余市、新登場

20150918朝ドラの「マッサン」効果で、ニッカウヰスキーの「余市」と「宮城峡」が今年に入って店頭から消えました。何やらウイスキーブームに火がついてこの商品に欠品が生じたのは記憶していたのですが、この9月になってラベルが一新され新登場となりました。なぜこうも長く途絶えたのか知りたいことに加え、値段が今までの倍以上になって驚きました。ニッカのホームページには9月1日、新発売とあって、新製品なのかリセールなのかはっきりしません。単なる再販にしては便乗値上げも甚だしく、「余市」好きだった私にとって心中穏やかではありません。夏場はジンを主流に飲んできましたが、夏も終わりほんの少量加えていたベルモットさえ空となったので、ウィスキーに切り替えたい時機です。そこで飲み比べてみようと「余市」と「竹鶴」を購入してみました。「余市」は500mlで3000円弱もしました。しばらくウイスキーを飲んでいなかった(確かニセコで飲んだ「余市」が最後?)のですが、竹鶴はいつもの味がしました。余市はだいぶ味が変わったようです。従来の余市はスモーキィーで少しバニラの甘さもあった気がするのですが、今度は辛口でかなり芳醇な香りがします。舌の先に転がして口や鼻で息をすると、シングルモルトならではの力強い香りが楽しめます。まあ、高級感が高まったのでしょうが、清貧な年金生活者にとって、ちょっと贅沢な品になってしまった感がします。

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