干し柿

昨日は立冬だった。例年ならば寒くなるところだけど、今年は異常に温かい。11月に入っての最高気温は平年よりも5℃ほども高い。一体どうなってるのだろう。

そんな中、うちのオバはんは干し柿作りに余念がない。例年、今時分は干し柿を吊るす時期だ。今年もご近所さんからいただいた柿をこうして干したのだが、今年はどうも不作のようだ。異常な暑さで生育が悪いらしい。そこで少し買い足して、本日は2回目の干し柿吊るし。これで何とか例年並みの数となった。明日以降は気温が下がる予想で、干し柿にとってもシーズンインと言ったところか。なに分、温かいとカビる心配もある。まあ、1ヶ月も干したら甘くなって食べれる、と期待しつつの撮影だった。

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垣根涼介「極楽征夷大将軍」を読んで

今年7月に受賞した直木賞2作品で先月に引き続き、題記の二つ目を読んだ。上下2段組の549頁に亘る大作で、読破に2週間近くを要した。足利幕府を立ち上げた足利兄弟と側近の高師直(もろなお)の苦闘を描いている。主だった登場人物は百人では収まらず、人物名も似た名が多く呼称もそれぞれあって誰が誰やら理解に苦しんだ。史実に基づいた歴史書を彷彿させる内容だが、足利尊氏の弟の直義と師直の二人がそれぞれの視点で物語っている。鎌倉幕府の地を直接壊滅させたのは新田義貞の記憶はあったが、どう足利時代が到来したのかうる覚えで、本書を通して実体を垣間見れた。意外に感じた幾つかとして、
鎌倉幕府が滅んだ後も日本全国の各地で戦乱が絶えず、十万を超す大きな戦が何度も繰り返された。
合戦の多くは紙一重の差でしかなく、蜂起する軍団が当初は数百騎であっても時の気運で数万の軍勢にもなった。
尊氏は征夷大将軍になったが実権を振るわず、鎌倉幕府のような執権が統治していて、その権力争いが絶えなかった。
南北朝と幕府との関係やその推移が複雑ながら、頭の中で整理できた。

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Outlook(その2)

昨日、我が家の現Windowsで初めて試したOutlook。しばらく様子見してからMacへの対応を図ろうと思ったもののはてな?Macでは同じOutlookのはずでも、そもそも違ったアプリの様相となることも然り。そこで、Winでの操作をそこそこにとにかくMacで試そう。と本日、MacにOutlookをインストールしてみた。インストール後の環境設定には結構手間取った。GoogleのGmailはスムーズに立ち上がったが、Macのメールアカウントはサーバに入れず立ち往生。正規のログインパスワードを入力してもパスワードが違うと蹴られる。iCloudのメールサーバーにOutlookのアプリでログインするには独自にパスワードを作ってからでないと無効と言うことを知るまで手間取り、1時間以上も悩んだ。で、結局、上記の画像のように何とか使い始めた。同じように見えたOutlookだけど、メニュー操作がだいぶ違う。試しに設定の画面は上がMac。こちらがWindowsの画面。同じOutlookなのに、だいぶデザイン・スタイルが違う。おまけに連絡先はWindowsではデータベースからのインポートができるのに、Macではできない。いちいち一人づつのデータ入力をしなくてはならないように見える。そんなバカな、と本日はここまでで小休止とした。

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メールソフト、Outlook

いつも使っているパソコンの画面を写真に撮ってみた。ノートパソコンを外部モニターに出力してるので、目の前は32インチのモニターといつも睨めっこ。解像度を4K表示としていて、ブラウザとメールはこんな感じに見えてる。上の写真のようなカメラ撮影でなく、モニター画面をスクリーンコピーすると、こんな感じだ。もう四半世紀はMacで通していて、右は「Macメール」左はブラウザで5年ほど前にMac SafariからGoogle Chromeにデフォルト設定を切り替えた。確かその当時はsafariは最大解像度が2Kなのに対し、Chromeは4Kだった。今はSafariも4K対応になったが、あれ以来 Chromeに慣れ親しんで今に至ってる。
さて、今日の話題はメールのOutlookだった。自宅のメールはその昔から「Macメール」を使い続けている。長い年月でこのメールソフトもアップデートを繰り返してきた。が、どうも最近は改善方向とは逆行して使いにくくなってきた感が否めない。そこで、今日はOutlookを試してみた。この画面は予備用のWindows10のノートパソコンを上記と同じモニターに出力切り替えした画像だ。左はブラウザのMS Edge、右は本日設定して使い始めたOutlook。今までは予備マシンとして、メールは未設定のままだった。いざ使い出して、なかなかの感触。と言うか現役時代は会社ではOutlookだったのに、すっかり使い勝手を忘れてる。しばらく慣らして「Macメール」よりも良さそうだったら、MacのOutlook版に乗り換えようかとも思ってる。

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松川村にて

前々から今日はうちのオバはんのご友人を加えた3人で山登りの予定。ここ1週間は晴れが続いていたのに、いきなりの悪天となり断念。今日の昼間はお二人を残して外出することに。

半日、強風の吹く中どこで過ごそう。エスケープはやはり松川村か。とやってきたのが松川村の図書館。十分、時間を潰すには図書館に限る。

 

 

読みかけの本もあるし、ノートパソコンも持ってきた。なぜ安曇野市の隣の松川村。と言うのも、月曜日はほとんどの市町村の図書館は休館日。本当に助かるのが松川村。安曇野の中央図書館もいいけど、松川村も居心地がいい。

風は強いけど、外歩きも気持ちいい。ついでに初めて、隣の役場に寄ってみた。ロビーにある大きな壁画が目についた。なかなかの大作だ。と近寄ると、何と岡本太郎の作に驚いた。信州は全国で一番村が多いけど、松川村も立派な村だぁ。

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ポインセチア、短日処理終了

我が家のポインセチア、短日処理を終え本日室内に設置。2ヶ月ほど外と納戸との日夜往復の移動を終え、綺麗に色づいた。右の写真のように中心部に花芽が出てくると短日処理は十分らしい。

今日は家に取り込む準備からスタート。まずは例年使っている架台を置く。廃材を使い、ホームセンターで購入したキャスターを取り付けたお手製。もう10年越しか。

そして、最後の屋外での日光浴。白はだいぶ色づいたが、赤は少し小ぶりな色付きかな。

いよいよ室内に移動。本日から我が家に鎮座し、お仲間入りだ。

 

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紅葉写真の編集

紅葉も信州では終盤で、今まで撮った写真をアルバム用に編集してみた。

2Lサイズで印刷することを念頭に、Adobe Expressで編集。今年は3箇所ほど、紅葉巡りした。これを4枚のアルバム用写真にして最初をトップ画面。2枚目からは各々の箇所の写真をレイアウト。各エリアの写真レイアウトは3つのパターンで作成してみた。貼り付けた全ての写真は別の写真に置換できるように設定。別の写真に置き換えて、写真枠を固定したまま枠内で写真を拡大したりドラグ移動できるようにも設定。文字も自由に書き換えられるので、これでテンプレートの完成。春の桜巡りにも使えるし、万能だ。ちなみにこのテンプレート用の作成アルバムを以下に一般公開した。

左の画像に公開先のリンクを貼ったので、クリックすると同じ画面が表示できるはずだ。すでにAdobe Expressを使用している方はアプリにログインしてこのテンプレートを保存すれば、編集可となる。Adobe Expressは無料版でも十分使えるので、使用方法などは当ブログで追って解説してみたい。

 

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安曇野スタイル2023

今日の安曇野・穂高の最低気温は3.7℃、最高が23.7℃と寒暖差が丁度20℃。こういう日は天気も良いが、体調管理にも注意したい。と、思いながら散歩に出た。

ところで、題記のイベントが今日からスタート。コロナで一旦途絶えたが、年1のイベントは今回で18回目に。そこで今日は駅周辺と少し離れた会場を歩いて廻ることに。地元ではすっかり定着したイベントだが、美術館から個人宅まで様々の会場での催しもの。木工、ガラス、陶器、織物、絵画、雑貨、ギャラリー、ショップ、飲食など、まさにフリースタイルだ。パンフを見ると、今年は72会場とある。その昔は全部見て廻ろうなどと意気込んだ時もあった。が、今回は今日だけの数カ所に留めておこう。

 

最初は駅前通りまで15分ほどの歩き。クラフトショップ安曇野はいつものギフトショップとさほど変わらない様相だが、クラフト作家さんの特別展示やデモがプラスされた感じ。

次の会場、パンフNo.46は完全に民家。家の1階部分の半分ほどを会場に設え、お手製の人形服やクレヨン画のワークショップをやっていた。あまりにもアットホームに出迎えられ、写真を撮るタイミングを失った。

次は「あづみ野バザール」のお店。小物が所狭しと並んでいて、気になったのは籐籠か。でも高い。

駅前通りから10分ほど離れた場所にやって来ると、何やら木工所のような佇まい。どうやら工務店のご夫婦が安曇野スタイルに挑戦した様子。屋内はブローチなど手芸関係の即売。気になったのは外のアウトドアの品。
ロケットストーブとは、東日本大震災の被災地でも活躍した形式の手作りストーブ。上にヤカンなどを載せ、下に小枝をくべて燃やすタイプ。
その右がスウェーデン・トーチなるもの。木片の中心に穴を開け、横からも中心穴に向けて穴を開けて直交させただけの細工。よく乾燥させた木片ならば簡単に中心部から燃え出し、その火力でお湯を沸かしたりできるそうだ。その場でデモしてもらったが、確かに簡単に燃え出した。これは面白い!

本日、最後は北穂高の「かじかの里公園」まで歩いた。家から4kmちょっとの距離か。

ここでは4つのグループの展示。興味があったのは中央と右の写真。ステンドグラスの工芸品は作家さんがその場で説明してくれた。何年か前、買った品が我が家の一角にもある。右写真も家具職人さんがいて、問い合わせに丁寧に応えてくれた。写真の左奥にあるライティングビューローの立ち机は自分好み。欲しいところだが、30万円以上もして手がでない。まあ、見て触るだけでもワクワク感が楽しめた。

帰りは少し大廻りして帰宅。今日は丁度10kmのぶらり散歩だった。

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奥裾花の紅葉

昨日は長野市鬼無里(きなさ)にある奥裾花へ。このところ天気も良く、紅葉巡りすることに。

まずは鬼無里の里に。今回はいつものルートの小川村経由が道路工事のため、長野県庁の先を左折して来た。ここは鬼無里の中心部。何やらあのお笑いタレントも立ち寄ったようだ。

さらに白馬方面に進むと、道は左右に分岐。奥裾花は右に入るのだけど、左の道の狭さ、これでも国道なのだ。ここまで家を出て、約90km。奥裾花の終点まではあと10kmほどか。

 

 

 

そこから先の道中は谷間となり、しばらく紅葉の山伝いに。

そして奥裾花大橋に到着。鬼無里を代表する撮影スポットで、確か以前には鬼無里のポスターに採用されていたっけ。

橋から先はしばらく一方通行で渓谷の紅葉具合が楽しめる。

そして、終点の車止めに到着。奥裾花自然園はここから2.2km、30分ほどの歩きだ。園内まではまだだいぶ先なのに、ここで¥200の入園料を払う。

 

 

まあ途中で引き返しても、紅葉を道沿いにしばらく堪能できるので元は取れると言った感じだ。ついでに動画も撮ってみた。

道中の看板には熊の出没地とあったが、係員の人は今年は未だ出ていないと強調。安心していいのか悪いのか、みなさん鈴をつけて歩いてた。

そして、いよいよ奥裾花自然園に到着。ずっと登りだったので35分ほどかかったか。

ここが園内のミズバショウ湿原。春5月頃が見頃で入園料は倍の¥400ほどに上がるようだ。今は紅葉も終わった感じで、道中の方がカラフルで楽しめた。
帰りは白馬方面に抜けて家まで周遊することに。

峠のトンネルを越えると、いきなり北アルプスが眼前に。そしてしばらくすると、白馬三山が目の前に迫る。今日は本当に晴れ渡った嬉しさが込み上げてきた。

白馬村の里に降り、最後に山風景を見届けて帰宅。トータル182kmの小さな旅だった。

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Monthly photo 2023年10月の写真

今日で10月も終わりだ。先月までの酷暑が過ぎて、気温はほぼ平年並みに戻った。

ところで、月末は恒例のMonthly Photoの更新。いつもはどの写真にしようか迷うところだが、今月のハイライトは10/2に登った爺ヶ岳で決まり。とにかくいろいろとあった。数ある写真の中から1枚を選ぶと、やはり登頂最後の稜線歩きか。いざ近づいた頂きへ一歩づつ踏み進める充実感と目前に展開するパッチワークのような紅葉にこころ晴々の爽快感だ。その後、訪れるとんだハプニングも知らずに..。

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