昨日のブログで紹介しましたApple Watchですが、山行きで威力を発揮するのが、「ヤマレコ」と言うアプリだと思います。このアプリは事前に山行計画を立てて、実際に歩いた軌跡を山行記録としてネット上に記録することができるものです。今回、10月20日の志賀高原ハイキングで利用した時のログを画像データとして本ブログに掲載してみました。まず右が、計画時に予定した行動を示したものです。パソコンで歩くルートのポイントを地図上で指定すると、右のスタンダードの時間予定表と共に右の画像が自動で作成されます。さて今回、この行動予定に従って歩いたつもりだったのですが、幾つかの変化がありました。実際に歩いたのが下の画像で、
- 予定では琵琶池を一周せずに、丸池を経由して幕岩ルートで石の湯から木戸池に向かう計画でしたが、琵琶池で道に迷い一周してしまいました。
- 丸池から先の幕岩ルートですが、実際にはハイキング道が落石・崩落で通行止めになっていて計画を途中断念することになり、スタート地点の蓮池に戻りました。
Watch上のマップは山道の細かな道を今回掲載のマップのように任意に拡大縮小表示できて、googleマップなどにはない登山者向けのマップで心強かったのですが、なぜか進行ルートでの間違いをアラームしてくれなかったのがイマイチでした。本来はアラーム機能があるはずなのに、まだ使い慣れていなかったためなのでしょう。今後は使用方法を更に調べてトライ&エラーしてみたいと思っています。
- 実際に歩いた軌跡
- 同左の拡大図




この小説は半世紀前に書かれた米国の小説で、その後に流行となったヒッピーの間でこの作家が話題を呼び時代の寵児となって、この小説も大成功を納めたようだ。作家も題記の本も全く知らなかったが、これを読むきっかけとなったのは、先日読んだ小川洋子のエッセイ集の中で、「死の床に就いた時、枕元に置く7冊」の一つに掲げていて、「読んで見て打ちのめされた、こんなすごい小説があったなんて」と紹介されていたことにある。この本を図書館で探すと、安曇野も松本にも既になく購入することにした。例によって丸善のサイトで探すと、松本店に在庫があって入手した本は昨年8月に11刷発行されたもので、今だ人気のあることを思い知った。さてこの本だが、200頁ほどの薄さで、詩人でもある著者がタイトルごとに2〜3頁位の短い簡潔な文章で書かれていて読みやすい。内容はファンタジー小説ぽく西瓜糖で多くの生活必需品が作られ、言葉を話す虎が出てきたりと、独特な雰囲気の中で詩的な世界が繰り広げられている。とても印象深く、驚きと心地よさが同居したような雰囲気の本だ。ただ、愛読書として小川洋子が何度も読むような本ではなかった。最後に裏表紙のキャッチコピーには「燈明で静かな西瓜糖世界の人々の平和・愛・暴力・流血を描き、現代社会をあざやかに映して若者たちを熱狂させた詩的幻想小説」とあった。





















