ワイヤレスのヘッドフォンは持っているのですが、丁度1ヶ月前の今日にAirPods Proと言うイヤフォンを買ってしまいました。どんなものか、右の画像にビデオCMのリンクを貼りました。1ヶ月間、使用したのですが、まずまずの使い勝手です。iPhoneやApple Watchとの相性は抜群で、一旦ペアリング登録しておけば、いちいちBluetoothの接続切り替えをせずに使えるところが便利です。それとノイズキャンセル機能がついているので、本来は周囲の雑音をカットして音声に没頭できるのが特徴なのでしょうが、逆に外部の音をマイクで拾ってバックグランドとして再生することもできるので、実際はこちらの方法でもっぱら使っています。何ぶん、イヤフォンを耳栓のように装着するので、音を遮断する効果が強く、普段の生活では周囲の音を拾いながら、例えば戸外では車の通行などを耳にしながら聞くようにしています。充電は専用ケースに収納し、プラグインすると充電します。コードを外してもケース本体がイヤフォンを4〜5回フル充電できる容量があるようで、戸外にケースを持ち出すことも多々ありました。1回の充電で、連続3〜4時間再生できると言った感じでしょうか。充電の残量はiPhoneで下の写真中央のように表示ができます。右下の写真はWatchでBluetooth接続していることを確認した画面です。WatchからでもiPhoneからでもアプリの再生ボタンを押すと自動で接続を切替えてくれるのが、このイヤフォンの特長でしょうか。不便なのは、まだ装着が馴染んでおらず、歩行中に落とすリスクが高いこと、ましてランニングなどは50mも走らないで、確実に落下してしまうことでしょうか。純正以外に耳当てのゴムがサードパーティからも出ているようで、装着性を高めることができるか、今後の課題、と言ったところでしょうか。その他、進展があれば続報したいと思っています。
- 専用ケースとイヤフォン
- ケースで充電、iPhoneで残量確認
- Watchでは



今回の直木賞受賞作である題記の本を読んだ。裏淋れた川のある江戸時代の場末が舞台となる連作短編集で、六話からなる時代小説だ。水の流れは滞り臭気も発する川とは名ばかりの行き場のない窪地がいかにも社会の底辺を醸し出し、そこに訳ありで住みついた人々を一人づつ主人公にして綴っている。果たして暗くじめじめした舞台で悩み、苦しみ、いがみ合いながらもささやかな希望や喜びを求めて生きる様がほのぼのとしており、返って心地よくもあった。心に滲み入る短編が連なる秀作で、受賞作として納得のいく1冊だった。
今般の直木賞候補作の一つである題記の本を読んだ。短編ミステリー集で、5話からなる。ミステリーとは言え、スリルや謎解きはなくどれもよくありそうな日常的な話がちょっとしたオチで終結する感じだ。初めて読む作家でペンネームが央(よう)とあり、男女どちらかわからないまま読み始めたが、冒頭から女流作家の雰囲気が漂っていた。女性ならではのきめの細やかさや心理描写があるものの、おとなしい作風はダイナミズムにかけるようで、直木賞候補としては期待外れの感がした。男女差などを前面にして述べると、どこぞの辞任した組織トップと同類項扱いにされかねないので、感想はここまでとしたい。



今般の芥川賞候補5作品の中で最後に、題記の作が収録された雑誌を読んだ。芥川賞の一つに中編ボリュームであることの規定があるが、この作品は一連の候補作の中で分量の多さを感じた。中頃で収束したような雰囲気があり、この先どのように展開するのか危ぶんだが、それは重いテーマの始まりで悲嘆の中に混沌と妄想がこれでもかと続いた。これ以上、何を書いてもネタバレになってしまいそうでとても感想の書きにくい本であるが、筆者が4〜5年かけて挫折しつつも書き上げた力作であることがひしひしと感じ取れる内容だった。



































