昨日今日と首都圏

昨日今日と1泊で首都圏に行ってきた。このところ気温のアップダウンが激しく、昨日は暖かく、今日は寒い。首都圏が暖かかった分、本日午後4時過ぎに松本に降り立った時は寒さに凍えた。松本駅の気温ディスプレイは7℃だった。天気予報では明朝は0℃ほどになり、県下では広域で雪模様の予想だ。

今回の松本−新宿間は高速バスで往復した。一頃に比べて乗客が戻ってきた感じだ。行きが30人、帰りが20人ほどだった。バスは往復とも京王バス。地元のアルピコ交通も路線バスに参入しているが、先日のローカル新聞では人手不足が深刻だと言う。京王とアルピコの総便で1日19往復の松本−新宿路線は今のところ減便になるとは聞いていない。が、30年続いた松本−長野間は来年3月で高速バス路線は廃止になるとのことだ。白馬−新宿路線は現在、1日2往復と便数は少ないが、穂高駅近くにもバス停があるので路線廃止にならないことを祈っている。

ところで先日購入したワイヤレス・イヤホンを今回の車中で聴いてみた。高速バス内の騒音は結構あって、ノイズキャンセリング機能のない今回のイヤホンは実用的でなかった。特にクラシック音楽はフォルテシモで音割れしない程度の音量にするとピアノシモが聞こえてこずに雑音だらけで、聴く気になれない。このイヤホン、早くも翳りが出てきた。

カテゴリー: 小さな旅 | コメントする

鉛筆考

世の中、ペーパーレスの時代だが、あれこれ思考パターンを補間する上でメモ書きはまだ健在だ。しかもスマホやパソコンにメモするよりも紙が何ともフレキシビリティがある。従来からメモの筆記具にボールペンやサインペン、太さや色を含めてあれこれ使い込んできた。


そんな中、最近は鉛筆にハマっている。なんと言っても、鉛筆は筆圧に柔軟に対応してくれる。太くも細くも書けるし、時にはグシャグシャに書きなぐってイラついた気分をほぐしてもくれる。たまには木炭画を描いているようなアーティスト気分に浸れたりもする。

ところで今のお気に入りの鉛筆は左写真。厳密に言うと、鉛筆ではないかも知れない。2mmの鉛筆芯を保持してノック式に芯を繰り出すペンフォルダーだ。数ヶ月前に松本の丸善で見つけた。1,500円とちょっと高かったが、見つけた刹那にレジに並んだ。漆塗りの日本製。刻印も印刷も何もない無垢でシンプル。本来の鉛筆サイズのように少し長めだけど、それがよい。もて遊ぶが如く、くるくる廻すのも楽しい。さて、鉛筆たちのラインアップは、

鉛筆は2本。今までは一番下の白のペンを使い込んできたが、芯は従来の黒から赤に切り替えた。赤鉛筆もなかなか使い心地がよく、この年にして目から鱗だ。
鉛筆の上段左は消しゴム。スティックタイプで、あまり使わないが、あると便利。ボールペン時代にはなかった、消すという行為にいにしえの幼い頃の記憶が蘇る。
残りの青と黒の物品は芯研ぎ。黒は削りカスが落下するが、コンパクトで重宝している。青は通常の鉛筆も削れて、カスも収納できる。今は通常の鉛筆を削ることはないが、芯の先端の尖り具合を調整したい時に調節できるこの削り器が活躍する。

これだけの器材で日々の鉛筆生活。芯をこまめに削る日課も定着した。消耗品の替え芯や替えゴムの出番も待っている。あとはご主人様のメモ嗜好が変わらないことを祈るばかりだ。

カテゴリー: 未分類 | コメントする

イヤホン購入

世の中、ブラックFriday商戦のたけなわだ。10日ほど前、イヤホンとヘッドホンが不調なる旨をブログ投稿した。あれからヘッドフォンを念頭に物色していたところ商戦の始まる前に大特価のイヤホンを見つけた。

Amazonサイトの品で、左画像は本日の価格だけど、これが1週間前は9割引の税込 ¥2,388だったので、購入してみた。ブラックFridayになったらもっと安くなるのかと思ったら、通常の価格に戻っていて驚いた。この価格なら、他の競合商品の方が魅力的なものが多い。さて、使い勝手は

手持ちの3つのイヤホンとの比較で、うち真ん中のAirPodsProは既にバッテリー不全になってしまって聴き比べ即興はできないが、

  • 購入した製品(写真右)は低音域の音量が乏しい反面、高音はクリア。左の有線タイプのイヤホン(Apple純正)に比べると、高音質だ。
  • 音質バランスは中央のAirPodsProが優れていて、空間オーディオにも対応し音の広がりと各音色のふくよかさがある。
  • 新規購入したイヤホンは音量を上げると、音割れする感じで自ずと音量の上限を気にしながらの使用感だ。
  • 形状は左右のイヤホンはよく似ていて、装着感は似た感じ。私にとって、AirPodsProよりも外れにくく外出時にも使えそう。
  • 上記の商品説明にはノイズキャンセリングとあるが、実際に開封して取説をみるとその機能はなく、誤宣伝。

値段が値段だったので、一年もてば十分もとは取れると思っている。

カテゴリー: 音楽 | コメントする

芝生養生に砂入れ

我が家の芝生は最後の芝刈りが10月初旬だった。あれからひと月半、芝の手入れから開放された日々だった。以前から気になっていたのが、芝の寿命というか、ライフ。養生を定期的にすれば長持ちするようで、この冬場に養生をすることにした。思い起こせば、芝は新居で引っ越した時からすでに丸12年になる。8年ほど経った2019年3月に芝の全面張り替えをしてから既に4年目だ。その後は大掛かりなメンテをしてこなかった。今回の養生で推奨されるのは芝に空気穴を開けて砂入れだ。

業者さんのやった後をみると、芝には小さな穴が10cm間隔ほどに開いている。その上から砂をかけてならし、およそ、こ1時間の作業だった。

穴あけには結構大きな機械が持ち込まれた。芝全面の中には植垣やコーナー部があって器用に機械をこなし、作業は無事に終わった。後日、しばらくは砂を竹箒で掃いて芝と馴染ませるように言われた。来年は例年よりも元気な芝となリますように、と掃いている。

カテゴリー: ガーデニング | コメントする

2024 my Calendar、昨日のリベンジ

昨日のトラブルから一夜明け、冷静に見直してみた。カレンダーをExcelで作成しているが、写真の貼り付け部分はセルを結合した枠にはめ込んでいる。今まで、例年使い込んできた自前のカレンダー用テンプレートファイルに縦横比4:3の写真をはめ込んできた。過去の自前カレンダーの印刷物を調べてみると印刷上は4:3の比率になっていないことを今更ながら気づいた。そこで一から考え直し、カレンダーのレイアウト上、一番適切な比を求めてExcelの枠組みを作り、貼り付ける写真はそのサイズ比率に切り取ってみた。その結果、正常となった。完成品をpdfファイル化し、以下の表紙の画像にリンクを貼った。pdfファイルの表紙からそれぞれの月へジャンプするようリンク設定済み。また、ジャンプした先の各月で任意の場所でクリックすると、表紙に戻るようにもした。

Excelに貼り付ける各月の写真は今回、3200 x  2105 pixel のサイズに統一した。これで3日ほどCalendar作りに要したことになる。あとは必要部数をまとめ印刷するばかりだ。2024年版カレンダーの12月度写真は来月に適度の写真が撮れたら、差し替えも予定している。

カテゴリー: IT/PC/HP関連 | コメントする

2024 my Calendar 進捗(その2)

今日は題記のカレンダーを完成させようと注力し、一通りを終えた。はずだった。最後の表紙も以下の通り作った。

あとは月毎の12枚とセットで印刷するばかりのはずだった。ところが、いざ印刷すると以下の画像のようになってしまった。写真の横幅が寸足らずなのだ。昨日までは上手くいってたのに..。

 

どうしたことだろう。今現在、違和感のあるのはMacのExcelだと写真幅は正常に見える。設定通りに日付のテーブル幅以上になっている。これがWindowsマシンでは左の画像(pdfファイルにリンク)のようになってしまう。貼り付けた画像の大きさを変えることもできない。今日のところはお手上げだ。

カテゴリー: IT/PC/HP関連 | コメントする

2024 my Calendar 進捗

11月も残すところ1週間。そろそろmy Calendarの作成時期となった。自動作成用Excelに2024と入力すれば、一括処理で大方出来上がる。けれど、写真は入れ替えだし、来年のカレンダーは少しレイアウトを変えることにした。サイズの2Lは従来通りだが、今までのカレンダーは上下に余白があった。これは月によっては4週分の4行から6週分の6行まで変化するため、縦寸法を最大の6週分が取れるようにしている。よって、4週や5週の月は下にかなりの余白が出る。おまけに写真上部にも余白があるのはいただけない。そこで、どうすれば良いかとトライ。そもそもカレンダーの日付部分は番号をセルの左上に押しやって残りを空白のスペースにしている。これは手書きでメモするための余白なので広いほどよいはずだ。

いろいろ試した。まずは6週分で下の余白をミニマムにすることに。これはExcelの行高さを指定すればすぐできる。厄介なのは12ヶ月分、各月とも日付エリアは同一行数にしないとExcelの万年自動作成上、支障をきたす。そこで4週あるいは5週の月はそれぞれの空白となった週のセル高さ(行)を極小値にし、表示部分の週は行高さを6週分よりも大きくして解決。出来具合を以下の例で、

上の写真左は従来のカレンダー(今月11月)で、上下ともに余白がある。この11月と同じ5週分のカレンダーで写真右のようにケースに入れて丁度余白がミニマムになるように変更。ちょっと手間だけど、4、5、6週分の3パターンを用意してExcelの様式コピーで対応することにした。して、

出来上がった1例が写真の、来年1月と3月の分。1月が5週、3月が6週だ。両方とも下部の余白が揃っている。少し余白を設けているのは、上のフレームケースに入れても最下部の線が見えるようにするためだ。こうして、レイアウトは何とか様になった。でも上記の写真を撮ってみたら、3月の祝日の赤文字が狂っている。これは様式のコピーをよその月から持ってきた結果だ。これまた、修正となる。なんだかんだと、レイアウトで1日潰した。
ついでに来年カレンダーにはイラストを入れることにした。

カテゴリー: IT/PC/HP関連 | コメントする

タイヤ交換

そろそろ信州では車の雪対策が必要とのこと、本日ノーマルからスタッドレスにタイヤ交換した。まずは外すタイヤの取り付けていた位置をタイヤにマーク。次回のローテーション用のメモだ。

次にスタッドレスタイヤを用意して、タイヤの回転方向を確認。ノーマルタイヤは回転の方向性はないが、スタッドレスは要注意。タイヤの回転方向のマークに合わせると言うことは、右側と左側は専用のタイヤとなる。タイヤローテーションで前回使用時と変えるのは前・後輪の位置だけとなる。

まずはジャッキアップして、安全のために脇にブロック積み。交換タイヤを装着するのが大変。地面と靴の両側面をテコにしてタイヤを持ち上げ、タイヤの穴をボルトに通す。あとはナットを締め付けるのだけど、ナット5本をそれぞれ対極位置の順に少しづつ締め上げる。ナットにはテーパー部分があって、これでタイヤと車の回転軸との芯合わせができる。それでもタイヤホイールの穴はブカブカなので上手く芯出ししないといけない。強引に電動レンチで締め上げてボルトのネジ山を破損させるケースもあると言う。まあ無事に終わった。

これで、雪道が走れる。あとは雪が降るのを待つばかり。外したタイヤは納戸にしまって一連の作業を終了。タイヤが重く、結構疲れた。

カテゴリー: | コメントする

屋内外の気温変化は..

今朝は放射冷却で朝もやが立ち込める。これが9時過ぎまで続き、10時頃になってようやく晴れた。今日は県下、全域で晴れ予想だったのがようやく頷ける。昨日今日の安曇野・穂高の気象観測データと言えば、

今朝の最低気温がマイナス2.7℃で、今シーズンの最低値だ。外と屋内の気温の変化が気になって、我が家で計測している温度をグラフにして見比べてみた。

左の2つのグラフは11/18- 11/19の戸外と屋内寝室の温度変化。外はなぜか温度の上昇下降がギザギザ状に激しいが、屋内は通常の典型的なアップダウン。午後5時頃にストーブを焚いて、深夜に火が落ちると朝までは下降に転ずる。そして朝6時頃は20.5℃だった。
右の2つは昨日から今朝までの温度変化。外の温度変化は滑らかに推移していて、今朝6時頃は-0.4℃だった。屋内といえば、6時頃は21.5℃だった。いつもより室温が高い。これは試験的にストーブの焚き方を変えたことが影響していると思う。今朝の最低気温が低いと予想されていたので、ストーブの薪のくべ方を調整した。いつもは連続して焚くのだが、昨夜は第1陣を2陣に分けて2陣は就寝時の深夜に薪をくべて寝た。結果、寝室の気温のピークが2つあって、2陣のピークが後ろ倒しになった分、朝の気温が高くなっている。いろいろ試してみるのも面白そうだ。

カテゴリー: 挨拶 | コメントする

永井紗耶子「大奥づとめ」を読んで

題記の作家の本を読むのは4作目だ。この1ヶ月ほどで3冊読んだが、読んだその順は著者の執筆時期の逆できっかけはやはり今般の直木賞受賞だ。1年ちょっと前に読んだ1作を加えて4作とも面白い。今回の舞台は徳川11代将軍「家斉」の時代の大奥。作中には将軍に関する記述はほとんどないが、家斉は在位が50年と長く幕政は幕閣に任せて放蕩三昧の将軍だったようだ。将軍直系の血筋ではなく、先代は兄弟を含めて子宝に恵まれなかった。これに過便に応じたか、大奥を最盛化させて仕える女人は総勢千人、二千人とも言われる。儲けた子供は53人、16人の妻妾を持ったようで、将軍として在位を含めて歴代1位。子女の多くは大名家に縁組させて権勢を振るった反面、莫大なその経費で財政を逼迫させた。幕閣・松平定信らが進める財政立て直しの「寛政の改革」を無視して重鎮を罷免して放任政策をとったが、結果的に町人文化を発展させて江戸文化の絶頂期だったと言う。
本書ではそんな時代の大奥の内情を6人の奥女中が綴った短編集だ。よく連想されがちな大奥のドロどろさはなく、ユーモラスなお仕事ぶりが紹介されている。大奥は組織化されたカンパニーで多岐にわたる部署があって、それぞれ6人の主人公が奮闘する様が描かれている。作品は創作そのものだが、大奥の実態を垣間見た感がした。

カテゴリー: 読書 | コメントする