妙なタイトルで恐縮です。明日で正月の松が明け、今年の年賀状も終わりとなります。年賀状の交換は時として安否を知る機会でもあります。年を重ねる内に人との別れに巡り合うのが必然となってきたこの頃です。昨年は勤めていた会社の大先輩、そして学生時代の友人を亡くしました。ゆく人を惜しみ、また新たな年を迎えました。そんな気持ちの揺らぐ中、心の安らぎに松尾芭蕉の「奥の細道」を読んでいます。右の画像の文庫本で、たまに取り出しては芭蕉の最高傑作に触れています。せいぜい50〜60頁の小作品ですが、その完成度・充実度は群を抜いていていつも心が洗われる想いです。この本の研究は昔から盛んで、多く出回っている本の中ではドナルド・キーンの解説が気に入っていて、座右の銘のようにして紐解いています。諸説ある研究の中で面白いのは、
①随行者の曾良と本人の言動との相違は曽良が正しく、真実一辺倒ではなく創造として心血を注いでいる
②本人は旅に死すことを念頭にしていたが無事に戻り、5年ほどの歳月をかけてこの本を仕上げた
多くの人を魅了する本書がうなずけます。傑出した俳句を誦じ故人を偲ぶのも読み応えを感じました。「月日は百代の過客にして、往きかふ人も又旅人也」
ゆく人、くる年
Standard Style
今日はうちのオバはんと南松本にあるセレクトショップ「Standard Style」に行ってきました。年に数回立ち寄るお店で、各種雑貨をはじめ家具や直営のパン・カフェもあります。そう言えば、我が家の家具やカーペットの一部もここで調達しました。
なかなかシャレた店で、いろいろ物色するのも楽しいひとときです。今日はオバはんが定期的に購入しているキッチン用のフキンを求めたのですが、前回の1枚500円から700円近くに値上がって驚きました。何もかも値上がるこの頃です。
ブログ、本格始動?
正月3が日も明けました。我が家では帰省していた子供達も帰り、また元の静寂に戻りました。3が日のブログも継続してきましたが、これは昨年末に用意したものを自動配信しました。パソコンに向かうことなく、正月はのんびりと過ごさせていただきました。よってブログは実質、今日が初日です。年初めはまずは天気アーカイブの更新を行いました。以下の3つの画像の差し替えです。
左の2枚は2022年の年間データの差し替え最終版で、pdf化を含め実はこの作業が結構な時間を要しました。出来上がりはトップメニューの「天気アーカイブ」のプルダウンメニュー「安曇野・穂高2022」としてアップデートしました。ついでながら、先月12月の穂高の気象データは上記中央画像の通り、平年に比べ降雨量は半減したものの日照時間や平均気温はほぼ平年並みでした。今月はどうなりますやら、気になります。
日々の運動、まずは靴?
年々老い込むのに伴い、日頃の運動が気になってきます。今年も努めて歩くことに心がけたいと思っています。日々の運動で、まずは靴が大事ですね。靴は新調してから次第に馴染んでくるものですが、それでも相性があります。今の外歩き用の靴をカメラに納めてみました。
両方の写真とも向かって右側が昨年新調したもので、左側は5、6年選手です。右の写真が夏場用、左が夏を除く3シーズン用と言ったところでしょうか。特に一番左の紐付きの靴は相当使いこなしています。昨年の1日あたりの歩行平均距離はおよを5kmでした。5年は既に履いているので、年間の2/3相当を担ったとすると、この靴でおよそ6,000(365x5x5x2/3)km歩いた計算となります。立派なコストパフォーマンスですね。さて、昨今は紐のない靴が好みとなりました。きっかけは右写真の左の靴がとても馴染んでいます。かかとを潰した突っかけ替りからメッシュならではの夏場の快適さが気に入っています。と言うことで、左端の靴を除き紐レスが主流となりました。いずれの靴も軽井沢のアウトレットで調達しました。new balanceの1足以外はcolumbia製です。馴染んだ靴や後継の靴を交え、今年のウォーキングはどうなりますやら..。
カテゴリー: ウォーク・サイクリング
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記録はブログ、計画はダイアリー?
妙なタイトルで恐縮です。新年を迎えると今年こそはと、また新たな気持ちに駆られます。そしてまずは計画、これをビジブルにするには日誌でしょうか。私の場合、日々の記録はあまりのプライベートを除いてブログで置き換えています。でもブログはそれまでの記録が中心で、その先の計画を表すのは不得手です。また計画を書き留めるのも、電子化された画面よりも手書きの紙面が馴染みます。前置きが長くなりましたが、計画をダイアリーするのに私のお気に入りをご紹介します。過去、いろいろ試してきましたが、以下のものが気に入りました。
メーカーはマルマンのニーモシネ・シリーズのダイアリーで、左から
- サイズはA5、5mm方眼のメモパッドとセットになったホルダータイプ
- 定番の月間スケジュール表で左端にスペース、右端にインデックスがあるのが特徴
- ガントチャートが気に入ってます。上中段がスケージュール、下段はフリースペース
- フリーリストの頁は思いつきをメモったりしてます
この商品、数年前に松本の丸善で購入したのですが、昨年からダイアリーが店頭から姿を消してしまいました。咋年末の東京で物色するも見当たらず、結局Amazonで差し替え用の2023年Diaryを送料込み¥1,110で通販購入しました。メーカー紹介頁はこちらです。今現在のAmazonでは品薄になっているようです。さて今年のダイアリーの使用状況、1年の計と言うほど気負わず自然体で活用しようと思っています。
新年、おめでとうございます
明けまして、おめでとうございます。新年が幕開けしました。昨年は激動の年で、一気に世界平和が脅かされ、コロナも蔓延常態化して過酷な年でした。今年こそ、良き年になりますよう願ってやみません。
添付は新年のご挨拶に今年の年賀状をブログ用にカスタマイズしたものです。安曇野に移住して12年目、新年を迎えつつ我が家の軌跡を振り返ってみました。元日早々に当ブログをご閲覧いただいた方には感謝申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
上の画像をクリックすると、YouTubeサイトに公開したスライドショーが再生できます。ぜひ、ご覧ください。
当ブログ、この1年を振り返り..
今年も最後の大晦日となりました。年の最後は一年を振り返り、締めくくりたいと思います。まずは大晦日に恒例となりました当ブログのカテゴリー別投稿数を年度毎集計しました。下表の通り横軸に各年、縦軸はカテゴリー別の件数で今年、多かった順に並べています。当ブログも今年で10年となります。カテゴリーも次第と増え、今年は新たに「ヘルスケア」を加え、計17となりました。下表を紐解くと、
① 第1位のカテゴリーは挨拶で、以前からずっと上位を占めています。時事サイサイ的ながら特別の意味合いも薄いこのカテゴリーが当ブログの代表格なのは少しさもしい気もします。しかも今年はダントツに多かったですね。
② 第2位のガーデニングも例年の上位組で、当たり障りのないカテゴリーです。でも今年は2位になったのは意外でした。庭の花木や芝刈りなど、これも挨拶がわりでした。
③ 第3位にウォーク・サイクリングが躍進して、例年との違いを浮き彫りにしました。冬場から春にかけての近場での散策が多く、際立った感がします。
④ 第4,5,6位はそれぞれ、写真,イベント,施設・お店で、当ブログの馴染みですね。
⑤ 第7位は映画・TV・ラジオで例年は影に潜んでいた感じでしたが、躍進しました。これはNintendo SwitchやPS5のゲームが今年のハイライトでもありました。同じ7位の小さな旅も今年はコロナ問題が常態化する中で少し落ち着いた分、よく出掛けた印象が残っています。
⑥ 第9位は読書で、昨年まで2年連続の1位から大後退です。テレビゲームに取って代わった1年でした。
⑦ 10位以下で毎年気にしているのが山、スキー、音楽で、特に音楽は細々と週数回ピアノを弾いているもののブログネタからすっかり遠ざかってしまいました。山、スキーは体力の衰える中そこそこですが、ヘルスケアの新カテゴリーを加えて今後3つどもえで進展するのではないかと思っています。
この1年を振り返ると、従来の嗜好がだいぶ変わった年でした。今年1年、当ブログをご閲覧いただいた皆様には、大変感謝いたします。今年最後の投稿ですが、年始の3が日は年内に用意した新年のブログネタを自動投稿する予定です。では、良いお年をお迎えください。
年末の軽井沢
今日は帰省した子供と一緒に、軽井沢に行ってきました。さすが軽井沢、寒いですね。近づくと、あたりは霧氷で覆われてました。アウトレットは多くの人で賑わい、その先に見えるプリンススキー場も見るからに寒そうです。帰りは浅間山を正面に見ながらのドライブ、ついでに軽井沢のツルヤにも寄ってきました。レジでは10分以上も並び、ここもさすが軽井沢です。とにかく寒く、長野県の市街地で軽井沢は一番寒いところであることを実感した1日でした。
Monthly photo 2022年12月の写真
今年も残すところ2日となりました。少し早いですが、恒例の月例写真をアップロードします。今月は2日に出かけた松本城の冬支度の様子です。写真で、松の木のてっぺんから放射状に縄で囲ったのを「雪吊り」と言うのだそうです。毎年、この時期に行われ冬の風物詩です。右手前の人力車もいいですね。
本日夕刻は近場の温泉に行ってきました。このところ寒い日が続いていますが、充分に温まってきました。今日が今年最後の温泉になると思います。
初滑りは五竜・47スキー場
今日はうちのオバはんと白馬五竜・47スキー場に行ってきました。今シーズン、初めての滑りです。安曇野の今朝の最低気温はマイナス10℃近くまで下がり、寒い中出かけました。駐車場は多くの車でいっぱいで、7割以上が県外ナンバーでした。天気はほぼ快晴で無風、寒いこともあって雪質は良好でした。やはり晴れはいいいですね、白馬山系の山々がよく見えました。圧倒される迫力です。午前中は山頂部、午後は麓で滑り、午後2時過ぎには引き上げました。スマホのスキートラックでは最初のリフト数本分がSwitch ONするのを忘れましたが、滑走距離は25kmほどです。初回にしてはまずまずです。麓のイイモリゲレンデはファミリーが多く8割以上が外国人で、白馬にも外国人が戻ってきました。とても楽しめましたが、初回だったせいかいつもより疲れた1日でした。