大型連休も後半に入りました。本日は今年1番の暖かさで、信州も各地で25℃を越える夏日となったようです。そんな中、白馬方面ではまだ桜が開花していて、ドライブがてら遅い春を楽しんできました。大町市から白馬村にまたがる仁科三湖は手前から木崎湖、中綱湖、青木湖と連なり、湖畔ではそれぞれの桜が楽しめました。画像は中綱湖の様子で、一番小さい湖ながら周囲の山あいとの新緑にマッチしてのどかな春景色でした。
5月連休、桜便り
中島京子、その後5冊を読んで
今日は4月の最終日、今月の読書は先月に引き続いて題記作家の以下の5冊を読んだ。
『FUTON』
中島京子のデビュー作で、田山花袋の小説、「蒲団」を書き直して当時の古式豊かな恋愛ものと現代のハチャメチャな恋愛劇が交互に個別展開される長編もの。書評ではセンチメンタル&知的ユーモア溢れる秀作とあったが、私には通俗すぎて馴染めなかった。
『冠婚葬祭』
タイトルにちなんだ4つの独立した短編小説集。内容とは別に、恥ずかしながら、「冠」が成人式、「祭」が盆や法事などの祭礼を意味することを初めて知った。この小説では、「冠・婚」に相当する2編は面白かったが、残り2編は間延びして読むのが辛かった。
『平成大家族』
書評には、平成の社会問題を濃縮したシニカルな痛快小説とあったが、私には「破産家族、いじめ、ひきこもり、出戻り」が織りなすドタバタ劇は快い境地には至らなかった。
『均ちゃんの失踪』
キャッチフレーズに「一人の男を愛した女たちの物語、切なくも軽やかな恋愛小説」とあるが、まるで魅力のない中年の放浪者がモテるわけがない、と最後までそのストーリ設定が馴染めなかった。
『エルニーニョ』
逃げた先で出会った少年と、一緒に逃避しながら立ち直っていくお話。南国で児童と若い女性とのやり取りがほのぼのとして、灰谷健次郎を彷佛させるような小説で面白かった。
薪の整理とラック新調
水もに浮かぶ山
光城山、天空への桜回廊
光前寺、しだれ桜
陸郷(りくごう)、山と桜
本日、山仲間6人で安曇野のお隣、池田町にある陸郷と言う山里をハイクしました。巷では「西の吉野、東の陸郷」と言われる程、山桜の名所です。ブログ人は今シーズン3度目の陸郷ですが、今日が一番の見頃でした。朝8時に出発してハイキングコースを約5時間、散策しました。今回は撮影中心の山歩きで、お気に入り写真30枚をリンク先に登録しましたので、画像をクリックしてスライドショーをご覧ください。この陸郷、本日のNHK長野のニュース特番でも紹介していました。放映画面は馴染みの場所で、撮影バラエティは本ブログの方が充実しているかと、密かに自負しています。本日、収録の動画は今シーズンの桜を総括した総集編で後日、別投稿したいと思っています。
京ヶ倉、そして桜見物
花は見頃の穂高川
桜前線に取り残された感の信州でしたが、ようやっと桜が咲きました。そこで、本日は唱歌「早春賦」の碑のある穂高川ほとりで花見宴会となりました。ご近所さんの男組5人で川辺に陣取り、仕出しの弁当を肴に遅い春を祝いました。まだ四分咲き程度ですが、春の陽光を浴び桜も山も奇麗でした。右画像の他に四コマ写真をスライドショーにしましたので併せてご覧ください。