予告通り、1泊2日で隣県ドライブをしてきました。初日は北上して糸魚川から富山に入り、1泊。翌日の今日は富山西方の雨晴(あまはらし)海岸に行き、そこから南下して世界遺産の五箇山・合掌造り集落を見て高山経由で帰ってきました。写真は富山市の海岸縁にある岩瀬地区を散策し、北前船回船問屋森家の記念館内部を撮ったものです。富山駅周辺は新幹線開通でますます近代的な都市の佇まいですが、岩瀬地区では古い街並みで歴史を感じました。今日の合掌造りの集落はそれは山深い山中にあって同じ富山も海と山では大差がありました。面積が狭く市町村数は全国一小さな富山県ですが、その広大さを感じた小旅行でした。
富山の海と山
旅行計画を作って見ました
明日から1泊2日で、隣県の富山・岐阜の両県にドライブ旅行することにしました。うちのオバはんは私よりも足蹴よく出かけるのですが、私にとってスキーや山以外で宿泊の旅に出るのはなんと3年振りです。旅行慣れしたオバはんと違って、出かける前からちょっと緊張気味です。小旅行の計画をGoogle Mapを使って作ってみました。右の写真が全体のルートです。自宅から幾つかの経由地を廻るおよそ450kmの旅です。高速道路の使用は最小限にとどめるつもりで、白川郷からは高山を経由せずに一般道を神岡・奥飛騨を経由して帰るつもりなのですが、ルート上はそれを反映できませんでした。パソコンで無料で作れるのは重宝なのですが、経由地が5、6箇所と制限された上、帰路の最後の方はマウスをドラッグしてルート変更することも制限されました。まあ、走行距離とおよその時間配分が確認できたので、よしとしています。明日はホテルでのインターネット利用が不可の時は、ブログはお休みとします。
宮部みゆき「悲嘆の門」を読んで
宮部みゆきの最新作を読んだ。推理作家のはずの宮部みゆきが今回も前作の「荒神」にも似た魔物の世界。ご本人のインタビューでは「前半部分は、サイコ・ホラー。後半は自分の心の奥を流れるまっ暗な川をさかのぼってゆく話。ちょっと変わったミステリー、ちょっと変わったホラーとして、ええ!こんな話だったのと、驚いていただけたらうれしいです。」とある。人の渇望のどろどろとしたエゴの中に踏み入って、非現実の世界をスリル感たっぷりに描いている。ファンタジー色もあるが、人の心の闇、絶望、希望、言葉、概念などが渾然と描かれていて、いつもながらぐいぐいと引っ張っていく「宮部みゆきワールド」の筆力が堪能できた。
松本の暮らし – 満足度調査
キュウリとミニトマト
芝生に砂
田植えも一段落
芝生のエッジ刈り
「五木寛之の金沢さんぽ」を読んで
今春から営業を開始した北陸新幹線を記念した図書館のイベントコーナーがあって、陳列された掲題の本を借りて読んだ。筆者は福岡県生まれの朝鮮半島育ちで、生い立ち上は金沢との繋がりはないが、作家デビューを果たした新人賞や直木賞を受賞したときに住んでいたのが金沢。その後、関東に移り住んでからも金沢との絆は絶えることなく、現在に至っているようだ。自分をはぐくんだゆかりの地として思い入れしているがゆえ、当地の住人よりもより明細かつ魅力溢れる金沢が紹介された名ガイドブックの仕上がりだ。かの地の歴史、文化、文豪、食生活などの豊富な情報をちらばめた名エッセイ集で、大いに楽しめた。
ところで信州では従来の長野新幹線が伸びる今年を見据えて、長野新幹線の延伸開通と言ってきたが、最近になってようやく北陸新幹線に落ち着いたようだ。とたん、北陸だけが目立つようになったが、今年は善光寺のご開帳や諏訪大社の御柱祭もあって、信州はまだまだ元気はつらつだ!
野焼き
わが菜園で、野焼きをしました。この春先からの畑作業で廃棄となった草木を一角に積み上げてきました。このところの天気で乾燥状態もよろしく、風のない午前中にこれを焼却することにしました。家の周りではよく野焼きを見かけますが、農家さんではうまく燃やせているのに、今まではなかなか要領を得ず途中で火勢が衰えていつも不完全燃焼でした。そこで今回はホームセンターでカセット式のガスバーナーを購入して、作業しました。火炎放射器とまではいきませんが、このバーナーはなかなかの威力で、今までの苦労がウソのようにはかどりました。少々、生乾きのものも間欠して火炎を吹きかけると次第に火勢がでてきてほとんど燃やし尽くすことができました。めでたし、メデタシ。これなら冬の薪ストーブにも使えそうだ!