その昔、パソコンのアプリで「秀丸エディター」と言う有名なツールを使っていました。今でも健在で絶大な人気を誇っているアプリなのでしょうが、何せ私は2000年を境に自宅パソコンはWindowsからMacに切り替えたため、Windows専用のこのエディターは過去の存在となってしまいました。Macファンになって久しく Windows の世界にいっさい未練はないのですが、それでも「秀丸エディターは良かった」と今でも感じています。軽快なフットワークで編集をサクサクとこなし、充実した機能で怖いものなしでした。Macで唯一不満なのは「秀丸エディター」のようなツールがないことを常々思っていたのですが、それも時代とともに忘れました。ところが、ひょんなことで「秀丸エディター」に相当するようなエディターをMacの世界で見つけました。「Jedit X」なるアプリです。画像はとあるテキストファイルをこのアプリで開いたものですが、画面はとてもシンプルなのにとても操作しやすく、まるで「秀丸エディター」を彷彿させました。機能も充実していて、最新バージョンの新機能だけでも身震いします。これからしばらくはこのアプリにハマりそうですが、もしMac通でエディターにご興味ある方は是非、お試しされては如何でしょうか。
軽快なEditorアプリを見つけました
カテゴリー: IT/PC/HP関連
コメントする
東山彰良「ありきたりの痛み」を読んで
読書らしい読書から遠ざかって久しく、それでもやっと2週間ほど前にドキュメンタリー物を読んだ。その次は小説でもと思ったもののあれこれと迷い結局、エッセイものにしてみた。できれば破天荒でデカダンス風なものがあればと探したところ、図書館の新刊コーナーに掲題の本を見つけた。借りてはみたが、読書のペースは進まず、返却期限日の今日になって、ようやく読み終えた。筆者は昨年、直木賞を取った気鋭の作家で、およその素性を知るのにまあ面白い本だった。三部構成で、真ん中の章が映画コラムでやたらと長く、少々もてあました。前後の章では、この作家の日々の荒廃した生活ぶりが描かれていて、現代作家の中でクールでスマートではない範疇の生きざまを垣間見た気がした。この作家が大のテキーラ好きであることは昨年の受賞時のインタビュー記事で知ったが、この本で類似したエッセイがあったので、最後に記す。
霧深いロンドンで謎の美女がバッグに忍ばせているものといえば小さな拳銃とジンだ。オリエント急行で復讐に燃えるやさぐれ男があおるのはウォッカであってほしい。カチコミの前に交わす兄弟杯は日本酒以外にはありえない。西部劇のガンマンが不穏な酒場で注文するのはバーボンと相場が決まっている。暖炉の前で過去をふりかえる老紳士の手の上にはブランデーかスコッチがふさわしい。テキーラはどうだろう。一杯あおれば踊りだし、二杯あおれば酩酊し、三杯あおればあの世行き−−–日本でのテキーラのイメージは、さしずめそんなところだろう。....
青空に白い雲文庫、何ちゃって
青空文庫の豊富なデータですが、今日は芥川龍之介の小説を題材にAdobe InDesignで遊んでみました。芥川の処女作と最晩年の作、2作のテキスト文をダウンロードして、文庫本に編集してみました。青空文庫にあやかって、勝手に「青空に白い雲 文庫」と名付けてWebでも見れるようにしました。右の写真をクリックすると本日、作成したWeb版の文庫にアクセスできます。まだまだInDesignの操作に不慣れですが、昨日今日と①ヘッダーに相当するマスターページを複数使い分ける、②漢字かな振りのルビ表示の自動一括処理、などを勉強しました。この先、見出しや字下げ処理、第3、第4水準の漢字変換や外字の置換など、青空文庫からダウンロードしたテキストを自動化処理する奥義があるらしく、まだまだ当分は遊べそうです。
カテゴリー: IT/PC/HP関連
コメントする
青空文庫からの編集
昨日、話題にした小説、梶井基次郎の「檸檬」をパソコンで編集してみました。まずは青空文庫のサイトからルビ付きのテキストをダウンロードして、これを文庫本と同じスタイルで読み込むことにしました。新潮文庫の同名タイトルの冊子では、縦書き41文字、18行の頁で構成されています。これをAdobe社のInDesign のアプリを使って、同じレイアウトにしてテキスト文を読み込んだのが下の原稿用紙の形式で表示した最初の見開きページです。そして、これをプリントアウトしたものと実際の文庫とを比較したものが右の写真です。クリックして拡大してみてください。下が文庫本で、最初のページは最初から最後まで両者の文字が揃っていて、まるで文庫本をデッドコピーしたが如くに仕上がりました。漢字の読みフリガナを付けるルビ表示ですが、青空文庫のルビ付きテキストをInDesign で処理すると、一括で全ページのルビを自動的に表示させることができました。下の画像をクリックしてみてください。今回、仕上げたこの小説のWebページにアクセスします。出来栄えはまずまずでした。結構、簡単に仕上げることができるので、青空文庫の膨大なデータをチョコ出しできる楽しみができました。めでたし、メデタシ!
カテゴリー: IT/PC/HP関連
コメントする
青空文庫って?
インターネットの青空文庫って、ご存知でしょうか。著作権フリーになった書物をボランティアで電子図書化しているプロジェクトで、もうかれこれ20年ほどの歴史があるようです。たまにネット上で見たりしているのですが、今どきでは多くの小説が無料で読むことができます。画像は青空文庫で表示された小説を画面コピーしたもので、高校時代に傾注してよく読んだ梶井基次郎の小説から、その代表作「檸檬」の冒頭部分を抽出してみました。ルビが付いて読みやすく、テキスト文もダウンロードして自由に編集、再配布しても構わないそうです。然らばと、テキスト文を利用させていただき、自分なりに編集してみることにしました。出来栄えは後日に...。
今年のニンニクは裏作?
今日は上田の花屋さんへ
久しぶりのコンサート
今日は松本のキッセイ文化ホールにコンサートを聴きに行きました。毎年、この時期に開催される同じ団地内に住む人の年に一度の発表会です。今年の演題はモーツァルトの「戴冠ミサ」でした。今回のコンサートで、3つほど意外なことがありました。
- お題目の「戴冠ミサ」がトリの曲だと思っていたところ、そうではなく最後はベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」でした。総勢90名ほどの合唱団とプロの声楽家4人を交えたオーケストラ曲がトリではなかった理由は何なのか、隣人に聞く価値はありそうです。
- 最初の曲のシベリウス「フィンランディア」はたまに聴くこともある有名曲で、今回も事前にCD予習をして出向いたのですが、何と合唱付きの曲であることを初めて知りました。隣国に支配されたフィンランドが独立を勝ち取った賛歌として歌詞の付いた曲のようで、これが第二の国歌と言われているそうです。とても迫力がありました。
- 最後の曲のベートーヴェン「皇帝」はピアニストの伊藤恵さんのメッセージがパンフレットの第1面に載っていて、「素晴らしいベーゼンドルファーを通して皆様にお伝えできたら..」とありました。演奏家がピアノメーカーを敢えて明記するのは珍しく、また最後にアンコールがなかった演奏会はひょっとして初めての経験だったかも知れません。直前に予習したCDのピアニストもグルダで、確かベーゼンドルファーの使い手だったと思います。この木質系のベーゼンの方がまるでメジャーのようで、コンサート王者でよく聴くスタインウェイを凌ぐのかちょっと意外でした。私はきらびやかな金属系のスタインウェイの方が好みです。
何れにしても、このところの寝不足気味でコンサートどころではなかった日々でしたが、うたた寝することなく久しぶりに興奮できたコンサートでした。





