今日は松本のキッセイ文化ホールにコンサートを聴きに行きました。毎年、この時期に開催される同じ団地内に住む人の年に一度の発表会です。今年の演題はモーツァルトの「戴冠ミサ」でした。今回のコンサートで、3つほど意外なことがありました。
- お題目の「戴冠ミサ」がトリの曲だと思っていたところ、そうではなく最後はベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」でした。総勢90名ほどの合唱団とプロの声楽家4人を交えたオーケストラ曲がトリではなかった理由は何なのか、隣人に聞く価値はありそうです。
- 最初の曲のシベリウス「フィンランディア」はたまに聴くこともある有名曲で、今回も事前にCD予習をして出向いたのですが、何と合唱付きの曲であることを初めて知りました。隣国に支配されたフィンランドが独立を勝ち取った賛歌として歌詞の付いた曲のようで、これが第二の国歌と言われているそうです。とても迫力がありました。
- 最後の曲のベートーヴェン「皇帝」はピアニストの伊藤恵さんのメッセージがパンフレットの第1面に載っていて、「素晴らしいベーゼンドルファーを通して皆様にお伝えできたら..」とありました。演奏家がピアノメーカーを敢えて明記するのは珍しく、また最後にアンコールがなかった演奏会はひょっとして初めての経験だったかも知れません。直前に予習したCDのピアニストもグルダで、確かベーゼンドルファーの使い手だったと思います。この木質系のベーゼンの方がまるでメジャーのようで、コンサート王者でよく聴くスタインウェイを凌ぐのかちょっと意外でした。私はきらびやかな金属系のスタインウェイの方が好みです。
何れにしても、このところの寝不足気味でコンサートどころではなかった日々でしたが、うたた寝することなく久しぶりに興奮できたコンサートでした。









しばらく遠ざかっていた読書だが、久しぶりに掲題の本を読んだ。このところ文芸書に手がつかず、とりあえずドキュメンタリものを借りてみた。サッカーJクラブの監督、3人の物語だ。いずれの監督もJ1, J2のボーダーラインを渡り歩く指揮官で、J1昇格請負人としてよく知られるようになった。サッカーゲームが指揮官の力量次第でこうも左右するのかを改めて知った。しかしながら毎年、悪戦苦闘しながら順位を上げたり下げたりと、ローラーコースターの世界を必死にもがいていて、そのバイタリティには頭が下がる。反町監督と言えば、以前に恥ずかしい思いをした。反町監督が松本山雅の指揮官に就任する直前に、松本駅前で市民の声を聞くテレビ取材があった。いきなりカメラとマイクを向けられた私は「えーっ?あの俳優がサッカーの監督をするのですか?」と言ったなり、若い女性キャスターはそっぽを向いてしまった。言い訳だが、その頃の私は何も知らなかったのだ。うちのオバはんですら知っていたというのに...