今回の直木賞受賞作である題記の本を読んだ。裏淋れた川のある江戸時代の場末が舞台となる連作短編集で、六話からなる時代小説だ。水の流れは滞り臭気も発する川とは名ばかりの行き場のない窪地がいかにも社会の底辺を醸し出し、そこに訳ありで住みついた人々を一人づつ主人公にして綴っている。果たして暗くじめじめした舞台で悩み、苦しみ、いがみ合いながらもささやかな希望や喜びを求めて生きる様がほのぼのとしており、返って心地よくもあった。心に滲み入る短編が連なる秀作で、受賞作として納得のいく1冊だった。
西條奈加「心(うら)淋し川」を読んで
最近のシニア世代の携帯電話は..
本日は新聞ネタで恐縮です。ちょっと前の新聞に題記に関する記事が載っていました。その記事をコピペしたのが右の画像です。最近では60代、70代の携帯電話の普及率が約93%と高水準のようです。こうなると、電話は高齢者でも固定電話から携帯に完全にシフトした感がします。そして、携帯電話のタイプもスマホの割合が、同年代で8割近い77%となっているようです。新聞記事では、そのスマホもシニア向けに優しい機種が各大手キャリア会社で売れ行きを伸ばしているようです。ついでながら、従来のガラ系は通信形態が3Gのようで、この通信環境は5年後の2026年には終了して、ガラ系がなくなるとのことです。携帯電話の過去から未来、その進展も全国民を巻き込んで、変わっていくのですね。
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芦沢央「汚れた手をそこで拭かない」を読んで
今般の直木賞候補作の一つである題記の本を読んだ。短編ミステリー集で、5話からなる。ミステリーとは言え、スリルや謎解きはなくどれもよくありそうな日常的な話がちょっとしたオチで終結する感じだ。初めて読む作家でペンネームが央(よう)とあり、男女どちらかわからないまま読み始めたが、冒頭から女流作家の雰囲気が漂っていた。女性ならではのきめの細やかさや心理描写があるものの、おとなしい作風はダイナミズムにかけるようで、直木賞候補としては期待外れの感がした。男女差などを前面にして述べると、どこぞの辞任した組織トップと同類項扱いにされかねないので、感想はここまでとしたい。
双葉SAを往復しました
今朝の安曇野の最低気温はマイナス8.3℃で、今シーズン一番の寒さでした。でも、例年ではマイナス2桁の最低気温となる日もあるのですが、今シーズンは記録自慢とはなりそうもありません。ところで、今日は中央道の甲府市にある双葉サービスエリアを往復してきました。道中は山がよく見えて、双葉SAでは富士山がバッチリでした。以下、3枚の写真を挙げましたが、今年は武田信玄の生誕500年なのですね。世間ではあまり騒がれていませんが、やはり地元は違うようです。そして富士山、ここからの眺めはいいですね。展望塔からの眺めは最高でした。反対側は八ヶ岳です。山梨県の山風景は信州とはまた違った感じで、今日は春を感じさせるような山風景でした。
服も断捨離?
近日中に娘が来てしばらくの間、数ヶ月は我が家に滞在します。結構な長丁場なので、部屋のスペースをかせぐべく、不要物を片付けることにしました。手っ取り早いのが衣類の廃棄と、今日は押入れやタンス、クローゼットの整理をしました。引越し以来、だいぶ捨ててきた感もあるのですが、どうももったいないの観念で捨てずじまいの物がいまだ多く、思い切って断捨離しました。その多くがスーツで、今や着る機会は全くとないと言ってもよいくらいなのに、自治会の役員当番が廻ってきたらどうしよう、今現在の市の委員会に頻度は少ないものの出席することもあって、スーツもまだまだ必要のはず、などと思いを馳せましたが、結局のところ着そうもないものがほとんどで、以下の写真の如くと相成りました。さて、後悔先に立たずとはならないことを信じていますが..どうなりますやら。
木崎みつ子「コンジュジ」を読んで
今般の芥川賞候補5作品の中で最後に、題記の作が収録された雑誌を読んだ。芥川賞の一つに中編ボリュームであることの規定があるが、この作品は一連の候補作の中で分量の多さを感じた。中頃で収束したような雰囲気があり、この先どのように展開するのか危ぶんだが、それは重いテーマの始まりで悲嘆の中に混沌と妄想がこれでもかと続いた。これ以上、何を書いてもネタバレになってしまいそうでとても感想の書きにくい本であるが、筆者が4〜5年かけて挫折しつつも書き上げた力作であることがひしひしと感じ取れる内容だった。
その昔(?)の我が街、横須賀
この週末、泊まりがけで所用で神奈川県、横須賀市に行ってきました。我が現役時代、38年間暮らした街です。安曇野に引っ越して以来、実に10年ぶりの帰還です。やあ、変わっているような変わっていないような妙な気分でした。昔の記憶にBack to the futureで、とても懐かしいの一言です。でも2日間とも快晴で、三浦半島をほぼ半周しましたが、陽気はまるで春でした。往復約500kmの小さな旅で、本日午後8時に家に戻ると一転、冬に舞い戻りました。これも浦島太郎でしょうか。竜宮城から戻ってきた感じで、歳も取りました。
- 横須賀中心地
- 駅前デッキ
- 駅前メインストリート
- 電柱のない街
- 小綺麗な路地
- 唯一のデパート
- ホテルからの眺め
- 基地の街、横須賀
岩岳スノーフィールドの写真
今週初めの月曜日に出かけた白馬・岩岳スノーフィールドで撮った写真をアップロードしました。半日券での滑走ですが、右のマップの全てを滑り倒しました。ただ、ノースゲレンデは唯一クローズでした。以下、24枚の写真に簡単な補足を付けましたので、クリックしてご覧ください。当日の午前中は無風の快晴でしたが、昼ごろから雲が湧き、引き上げる午後1時過ぎには小雪が舞ってきました。雪質は柔らかく、非圧雪エリアも滑りやすく、充実した1日でした。
- 途中の大町市
- 霧氷も見事
- まずはゴンドラ
- そろそろ終点
- 抜群の見晴らし
- パトロール小屋
- マウンテンエリア
- 感動の白馬三山
- ワタスです
- 非圧雪、ViewAコース
- 下から見るViewBコース
- 非圧雪、ViewBコース
- サウスゲレンデ
- サウスの非圧雪ゾーン
- 怖そうなコース
- Sonezawaコース
- 次はDanganコース
- 下から見るDanganコース
- ようやく休憩です。
- カフェラテがうまい!
- 白馬岳登山口
- 目の前は八方尾根
- ちょっとズームアップ
- 最後は麓のゲレンデ
掃除機、壊れることもあるんですね
1年半前に新調した掃除機ですが、先日電源コードが途中で収納できず、さりとて伸ばすこともできずにロック状態になってしまったため修理に出しました。写真左下が修理後のコード巻き取り部分です。この修理に何と3週間近くもかかり、本日受け取りました。その間があまりに長かったので、右下の写真のように1台、追加で今度はコードレスの掃除機を買いました。どんな掃除機にしようか迷ったのですが、YouTubeで人気具合いを調べたところ、右上のカズチャンネルの動画に惹かれて、このタイプの機種を当面の代替品として購入してしまいました。修理期間中に使ってみて、使い心地は上々です。この掃除機、面白いのは写真のように自立して立っていることで、これには結構重宝しています。この分だと、修理後は1階と2階でそれぞれ専用にして良さそうです。それにしても従来品、単にコードがからまっただけなのに、その修理期間が実に20日、とは予想外でした。まあ、修理代無料だけは救いでしたが..。
坂上泉「インビジブル」を読んで
今般の直木賞候補の一つだった題記の本を読んだ。ジャンルは警察サスペンスのようだが、スリルや謎解きの部分はなく戦後間もない頃の事件捜査がコミカルに描かれていて、痛快だ。そして何よりも時代設定が終戦直後の政治・社会情勢の史実をあますことなく浮き彫りにしていて、歴史小説を読む思いがした。また、戦中の悪名高き特高警察のイメージから脱却して戦後の民主警察に至る過程がいかに大変であったかをあらためて知った。自分の生まれた頃の世の中がどれほどに混沌としていたか、今にして大いに興味が湧いた。ストーリー展開はよく練られていて、読み進むほどペースが上がって面白かった。歴史小説の如きながら、面白さは抜群でまさにエンタメ小説の代表格のような思いがしたのは多分に、大阪弁のオンパレードからくる所業かも知れない。






































