半月程前に稲刈り風景を投稿しました。その後、稲穂の天日干しも順調に経過し、田んぼでは収穫の脱穀作業が行われました。そんな様子を写真5枚に収録しましたので画像をクリックして、ご覧下さい。
稲刈り − その後
コンサート、ヘンデル「メサイア」
昨日、9月29日(日)松本のキッセイ文化ホールで開催された題記のコンサートに行きました。日本フィルとプロの声楽家に加えて116人からなる合唱団で大変、盛り上がりました。会場の大ホールは2000席のおよそ8割方が埋まり、盛況な演奏会でした。アマの合唱団の中に、ご近所の山仲間の人がいて、応援がてら近隣の人と総勢5人で繰り出し、2時間半を越える演奏を楽しみました。これまで、たまにCDで断片的に聴いて、ハレルヤ合唱と最後のアーメン程度しか記憶になく、印象の薄い楽曲でした。初めて通しで聴きましたが、長い楽曲にもかかわらず時間の経つのを忘れて酔いしれました。アマ合唱団もよく練習されていて、息の合った素晴らしい演奏会でした。次回のバッハ「マタイ受難曲」を楽しみにしています。
紅葉前の上高地に行きました
テレビの連ドラ予約
長野県共通リフトシーズン券応募 – 続報
台風一過の秋晴れ
本日、9/17(火)は晴天の秋晴れです。昨日の安曇野は台風の影響はほとんどなかったものの、雨だけは強い1日でした。今朝からは久方ぶりの快晴で終日に亘り雲が湧くこともなくカラリとした、この夏場から1番よい日でした。朝の最低気温は安曇野で10℃、野辺山高原では全国で1番低い0.8℃だったそうです(白馬山荘ではマイナス3℃で、初氷となった由)。信州では正に、いさぎよい寒さです。そして、澄み渡った空の彼方に見える山々に終日、癒されました。そんな様子を自宅の窓越しから納めた写真を貼付します。画像クリックして、拡大観察して見てください。
記念コンサート「ヴァイオリン二重奏の夕べ」
季節の挨拶 – 稲刈り
北アルプス、鹿島槍ヶ岳&爺ヶ岳登頂
以前に勤めていた会社の先輩ご夫婦と3人で、9/9–10日(月、火)、日本百名山の鹿島槍ヶ岳(2889m)と日本三百名山の爺ヶ岳(2670m)に登りました。自宅の安曇野を9/9午前6時に出発し、大町市の扇沢登山口(1433m)から1泊2日で往復し、翌日9/10の午後4時半に帰宅しました。初日の早朝は快晴・無風で眺望も良好でしたが、昼頃には下界から立ち昇るガスで視界が徐々に失われました。2日目も好天に恵まれ、午前中の眺望は迫力満点でした。眼前に迫る剣岳・立山連峰をはじめ、北方の五竜岳・白馬岳や南方の槍ヶ岳・穂高連峰の勇姿、遠くは八ヶ岳や南アルプスの北岳・甲斐駒他も見渡せて、大満足の山旅でした。スナップ写真(60枚)と鹿島槍ヶ岳・山頂からのパノラマ動画をWeb公開しましたので、ご覧ください。
コース:【距離】往復21km 【標高差】1456m
コースタイム:
【1日目】
7:00扇沢登山口発 10:53種池山荘11:35 12:23爺ヶ岳南峰12:35
12:53爺ヶ岳中峰13:05 14:18冷池山荘
【2日目】
5:45冷池山荘発 6:53布引岳7:05 7:50鹿島槍ヶ岳南峰8:10
9:52冷池山荘10:40 爺ケ岳南峰下12:02 12:36種池山荘13:00
15:46登山口
池澤夏樹「スティル・ライフ」/いとうせいこう「想像ラジオ」を読んで
読書カテゴリーの前回投稿から1ヶ月以上のブランクとなった。前投稿「双頭の船」の直後に同じ作家、池澤夏樹のデビュー作「スティル・ライフ」を読んだ。この作品は主人公と同僚との間の淡々とした話で、1988年の芥川賞・受賞作。酒場での真面目な会話に始まり、自然や宇宙論などに触れながら最後は「株取引」の手腕に長けた同僚と主人公が結託して荒稼ぎをし、同僚が犯した犯罪の償いをするストーリー。詩的な純文学調の作品であるが、起伏の無いストーリー展開と迫力に欠けた結末で、個人的にはあまり好感がもてなかった。全体の文章も自分にとっては相性が悪く、今回でこの作家の読書は最後にしたいと思う。
前投稿の「双頭の船」が311大震災をテーマにした作品であり、その延長上で今年の話題作、いとうせいこうの「想像ラジオ」を読んだ。読者の人気を呼んで、図書館での貸出し予約が殺到し、入手するのに約1ヶ月を要した。この作品も311大震災をテーマにし、死者の側で描かれたストーリ展開をしている。ネタバレしないよう内容説明は省くが、軽いノリのある文章が一見読み易いようで読破に4日も要した。作者の主張が見通せない不思議な小説で、震災犠牲者を冒涜しているようにも思えたのは私だけか..。いよいよ9月も後半、読書の秋も到来し次は何を読もうか思案している。