渡り鳥かどうかわかりませんが、群れをなして飛び交い、これも秋の風情の一つですね。

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新米、ご馳走さま

先日、我が家の脇の田んぼで稲の脱穀作業を目の当りにしましたが、今日はその新米を入手しました。今シーズンの初物です。既に複数のご近所さんから別のところでできた新米をいただき、美味しさをかみしめました。でも、この半年間、田植えから稲刈りまで日々、見届けてきたお米を手にするのはまた格別です。写真は以前に撮った脱穀時の風景に本日のお米を重ねたものです。右下の写真は5kgの袋で、農家さんから1,550円(精米費¥50込み)で譲ってもらったものです。聞くところによれば、今年の収穫量はだいぶ少ないとのことですが、例年通りの据え置き価格でした。早速、この新米を味わってみました。炊き上がりはツヤがあり柔らかくふっくらとしているのに、口に入れると1粒ひと粒がしっかりと粒立ち香りがあって何とも味わい豊かでした。さすが、天日干しのはぜ掛け米、市中に出回るお米に比べてとてもコスパがよく、今年も農家さんに大感謝です。

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藤沢周平「藤沢周平とっておき十話」を読んで

この本は著者が藤沢周平、編集が澤田勝雄で、発刊は2011年4月となっている。藤沢周平は1997年に亡くなっていて、没後10年以上を経て藤沢周平著として出されていて奇妙だ。実際には、生前にインタビューした編者が本のタイトルに合わせて編集し、「とっておき十話」は第1章として全体の1/3ほどの分量だった。中身は作家になるに至った思い出話や作家としての信条などが語られていて、何となく耳にしたような話が並んでいた。2章は「政治と文学」で、編者がインタビューを通じて解釈した藤沢周平の政治観を語っていて、本人は意外と政治に関心を持ち批評の言葉の中にだいぶ革新的な面が伺えた。最後の第3章は「私の見た藤沢周平」で、あまり目につくところはなく通り一遍だった。藤沢周平はリタイア後、こちらに移住して本を積極的に読むきっかけを作ってくれた人物としてとても感慨深い。出会いは、2012年の終わり頃に当時の野田宰相がよく読む本の筆頭に挙げていて、首相退陣後はじっくりと読みたい旨の記事を読んだことだ。藤沢周平の作風はおよそ、武術伝の痛快活劇、伝記もののリアリティ、庶民の悲哀を描いた市井ものの3パターンがあると思うが、時の総理大臣が市井ものなどに傾注して読んでいることにとても親しみを覚えた。私自身もハマり、全集もの22巻を半年かけて読んだ記憶は生々しく覚えているが、個々の作品を思い出すとなるとその多くを忘却してしまい、嘆くとともに自分自身の老獪ぶりを痛感している。

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