坂崎かおる「海岸通り」を読んで

来週発表の芥川賞候補作の2作目を掲載雑誌を通じて読んだ。老人ホームを舞台に繰り広げられるストーリー。最初のニセモノのバス停から衝撃。機知に富んだストーリー展開で、高齢者や介護、リストラ、コロナ、貧困、在住外国労働者の苦難など今風の問題を網羅しながらも、何となく昭和のノスタルジアも感じた。短いながらなかなか読み応えのある内容で面白かった。

安曇野の風 について

安曇野に巣くう極楽トンボ
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