バックカントリーの新定番「雪山の基本」

20150226題記の本は、ゲレンデを離れ深雪の雪山を自在に滑ってみたい人向けにその魅力、ギア、気象、行動、雪崩、積雪、レスキューの基本が説かれている。ブログ人の私は本格バックカントリーは未だ経験がなく、この先もリスクを回避して安全最優先のスキーを楽しむつもりだ。昨今はゲレンデに併設された自己責任エリアが増えており、ここに足を踏み入れるケースもあって、その危険度を知る上でこの本を読んだ。特に雪崩の発生メカニズムやその危険性が詳説されていて、勉強になった。また、山スキーの三種の神器「ビーコン、ショベル、プローブ」は雪崩遭難者を救助するためのもので、その用途を知った。雪崩を予知してこれを回避できる完全予防策はないが、何が最も危険でどうすればリスク低減できるかを事前に知る上で有益な本だ。

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