連休で家族が一人増え、今日は3人で近場の長峰山に登りました。天気もよく連休半ばの行楽日とあって、山頂はいつもより賑やかでした。山頂の広場はなだらかな芝生となっていて、ここからパラグライダーが飛び立つのを初めて目の当たりにしました。地面を蹴り、滑空して気流に乗ると固唾を呑んでいた観客から拍手と歓声が湧き上がりました。写真は常念岳をバックに優雅に旋回するライダーをとらえたものですが、見ていて怖さと羨ましさが交錯したひと時でした。そう言えば、先日の美ヶ原にもいたなあ〜、気まぐれ風に物怖じしない鳥人たちが!
連休中の長峰山
大町市からの山風景
米澤穂信「満願」を読んで
昨年のミステリーランキングで話題をさらった掲題の本を読んだ。6作からなる短編集で、1作づつストーリががらりと異なる変化が心地よく、一気読みした。時代設定がみな昭和でちょっと古く暗いイメージの作風だが、横溝正史などとは違った若い作家の書きぶりだ。本格ミステリーの醍醐味である謎解きは少なく、人の心理をあぶり出しして綴る人情話のような気がした。一番面白かったのは「関守」と言う作で、ミステリーと言うよりか、稲川淳二的スリラーの様相だった。
第14回早春賦まつりコンサート
myピアノlesson, K545(その1)
この4月1日から始めた掲題のピアノ課題曲についての進捗です。計画に従い、アラウの演奏を模範とするべく、ネットで彼のモーツァルト・ソナタ集のCDを購入して音楽ソフトに取り込み、パートの細分化と速度の低下処理をしました。最初にトライするスピードを以下に添付した150%し、まずは第12小節までを練習しています。
目標では1年がかりで第1楽章に挑戦するので、全73小節の1/6ほどの分量です。そろそろ1ヶ月が経過しますが、やっと暗譜ができて徐々に150%のスピードに慣れるところまできました。まだ、指がもつれてます。
ついでに、聴き比べについて下記します。手持ちのCDがYouTubeにも投稿されていて、3人の名ピアニストの演奏について一言、感想を書きました。以下の画像から各演奏を聴き比べてみてください。

- このアラウの演奏を手本に練習していますが、飾り気のないちょっと不器用とも思える奏法が気に入っています。
- ご存知、モーツァルト弾きの世界的スペシャリスト、内田光子。何とも感情移入した演奏が魅力です。
- マリア・ピリスのモーツァルトも華麗で、ピアノ演奏の困難さなど微塵も感じさせない爽やかさです。
阿部和重、伊坂幸太郎「キャプテンサンダーボルト」を読んで
当代人気作家の合作本を読んだ。二人とも東北が縁で意気投合し合作の企画を始めたのが東日本大震災、直前の頃のようだ。その後、震災ショックで共同執筆が危ぶまれたが、昨年末ようやく本巻刊行に至ったのだそうだ。私はこの二人の作家の作品を今までに読んだことがなく、作品中でどう分担されたのか分からないが、それぞれのファンには作品中の書きっぷりで、それがわかると言う。阿部の方は芥川賞を受賞した純文学系に対して伊坂は推理作家の範疇で、この作品はミステリーとなっている。文体はいかにも若い作家のタッチで、少し軽薄な印象を否めない。ミステリー特有の濃厚な謎解きはなく、どちらかというとバイオレンス的なアクションドラマを見る思いがした。さしずめ、「ちゃらおの大冒険」といった中身か..。
天空への回廊、美ヶ原
本日、美ヶ原高原に出かけました。うちのオバはんを入れて、山仲間の4人で朝6時半に出発し、午後3時頃に戻りました。このところ晴れの日が続いていますが、今日は向こう1週間を含めても一番の天気のようです。風もほとんどなく、山頂エリアのアルプス展望コースは最高の眺望でまさに天空への回廊の如くでした。抜粋した写真集を外部の写真サイトFlickrに登録しましたので右画像をクリックして、ご覧ください。天空の大パノラマ動画はこちらです。併せて、ご覧ください。
レンゲ畑、再生プロジェクト
今日は自治会で進めている「休耕地の有効利用」の一環で昔ながらのレンゲ畑を再生する地域活動に参加しました。地元住民が約50人集まり、草取りのボランティア作業です。昨年に種まきしたレンゲは今まさに咲き始めましたが、それを上回って生い茂る雑草でせっかくの見頃が台無しになるのは心もとない、と皆で草取りをすることになりました。午前9時から約2時間、風もなく清々しい陽光のもと作業に没頭しました。写真は900坪あまりの現場を撮ったもので、遠く常念岳が見えます。写真中央に可憐に咲いたレンゲを切り貼りしてみました。これから畑一面に一斉に咲きほころぶのが楽しみです。ひょっとして、桜の花見宴会の続きがまた期待できるかなあ〜、などと不謹慎にも思ったりしています。
友、遠方より来たる
珍客がありました。同期の元同僚で、およそ4年ぶりの再会です。私と同じように60歳の定年で会社を去り、それぞれの第2の人生を歩んできたわけですが、人それぞれにリタイア後の違いを目の当たりにしました。風の便りでは、退職後は1反ほどの広い畑を借りて農業に打ち込むと言っていた御仁はすぐに飽きていたようです。昼の我が家でくつろいだ話をかい摘むと、彼はいろんなことに手を染めて今や生きがいとする新たなチャレンジを見つけて邁進し始めたようです。人のために何かやりたい、人助けをしようと自分の達観した世界をセミナーにして道筋を立て講師としてこれを説くための準備を始めた、まずは白馬の山里にこもり、自分が主張する本の執筆をしてきたとのことです。う〜ん、何とも私とは違った世界か!自分は清貧自適でマイペースに過ごし、それがあたかも余生の標準かと思っていた出鼻をくじかれました。ここの地域、とりわけ移住組のみなさんとの日々の会話では話題と言い、ペースと言い少なくともそのベクトルは共有した安堵感があります。でも本日の来客とは人生感までがまるで違う世界を感じました。
写真は日々のブログを書いている自分の領分の一部を写した場面ですが、これを本日の客人はこう言ってました。
北も西もいい山の眺めで、気分爽快だね。奥さんの持ち場はどこなの? 何!台所に押しやって、家ではお前だけいいとこ取りじゃん!



