写真、RAW現像って

このところカメラにハマっていて、RAW現像なるものに挑戦している。情報源はいつもの如くYouTubeだ。何事もハウツーものはYouTubeに頼っている。RAW現像もYouTubeで色々みてきた。その中で面白かったと言うか、考えさせられたのが以下の動画。

RAW現像で写真の出来栄えがいろいろと変わってくるのは以前から知っていたが、この動画はまさに自在に写真を作り出して楽しんでいる、って感じ。ふと、写真って何だろうと思う。昔は「証拠写真」などと言われてきたが、昨今ではAIでいかようにも加工してデッチ上げできる。「写真は真実」などの言葉はもう死語なのだろうか、と思ってしまう。
上記の動画以外でもYouTubeのRAW現像に関するものを見ると多くが、写真を作り出すと言ったイメージに映る。RAW現像は実際に捉えた映像を探究するためのものではなく、その映像に脚色して創作するためのアートの世界に思えてしまう。まあ、写真家は写真の中に思いっきり自己主張するのが仕事だから、写った写真の世界からいろんな発想をして注目を集めるように加工するのが当たり前なのかもしれない。

でも、自分としては写真はやはり撮影したその場で目に焼きついた印象を忠実に再現して臨場感のある記録として仕上げたい、と思っている。例えば、過去の経験で朝日の中の紅葉の山風景を撮った写真がなかなかうまく再現できなかった。遠く光り輝く明るい山容と目の前の紅葉の暗い中にも力強い色艶やかさを1枚の写真の中で両立した映像にはできなかった。山の明るさを標準にすると、目の前の紅葉の色合いが黒潰れし、逆に紅葉を色艶やかにすると、山の明るさが白飛びしてしまうのが今までの経験だ。ところで、肉眼で記憶した風景を写真現像で再現するのに今や過去から比べようもなく技術が進歩しているはずだ。過去の為し得なかったことがこれから先、少しは納得できる映像が得られるのではないか、とRAW現像に期待を寄せている。

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