今日はマニアックな内容で恐縮です。当ブログ、今年の7月に題記に関する記事を投稿しました。青字でリンクを貼りましたが、その内容は日々更新している天気アーカイブのデータを気象庁の該当ホームページからデータ採取する作業を自動化したものでした。採取するのは右の画像の如く各日付の数値データです。このホームページのURLは年月ごとに異なるため、最新のデータを得るには該当月に合わせる必要があります。本年7月に自動化プログラムを作成してから毎朝、データを採取してExcelシートを更新していますが、プログラムに記載したURL(上記画像中に記載)は各月ごとにマニュアルで書き換えてきました。これを何とか自動化しようと最近、検討してその解を得ました。ところで、対象ページの最新データは当日ではなく前日の結果なので、月初めの1日は前の月のデータを取得しなくてはなりません。つまり、URLの赤字部分で月の指定はその月の2日以降、月末までがその範囲となります。そこで、日付に関連したpythonプログラムのスクリプトで本日実行した例を以下に示します。

[1]:Pythonの日付関数をインポートして、今日の日付をプリントした結果です。
[2]:昨日は日付差分が1日なので、yesterdayを今日から1日差し引いた日と定義して、
プリントした結果です。
[3]:上段[2]のyesterdayの月だけをdefine_monthとして定義付けて、プリントした結果です。
[4]:今度は一昨日をTheDayBeforeYesterdayと命名し、今日からの差分を2日分差し引きます。この一昨日が何月だったかの結果を示すと、今日から2日前の一昨日はまさに11月でした。
さて、このようにすれば昨日の月の数値が分かるので、上記画像の赤字部分の中の月を define_mon と言う変数として扱えば、毎日の自動実行時にその日の前の日の月を都度、指定してデータ収集できることになります。今回の見直しで、昨日は11月分のデータ収集、そして今日は12月分のデータ収集を自動実行することが出来ました。めでたし、メデタシです。



















このところ読書から遠ざかっていたわけではないのだが、海外文芸書を2冊ほど途中放棄してしまい読書投稿が間延びしてしまった。元通りにはなかなか立ち直れず、切替えに思い切り気軽に読める本として本書を選んだ。本書は文芸に携わる或いは携わった著名人、41人がビールについて綴ったエッセイを集めたものだ。そのうち半分以上は鬼籍入りした故人となっている。大方の御仁はビールを飲む行為やそれに付随した思い出などに執着した内容だが、少数派ながらビールの銘柄やビールそのものの学術的評論があったりして多岐に渡っている。共通しているのは著者は皆、ビール派だということだろう。不思議に感じたのはPARCO出版の本でありながら、エッセイの全てが別のいろいろな出版社に掲載されたものを集めているところだ。しかもかなり古いものが多くて、版権などはどうなっているのか気になった。ビールと言えば、冷え具合、泡のこだわり、喉を潤す爽快さなどなど、やはりこの本を読むなら木枯らしの吹く今ではなく夏場に限る思いをした。それと、近年では年間を通じて一人でアルコールを飲む時はビール離れしている自分にとって、本書の中身に実感や共感を覚えると言うよりもそんなこともあったね、と昔懐かしの時代を思い起こさせるような感触だった。




































