池井戸潤「下町ロケット ヤタガラス」を読んで

下町ロケットのシリーズ、4作目の「ヤタガラス」を読んだ。前作「ゴースト」のストーリーを継続展開し、勧善懲悪の真骨頂を総仕上げしたような内容だ。中小企業どうしの激突、大企業の親方日の丸主義や内部組織の硬直化した派閥等が多重に絡み合い抗争がいよいよクライマックスへと、手に汗握る展開だった。あまりの面白さに第2作から4作までを1週間ほどで一気読みしたが、畳み掛けるようなストーリ展開に没入してしまうのは私だけではないような気がした。この人気シリーズ、特に第3巻と4巻が発刊された2018年にはテレビドラマ化もされて大いに万人受けしたことも頷ける。当時の私は無頓着と言うか、蚊帳の外で今にしてその存在を知った。テレビ化では主人公の社長は阿部寛、天才女性エンジニアはイモトアヤコが演じているようで、本とはまた違うイメージだ。いずれにしても、かつての「ものづくり日本」を彷彿させてくれた、「下町ロケット」シリーズに感謝したい。

カテゴリー: 読書 | コメントする

公官庁では今だフロッピーディスク?

時折、スマホでポッドキャストの音声配信を聴いています。その中で最近、面白い放送を聴きました。右の画像のポッドキャストで、9/9付け放送分の「フロッピー戦争? Floppy war」と題するものです。何やら日本の公官庁では、今だにフロッピーディスクを使い続けているようで、びっくりしました。下の画像バーにその放送のリンクを貼りましたので、まずはお聴きください。今だに使い続けている理由や、最近デジタル相になった河野大臣が対策に乗り出した旨、聞くことができます。

この番組、ウィークデイに英語のネタを元に解説するものですが、最後の数分が英語ネタとは関係なく、面白エピソードが聞けます。私は就寝前にベッドで聴くことが多いのですが、英語がまるで子守唄のようになって眠りに落ちることも多く、英語を最後まで聞くことができた時の追加エピソードはまるでご褒美を授かったような気分になります。如何でしょう、1日5分のビジネス英語!

カテゴリー: IT/PC/HP関連 | コメントする

大相撲秋場所、初日

大相撲の秋場所が本日から始まりました。先場所はコロナで大荒れの大相撲でした。途中休場した力士が後を絶たず、特例を持って対処した場所でした。玉鷲などは初土俵以来、休場していなかったのですが、今回の処置で連続出場は継続したようです。今場所はどうなりますでしょうか。コロナのピークは過ぎたとは言え、まだまだ感染者は日々多く出ています。またゾロにならないよう祈っています。

カテゴリー: イベント | コメントする

今日は十五夜

今日は十五夜の「中秋の名月」です。十五夜と満月は必ずしも一致しないのだそうですが、本日は正に満月の十五夜です。今夜の月は全国各地で見られたようで、右上の写真はインターネットのライブ写真です。天文台らしい天体写真ですね。下は私が撮った本日の写真です。左2枚がiPhoneで、右2枚が一眼レフです。時々、雲間に隠れたりしましたが、よく見れました。満月の良いお月見でした。

カテゴリー: 挨拶 | コメントする

スーパーの「酒コーナー」

お酒は近隣のスーパーでほとんど買っています。でもスーパーによって値段の違いがあるので「お酒コーナー」ではよく物色しています。右の写真は先日見かけたニッカの「余市」です。今や希少品で、楽天やAmazonでは一人一本限りで6,000円ほどで売られています。それが何と3,680円、税込み4k¥ちょっとなのに驚きました。ウィスキーはさほど飲まなくなったのですが、思わず買ってしまいました。豊科の西友店です。西友ではよく飲むジンを買うのが習慣で、Beefeaterが税込み千円ちょっとで買えていました。ところが、円安になったせいか、西友ではこの品が店頭から消えました。他の店でジンを買うようになったのですが、同じ銘柄が1,400円近くになってしまいスーパーでの物色にも熱が入りました。つい最近、ようやく税抜き千円未満のお店を見つけました。この6月にオープンした「原信Harashin」です。しばらくはこの銘柄を置いてなかったのですが、やはりこまめに見るものですね。ちゃんとありました。ジンの有名どこはこのビーフィーターのほか、タンカレー、ボンベイサファイアで、自分好みの一番味はタンカレーなのですが、やはり高いのと飲みすぎるので、ワイルドなビーフィーターにしています。さてスーパーのお酒コーナーはそれぞれですが、近隣で品揃えのよいのは「原信Harashin」ですね。このスーパーの本拠地は新潟なので、特に日本酒は見事な品揃えです。

カテゴリー: 施設・お店 | コメントする

Apple Event 2022年9月

掲題のイベントが本日未明にネット配信されました。Apple社の恒例イベントで、年2回ほど製品アップデートの発表があります。今回は以下3つの製品が紹介されました。

  • Apple Watch Series 8、SE、そして新たに Ultraが追加
    Apple Watchは私は2020年10月にSeries 6を購入しましたが、あれから進化しました。皮膚温度のセンサーが新たに加わったほか、最高機種の Ultra(125k¥)が登場しました。年々、機能が豊富になっていますが、今回は衛星SOS(今のところ米国、カナダのみ)で未開地などで遭難した際に通信衛星を使った非常連絡ができるようです。
  • Air Pods Pro
    Air Pods Proはワイヤレス・イヤフォンで私は1年半ほど前に購入して使っています。今回の売りはノイズキャンセリングが2倍の能力になったことやイヤフォン側で音量調整ができるようになりました。今、使っているものはWatchやiPhoneの本体で音量コントロールしているので、便利になりました。
  • iPhone 14
    私のスマホは昨年初めに機種変更したiPhone 12miniです。iPhone 13までminiサイズがありましたが、今回からminiが廃止されました。私にとっては小さいのが一番の好みで、人気薄で廃止されたのが残念です。今回の売りはカメラ機能の充実、高性能化のようです。ジンバルなどがなくてもカメラブレがだいぶ改善されたほか、暗所にも強くなったのですが、iPhone 14 proは150k¥以上の高額となりました。たっかあ〜!

下の写真からリンクを貼りました。左が今回のイベントの動画、右はYouTuberのカズちゃんが解説した動画です。よかったら、覗いてみてください。

カテゴリー: イベント | コメントする

温湿度計のグラフ表示

7月下旬の当ブログにてAmazonで購入した温湿度計について記しました。この記録計は1分ごとに温湿度を計測していて、その記録をスマホで時、日、週、月、年ごとに表示することができます。設置後、1ヶ月以上が経過したので、8月1ヶ月の結果をスマホに表示してみました。その結果が以下のグラフです。設置場所は2階の寝室ですが、この1ヶ月で室温は最高が31.3℃、最低が23.8℃でした。スマホ上で、グラフをタップしてなぞると右のグラフのようにその時点でのデータ値が黒枠で表示されます。寝室の8月の最高気温は8月7日で、その日の気象庁の安曇野・穂高の観測地点では最高気温が33.0℃でした。8月は猛暑日が4日間ありましたが、それとはリンクしておらず多分に家でエアコン操作していたためと思われます。また、最低気温を記録したのは8/28 13:29の23.8℃で、その日は確かに安曇野・穂高の最高気温は8月の最低値、22.3℃でした。寝室の気温は気象庁・穂高の記録と必ずしも相関はないものの興味深いものを感じました。家でのデータ収集箇所を増やすのも面白そうなので、9月に入り同じ温湿度計を2個追加購入して屋内外3か所で計測するようにしました。折を見て、その様子をご紹介したいと思っています。

カテゴリー: ヘルスケア | コメントする

「ニトリ」移転オープン

安曇野インター脇に大規模な商業施設が開発され、今年6月にスーパー「原信、Harashin」がオープンしたのを当ブログに記しました。そのあと、ほぼ同時にオープンした「K’sデンキ」に引き続き、家具の「ニトリ」がオープンしました。高速道路をはさんだ反対側にあったニトリですが、撤退したお店に替わって改装オープンしたのが4年前。手狭だったのか、今度は総2階建てでの移転オープンです。実はすでに先月8月上旬にオープンしたのですが、今日初めてうちのオバはんと様子見に行ってきました。どこにでもある「ニトリ」と言った感じですが、家から近くに普通のニトリができたので、まあ便利になりました。でも、歳のせいか、あまり欲しいものがないと言った老人のボヤきが本音です。さらに今月末には隣の敷地に「パワーコメリ」がオープン予定で、そちらの方はコメリをパワーアップしレンタル工器具までありそうで、今から気になっています。

カテゴリー: 施設・お店 | コメントする

池井戸潤「下町ロケット ゴースト」を読んで

下町ロケットのシリーズ物でガウディ計画に次ぐ3作目、掲題の「ゴースト」を読んだ。前作は医療関係のストーリー展開だったが、今回は農業。シリーズの最初がロケット、次が医療関係で今度は農業と様変わりするが、主人公は通して同一人物の中小企業の社長だ。関連した繋がりは機械部品のバルブで、前作でのバルブは心臓弁だった。世の中の多岐にわたる構造物でその中心を担うバルブの開発は熾烈で、競合他社や大企業との摩擦そして軋轢はシリーズに共通している。池井戸小説の王道でこれまた共通しているのは勧善懲悪で本作も同様に最後は勝利しているが、終わり方はシリーズらしからぬ意外なもので、続編に続くプロローグ的な幕切れだった。

カテゴリー: 読書 | コメントする

安曇野市図書館フェスタ

安曇野市内5ヶ所の全図書館で、昨日今日と「図書館フェスタ」なるイベントが催されました。本日は中央図書館に出かけ、本のリサイクルフェアで数冊の本をゲットし、メインイベントの講演会に出席しました。動物画家である薮内正幸(1940 – 2000年)が描いた原画を管理、収蔵、そして展示する美術館の館長でご長男の籔内隆太氏の講演です。籔内画家の生い立ちや活動の様子が語られ、身内ならではのエピソードを聞くことができ、有意義な講演会でした。美術館は山梨県北杜市白州町にあり比較的近場なので、何かの機会に寄ってみようかと思っています。

カテゴリー: イベント | コメントする