昨日から好天続きの今日、ご近所さんと針ノ木岳に登りました。総勢6名で午前4時半に出発し、5時半から登頂して午後5時に下山しました。朝から晴れ渡り、終日雲が湧くこともなく、風もないピーカンの1日でした。写真は針ノ木岳山頂から眺めた富山側の風景です。針ノ木岳(標高2,821m)は日本二百名山の一つで日本三大雪渓の針ノ木大雪渓でも有名です。私は初めて登りましたが、アイゼンを履いてロングコースの雪の上を歩き、とても疲れた1日でした。でも、疲れを拭い去って余りある絶景が楽しめました。また後日、収録メディアを公開したいと思っています。
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借りた本を昨日、図書館へ返しに行ったついでに新刊コーナーで掲題の本を見つけた。本人の半生記で「あきらめたらアカン」の前書きにクギ付けとなり、そのまま借りて一気読みした。凄い、面白い。久しぶりに興奮する本だった。ピアノを軸に人との出会い、強運、絶頂、病魔、挫折、不屈、努力、希望、勇気などなど、実体験のてんこ盛りが気取らず控えめに分かりやすい口調で綴られている。偉大な人との巡り会いでは臆せずにチャンスを逃さず、常にポジティブに生きる様は前に読んだ小澤征爾の回顧録に似た想いがした。難病で治る見込みがまるでなく、全く動かなくなった指を壮絶なリハビリで再起を目指すくだりは鬼気迫る迫力だ。このところ行き詰っているピアノ課題曲でスローテンポにさえ乗れないことなどはとても小さく思え、努力すれば内田光子バリのスピードでも弾けそうな勇気をもらった。
図書館の新刊コーナーで掲題の本を見つけ、借りて読んだ。所々に挿絵があって、童話っぽい世界が楽しめそうだと思ったところ、筆者は名だたる絵本画家でかなりのインテリであることを初めて知った。道理で面白そうな文と絵のワケだ。筆者はかれこれ90歳になろうとしているので現役の大長老といったところだが、文章はカクシャクとしていて老いを感じない。およそ50編ほどのエッセイ集で、題名の通り昔話で溢れている。懐古主義的な古きよき時代を偲んだ作かと思しや、そうではなく冷静な目で時空を超えて論評している。いろいろと思いつくがままの挿話風の作品だが、ほのぼのとして心温まる面白い本だった。



