バッハ「アリア」への挑戦、その2

手前味噌なシリーズで恐縮ですが、ご興味のある方はご覧ください。投稿シリーズ「その1」で、技量不足をあの手この手ともがいている様を記しました。昨日はコンフェデ3位決定戦のライブ放送を待つ間、深夜にピアノをポロポロと練習し、その様をモノラル録音しました。いつもお決まりの練習曲をついでに録音しました。指の屈指にこの曲(バイエル#65)を毎回の如くたたいています。そこで、今回の挑戦は「アリア」冒頭から第4小節までで、譜面は以下の通りです。

20130701

これを前回投稿で紹介した1/2に速度を落したCD曲をお師匠さんに、いよいよトライです。音符は前回の音声画像方式で何とか分解把握できるようになりました。1/2速のCD編集ファイルを聞きながらの試行錯誤を以下に箇条書きします。

  • 左手の伴奏は譜面も分かり易く、まずは左手だけでこの3拍子を練習しました。
  • 次に右手の主メロディで、装飾記号を除いた部分は左手と同様、何とかこなせるようになりました。
  • 問題は第3小節の装飾符で、徹底練習で何度もトライして、これも何とかなりました。
  • 最後に両手で合わせ演奏すれば完成で、CDとの合わせ演奏はようやっと実りました。

ところが、いざ録音となって、お師匠さんのBGMをOFFして、ボイスレコーダーをON(実は1台のマシンで兼用しているので、両方を同時ONすることは不可)すると、左手の伴奏をするための3拍子が長音符過ぎてリズムが取れず、途中でバランスを失い、何度やってもうまく弾けないのです。今日は諦めた、とサジを投げる直前にひらめきました。体を前後に揺すって3拍子をとりながら弾くと、どうだろう。そこで、今回の挑戦「その2」の成果物をお聞き下さい。弾いている刹那と録音を後で聞いた時の落差は大きく、まだまだ音符を叩いているだけのようでね。お恥ずかしい次第で、「アリア」の挑戦はまだまだ序盤です。

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