ボヤボヤしていたら、長野市では今日、桜の満開宣言が出された。安曇野の近場で桜見物しようと、まずは豊科アリーナにある運動公園に出かけたが、まだ咲き初めで2分咲きでもなかった。そこで、向かったのは松本市の城山公園。
なかなかの咲っぷりで5分から7分咲き言ったところか。この公園に来るのは数年ぶりで、周辺を散策。
まずは桜並木。太い老木の背丈を切り詰めたようで低いが、なかなかの情緒だ。
眼下には松本市街地、遠くに美ヶ原も見えていい眺めだ。
反対の西側は北アルプスの山が一望に見える。この時期、桜とのコラボでなかなかの見応えだ。
なにぶん、青空がいい。次は城山公園の先にあるアルプス公園に向かった。
実は、ここに来るのは今回が初めての公園。桜まつりの看板があって期待したが、
まだ咲き初めだった。先程の城山公園から少し登って、ここの標高はおよそ800m。日当たりも同じようなのに標高差で咲き具合に差が出たのかも知れない。
家から30分ほどのところなので、次週にもまた行ってみようかと思っている。









題記の本は今年1月の直木賞受賞作で、受賞時に図書館予約してから2ヶ月半後にこれを読んだ。5話からなる短編シリーズもので、戦中・戦後の時代を経て東京下町のカフェを舞台に繰り広げられる女給の物語だ。主人公は各話で変わるが、同じ登場人物が何度か出てきて時代の風景や個々人の個性、世相の流れなどが絡み合って読んでいて楽しかった。戦争と向き合う暗さの中でたくましく生きる女性が描かれ、侘しい寂寥感よりもむしろ、ほっこりとほのぼのとした情感を覚えた。過去の直木賞受賞作で短篇集を納めたものが意外と多く、その多くがシリーズものの構成となっている。今回も受賞を勝ち得た作者の力量と連続して畳みかけるドラマ性が随所に見られて、読者冥利に堪能できた。唯一、意外だったのは著者名からして男性作家だと思い込んで読み終えたが、実際は女流作家だった。読んでいて、なぜそれに気づかなかったのか、自分の感性もだいぶ衰えた感がした。












