みずほ銀行がシステムダウンしたニュースが流れました。またしてものダウンにさぞ、利用者はうんざりしていることでしょう。そこで、銀行について気になることなどを記したいと思います。まず初めはゆうちょ銀行です。今年、設立150周年を迎えたとのこと、日本で1番の古さと言うか歴史があるようです。店舗数でも日本一の規模ですが、売上高はみずほについで国内第4位に位置してます。そんなところで長短を上げると、まずは長所として
- 店舗数が多く日本全国くまなくあって、頼りになる
- ATMがコインも使えて、入金は一円単位にできる
- 固定資産税などの納税を自動振替できる
反面、短所として
- 他銀行への振り込み手数料がハナから有料
- 金利はメガバンクと同じ低金利
- 資金運用で外貨預金や仕組み預金などの豊富さがない
多くの人が総合通帳を保有し利用していると思うのですが、ちょっとした利殖や投資にフル活用するにはまだ力不足のように感じています。どうでしょう、銀行は「ゆうちょ」のみと言うのは如何なものか、と最近思うようになりました。


宮部みゆきの「三島屋変調百物語」シリーズ、第7巻目の題記の本を読んだ。このシリーズでは前作から聞き手役の主人公が「おちか」から「富次郎」に引き継がれた。自分としては替わった「富次郎」から本シリーズを読んだので、シリーズ2作目だ。シリーズの決まりごとは聞き手、話し手が一対一で怪談話を交わし、「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」と言う秘め事にすることを習わしとしている。世評では「おちか」の時の方が、怪談がもっと怖かったらしいようで、確かに今回は怪談話と言うよりかファンタジーといった感じだ。ストーリー展開は荒唐無稽と言うか、何でもありきのスタイルで、創作にどうにも歯止めがかからない雰囲気だ。推理小説ならば謎解きや理にかなう推理を楽しみながら読めるのだが、どうもファンタジーは奇想天外過ぎて馴染めない。と、みゆきファンではあるが、何か物足りなさを感じた。






先般の直木賞候補で題記の本を読んだ。ノミネートされた6月中旬に図書館予約し、ようやく2ヶ月後にして読むことができた。設定は江戸時代後期の物語りで、とある藩の下級武士が農民一揆に巻き込まれながらも懸命に生きる様が覚書風に綴られて、なかなかの秀作だった。読み出すと止まらなく、またして不眠の夏の夜だった。直木賞受賞は逃したが、それに準ずる手応えを十二分に感じた。時代劇特有の語り口だが、作者が50代前半のせいか、とても読みやすかった。登場人物も女性が物語の中核を支え、男性好みの時代小説ながら女性読者も十分楽しめる小説と思われた。昔から幾多の時代小説があるが、こうして現代でも累々と創作活動が続く文芸の奥深さを感じながら、読後の余韻に浸ることができた。



