惣菜店、シャルキュトリー リュース

今日はうちのオバはんが見つけてきたフランスのお惣菜店に行ってきました。その名を「シャルキュトリー リュース」と言います。シャルキュトリー とは、仏語で惣菜なのだそうです。お店は安曇野市穂高有明の学者村にあって、森の中の避暑地みたいな雰囲気でした。ただでさえ縁遠いフランス料理、惣菜となると全く馴染みのない世界ですが、店内はこジャレでショーケースの中の惣菜はとても美味しそうでした。パテが中心にディスプレーされていましたが、我が家の夕食のお共にピクルスとキッシュを購入してきました。パテシエと言うかシェフはフランスで数年、修行をしてきたようで、全体的に洗練された惣菜でした。

お店のネット情報はFacebookにありましたので、ご興味のある方はこちらまで。

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炎天下の梅干し

梅雨明けしたのが、一昨日でした。昨日、今日と陽射しが強く今日の最高気温は34.1℃と今年一番の暑さでした。ところで、こうした炎天下を有効利用するのが、梅干しなのだそうです。うちのオバはんのテリトリーですが、我が家では梅雨明けを機に梅干し作りの日干しを始めました。3日3晩、外気に晒すといい梅干しになるのだそうです。梅自体は親戚からいただいた立派なもので、写真のように着々と梅干しのようになってきました。見るからにすっぱそうですね。

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山岳講座「雪が織りなす物語」

今日は題記の講演会にうちのオバはんと一緒に出席しました。安曇野市豊科図書館主催のチャレンジ講座で、講師は大町市立山岳博物館の館長、鈴木啓助氏です。鈴木氏は元信州大学教授で、気象特に雪に係る研究を長く携わっていて、今日は雪の降るメカニズムや日本独特の降雪についてのお話が聴けました。雪自体は珍しくはないのですが、雪が降るのは簡単ではなく特殊な条件が揃った時に降ることを初めて知りました。そして日本には豪雪地域がありますが、世界的に見てとても珍しく平地の積雪が4〜5mも積もるのはどうやら日本だけの現象のようです。雪の要因の一つであるシベリア寒気団ですが、シベリアではせいぜい積もっても1m足らずなのだそうです。そんなとても興味深いお話が1時間半も聴けて、楽しい講演会でした。

信州に越しておよそ10年、地球温暖化で降雪量が次第と減ってきていることを実感しているこの頃ですが、講演者からは心配のないことを伺いました。雪の降る現象は過去から歴然とした条件のもとに降っていて、特に高山ではその積雪量に時系列的な変化傾向はなく、これからも問題ないとのことでした。でも麓のスキー場がこの先どうなるか、自分としては心配事ではありますが、少し元気をもらった1日でした。

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我が家のアジサイ

本日、関東甲信の梅雨明けとなりました。平年より3日早いようです。今日は最高気温も31.3℃まで上がり、日射しも強く夏本番といった感じでした。
梅雨も一掃されたのですが、我が家の庭先にはアジサイがまだ健在です。以下に写真をアップしました。なかなかいい感じですね。信州の紫陽花は首都圏に比べおよそ1ヶ月遅いようにも思え、我が家に限らず至る所でアジサイを目にすることができます。でも梅雨明けで、いよいよ終焉といったところでしょうか。

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呉勝浩「おれたちの歌をうたえ」を読んで

今般の直木賞候補作の一つである題記の本を読んだ。筆者の小説を読むのは2回目で、前回は2年前の直木賞候補作だった。今回も似たようなジャンルの内容で、サスペンスやミステリーとはちょっと違うハードボイルド的な推理小説だ。本の帯には「圧倒的実力を誇る著者が、ついに書き上げた大河ミステリー」とあり、6章立て約600ページの長編だ。幼馴染み5人組が還暦までに至る昭和、平成、令和の各章で殺人事件に絡み合いながら物語が進む凝った構成だ。主要な舞台は長野県上田市と松本市、ほんの通過点で安曇野市も出てきて、土地勘的には場所ばしょのイメージが湧いて面白かった。ただ、ストーリー展開は緻密ながら、ナルホドよくぞそこまでと驚嘆するようなサプライズはなく、辻つま合わせ的な強引さが目立った。合わせて、永井荷風、太宰治、中原中也などの文豪のフレーズが物語に脚色されていて、こじ付けがましく浮いた感じがした。暴力やイジメのシーンもグロテスクな表現が氾濫し閉口した。文芸的にもエンターテイメントのみに終始した感じで、読後の充実感はなかった。

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第165回芥川賞・直木賞、受賞作発表

本日、各受賞作の発表がありました。芥川賞が石沢麻依の「貝に続く場所にて」と李琴峰(りことみ)の「彼岸花が咲く島」に、直木賞は佐藤究の「テスカトリポカ」と澤田瞳子の「星落ちて、なお」に決定しました。各賞、2作品が同時受賞するのは10年ぶりだそうです。今回、芥川賞候補5作品を事前に読んで、これぞ受賞作と思う作品はなく、消去法で李琴峰が最有力と思っていました。直木賞は5作品中3作を読み、澤田瞳子を強く推していて、今回受賞されたことをとても嬉しく思っています。直木賞は今回の選考過程で今までにない大激論が交わされたとのこと、それらを含めての受賞経緯を以下の画像にリンクを貼りました。my読書の直木賞候補3作品目の読書感想は明日のブログにて.。

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友、遠方より

本日、にわかに連絡があって、元同僚のKさんが白馬村にやってきました。何やら、明日以降に知り合いと合流して雲ノ平方面に山登りするとのこと。今日は休養で骨休みがてら近場を散策したい由、昔談義に花を咲かせて白馬村から糸魚川方面をドライブすることにしました。あいにくの梅雨空で山の視界はイマイチしたが、時折り陽もさして穏やかな日でした。白馬村内巡りから、糸魚川市の高浪の池に行き、小谷村の雨飾山壮近くの露天風呂に浸ってきました。4、5年ぶりの再会で、旧交を楽しみました。

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李琴峰「彼岸花が咲く島」を読んで

今般の第165回芥川賞候補5作品の中で最後となる、題記の作が収録された雑誌を読んだ。読後に筆者名「りことみ」をネットで調べると、女性であること、そして中国語を母国語とする台湾人であることを初めて知った。それにしても何故、台湾人が日本の文学賞にノミネートされるのか訝しがったが、もうすでに日本での文筆活動で日本の小説家として知れ渡り、第162回の芥川賞候補にもなったことを知り、自分の知識のあさはかさを思い知った。内容は一言で言うと、言語を巡るファンタジー。中国語っぽい言葉、日本語っぽいことば、場所は何となく沖縄あたりが想像され、時代も今よりも先のようだ。それでもSFぽさは微塵もなく、不思議な世界をさまよう感じだ。芥川賞と言えば純文学志向で娯楽から最も縁遠い退屈な代物で、ストーリーも即興的で混沌としているものが多いとされている。が、本作はストーリーがしっかりしていて、結構、読み手を引きつける魅力を感じた。ただ期待して読み進めただけに、エンディングは淡白で物足りなかった。

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1回目ワクチン、2日目

本日は安静の1日でした。でもだいぶ良くなり、午後には気にならないほどに回復しました。ワクチンの副反応も今や、患部に触れない限り何事もなかったのようです。腕に触れると軽い筋肉痛を感じますが、もう明日にはそれも癒えると思います。
うちのオバはんと言えば、ちょうど今の私の感じに似たような様子で、全くの無症状ではないようです。この副反応、人によってだいぶ差があるようですね。

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1回目ワクチン、受けました

新型コロナのワクチンですが、本日、1回目の接種を終えました。接種会場は穂高保健センターです。夜半の今、少しダルさが和らいできた感じもするのですが、接種状況を振り返ってみました。

  • 予約は私が13:30 – 14:00、うちのオバはんは14:00 -14:30です。会場に13:50頃に到着したところ、携帯に電話が入り「どうしました、今日は接種の日ですよ」とスタッフの人からの催促です。13:30までに受付するような案内ではなかったのに、結構な念の入れようです。玄関口では次の時間帯の人々が列をなす中を、私はまるでVIPのような出迎えを受けて、待合いするどころか、列を飛ばしていきなりの最前列と相成りました。
  • 懇切丁寧な説明と予め記入した予診票のチェック後、本番の接種です。針を刺しこむ痛さは感じず、液が体内に注入される違和感を感じたもののアッという間の出来事でした。
  • 接種後はしばらく待機するため、下の写真のように待ちました。普通の人は15分待機ですが、私は赤紙をもらって30分の待機です。しばらくすると、うちのオバはんがやってきて、私よりも早く退室しました。
  • 私は実は薬アレルギーで小さい頃に注射ショックで混沌となった体験があり、それがトラウマのように蘇った待機時間でした。腕はダルく重くなり、気分が悪くなったらどうしようかと苦痛の30分でした。オバはんに言わせると、顔面蒼白だったそうです。

今、午後10時を回りましたが、相変わらず左腕はダルく、結構辛い接種でした。お風呂にはこれから入るつもりですが、頭を洗うのはとてもできそうにありません。うちのオバはんは未だ何ともないと言ってます。きっと明日は同じ目に遭うだろう、と私は密かに思ってますが..。

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