今日は大町市の桜見物に。例年行くところは大町山岳博物館前の桜、いつもの桜まつりをやっている。
今日は晴れながら薄曇りで太陽光の光がイマイチか。桜はほぼ満開に近く見頃だ。ここの桜は大町市街地を一望にでき、背景の山岳風景が映える。
桜の品種はソメイヨシノが中心で白っぽさが売りだ。花をズームアップすると、
こんな感じ。背景の山は右の大きい方が蓮華岳で左が北葛岳、背景ボケに霞んでる。次に大町市民の森に向かった。まず中心部から見る典型が、
桜と白馬山系の山のコラボだ。ここは大山桜とコヒガン桜が多いのか、ピンクぽいのが特徴。近くを見回ると、
ピンクだらけで華やいでる。そこで花をズームアップすると、
いい感じだ。後ろにぼけた山は左が爺ヶ岳、右が鹿島槍ヶ岳だ。山と桜のコラボレーションが、やっぱり大町市での見所だ。





































題記の本は今年1月の直木賞受賞作で、受賞時に図書館予約してから2ヶ月半後にこれを読んだ。5話からなる短編シリーズもので、戦中・戦後の時代を経て東京下町のカフェを舞台に繰り広げられる女給の物語だ。主人公は各話で変わるが、同じ登場人物が何度か出てきて時代の風景や個々人の個性、世相の流れなどが絡み合って読んでいて楽しかった。戦争と向き合う暗さの中でたくましく生きる女性が描かれ、侘しい寂寥感よりもむしろ、ほっこりとほのぼのとした情感を覚えた。過去の直木賞受賞作で短篇集を納めたものが意外と多く、その多くがシリーズものの構成となっている。今回も受賞を勝ち得た作者の力量と連続して畳みかけるドラマ性が随所に見られて、読者冥利に堪能できた。唯一、意外だったのは著者名からして男性作家だと思い込んで読み終えたが、実際は女流作家だった。読んでいて、なぜそれに気づかなかったのか、自分の感性もだいぶ衰えた感がした。