撮り損ねたぁ、三九郎

今日は1月の第2土曜日。例年、1月の10日前後の土曜日は三九郎の日だ。正月の松飾りや達磨などを集めて燃やす子供達中心の行事は今日が開催日。朝は昨夜来の雪で数cmの積雪があり、遠く北アルプス山麓も雪景色が見事だった。午前中に三九郎の開催場所を通り過ぎたが、午後の本番に備えて近辺の家々から集めた正月しめ飾りが塔のように積み上げられていた。後は午後3時過ぎの本番を待つばかり。ところが、正午過ぎには雪が本格的になり、とても行事どころではないように思えた。それでもどうしたものか、確認に午後4時近くになって出掛けてみた。

何と、遠く人だかりが見え、肝心の正月の飾り品は跡形も無く消えていた。そう、後の祭りだった。今年こそ、三九郎と雪景色をコラボにした1月カレンダーの候補にしようと思っていたのに、残念。それにしても地元の開催者や子供たちは強いこと。今回を含めて、天候で順延した年を知らない。まあ諦め、今日の午後の景色を数枚、写真に収めてきた。

松本地方、昨夜来の大雪注意報が出ていたけど、夕刻までの積雪は数cm。今夜以降の雪も気になるが..。明朝どうなるか、楽しみだ。

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小砂川チト「猿の載冠式」を読んで

次週1月17日発表となる170回芥川賞候補作で題記の小説を雑誌を介して読んだ。この作家は1年前の芥川賞候補にもノミネートされ、その時読んだ小説と同様に今回も超難解だった。途中断念しようかと何度も思ったが、何とか最後まで読んだ。挫折したアスリートの女性が動物園のチンパンジーと同化して綴る物語で、内容といい展開といい全く理解できなかった。幻想なのか現実なのかも分からず、前回候補作と似た「シュール」な世界にはまり読後の爽快さは皆無。こういう文学があって然るべきか、懐疑めいた印象だけが残った。

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バラの木、撤去

今日は鏡開きの日だ。この行事、お供えしていた鏡餅を下げて、無病息災を願って食べるのこと行事とのこと。我が家では夕食に食した。 お供え物に刃物を向けるのは縁起が悪いとして、包丁は使わず木槌等で叩いて割るが、「割る」という言葉も縁起が悪いので「開く」ということで、鏡開きの言葉となったようだ。

さて今日は庭の一角にあるバラの木、1本を撤去した。このバラ、ピエールドロンサールと言って夏場には、写真(右上)の如くよく咲いてくれた。今回、事情で撤去することになり、本日作業した。

枝を取り払い、スコップで根を掘り起こし整地した。10年来のバラを撤去するのは忍びなく、一抹の寂しさを感じた。

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今年初の丸善詣で

本日、松本に行ったついでに丸善に立ち寄った。今年、本屋の初詣では松本・丸善店だ。

ここは地下1階。よく行くフロアだが、何か少し変わった感じ。そう言えば、書架の脇には簡易机のディスプレイが、そしてショートベンチが復活してる。以前は長読みによく座って時間を潰したが、コロナ下ではベンチや椅子が撤去されていた。今にしてようやく元に戻った感じだ。そして、よく行くコーナーへ。

人はまばらながら、本は充実している。本屋と言えば、この空間がいい。そぞろ歩きで両側書架の仕切り用プレートの文言を見るだけでも逐一立ち止まってしまいたい衝動に駆られる。今日は最近気になる「Notion」の本を物色して見た。4種類ほどあって、購入候補に読み比べると2冊が残った。最後まで悩み、結局以下の本を購入した。

迷った2冊の本からこれを選んだ最も大きな理由が索引項目のタスク管理の中に「死ぬまでにやりたいことを書き出そう」を目にしたとき。今人気の『Notion」、まるで人生の道案内のような気がしてきた。今年は「Notion」にどっぷりハマりそうだ。

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モルゲンロート、そして歯科

今朝は今シーズン一番の冷え込みで、安曇野・穂高の最低気温はマイナス8.5℃。一段と冷えた朝、窓越しに見やると、

山が赤く染まっている。早朝に昇る朝陽で山肌が焼ける現象を登山用語で「モルゲンロート」と言うらしいが、今朝は山に登らずにその恩恵に預かる。そんな朝の我が家では、

寝室の温度計はおよそ20℃。新聞を取りに出た先がマイナス8.5℃とその温度差は30℃近い。半端でないその差で、我が家で一番結露する窓は右上の写真の有り様だった。内と外の過酷差、人の肌はさしずめ窓ガラスのような感触を覚えた。
この寒さ、一昨日あたりから北では結構な積雪量になったようだ。とあるスキー場では新雪50cmなどとあり、絶好のパウダースキーが楽しめそう。しかし、昨日今日と天気が良いのに、きのうは車の定期点検、そして今日は歯科の定期通院。両方とも半年に一度の点検だった。まあ、異常がなかったのでよしとしよう。

通いの歯科では1時間20分と長かった。他の歯科医院と違うのは、まずは口内の写真撮影から始まる。それこそ10枚以上も撮り続け、経年変化の度合を写真でも記録しているようだ。そして、ナイトガードと言う夜間の歯ぎしり軽減用のマウスピースのようなものも定期チェックしている。私の場合、ほっておくと歯ぎしりで歯が縦に割れたりすることもあって、就寝中にはナイトガードのお世話になっている。歯は日頃からの定期チェックが大事と言われて久しいが、この半年、無事経過したことに感謝した1日だった。

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メモアプリ「Notion」、色々できそう

昨日ブログに続いての話題。「Notion」アプリの便利さを紹介したYouTube動画だ。

まるでプロモーションビデオのようだけど、1ユーザーが作った紹介動画にしてはよく出来てる。これを見て、思わず当ブログに取り上げた次第。
この動画では主に1つのページを作る操作法をデモしている。とても凝った頁が手際よく作られているのが印象的だ。このスピーディさには驚きだが、自分でも時間さえかければ作れそうな気がしてくる。また、この1頁作成だけに限らず日記やスケジュール・タスク管理、プロジェクトの進捗チェックなど、様々なところにも応用が効きそうだ。
昔、数ある手帳のレイアウトを見比べて自分に合ったものはどれか、など迷った。ここをもう少しこうすれば、などと思ったりもしたが、このアプリを使えば自分好みが実現できそうで時代の変遷が今やここまで来たかと実感した。
要は自分のアイディアを具現化できるツールと言えそうだ。

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メモアプリ「Notion」、まずは出会い

年始は「一年の計」の始まりで、心新たにどう取り組もうか一計を案じる時機だ。昨年の当ブログを見ると、紙のメモパッド・タイプのダイアリーをお気に入りとして紹介した。ところが、年間を通しての手作業は長続きせず途中で断念した。代わりにまたぞろ、One NoteやGoogleカレンダーなどに切り替えてきた。他にリマインダー等のタスク管理も加わり、デジタルも発散気味で使い勝手がイマイチだ。そんな折り、ひょんなことから題記のメモアプリ「Notion」を知った。

よく見ている瀬戸っちの動画で、年末に上記のものを見た。そして、何と1位が題記のアプリだった。(上記の画像をクリックすると、Chromeでは当該のあたりから再生するように設定)このアプリに興味を覚え、他の紹介ビデオを漁って以下のYouTube動画を見つけた。

よくできたビデオでちょっと長いけど、真剣に見てしまった。そしてどうやら、自分でも使えそうな気になり、まずは始めてみることにした。瀬戸っち動画では月$8の有料だったが、実際に試してみて、無料版で充分使える感触を得た。年始からこのアプリにハマっている。時期を見て状況報告したい。

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安堂ホセ「迷彩色の男」を読んで

今月1/17選出予定の第170回芥川賞の候補である題記作を雑誌を通じて読んだ。 同性愛の事件にまつわるホモ小説。暗く陰湿でエログロっぽく、時にバイオレンスも顔をのぞく。全く好みに反する小説だが、中編の短さと芥川賞候補作と言う理由で読み通した。ストーリー展開もよくつかめず、痛みを伴った単なる復讐劇と言った感じの内容で辟易とした。そう言えば一年前の168回芥川賞にもノミネートされ、当時手にとったが、今回同様あまりの文体に途中放棄した。何とも魅力の分からない作家だ。

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我が家の夜

信州に越して来て、12年余り。冬は寒いが、一番好きなシーズンと言えば、ひょっとして冬かもしれない。安曇野は1月が一番寒く、外気温の平均は最低がマイナス5℃、最高がプラス5℃ほどだ。雪はほとんど降らずに晴天率がいい。寒い分、視界は良好で遠くまで見晴らせ、景色も抜群だ。そして夜。今まで住んでいた関東の一角よりも家の中は格段に暖かい。多分、薪ストーブの効果だ。

この写真は寝静まる頃のストーブの様子。真っ暗の中で薪の燃え残りがおき火となって赤々としている。薪ストーブは原則、消火機能がないので最後まで燃え尽きる。出かける時も石油ストーブや電気ストーブのように消すことなく、そのまま留守中にも燃え続ける。真冬の暖房はこの薪ストーブだけだ。これで家全体を暖めている。

上の写真は寝室の内窓の様子。この窓から階下にあるストーブの暖気がドアを通して対流する。もう深夜で寝る時間だ。中央の温度計を見ると25.4℃と、いつも程度。パジャマ姿で十分で、セーターなどは着てられない。冬場は室温が高いと血圧は正常近くに下がる。上掛けの布団はタオルケットと毛布のみ。薄くて軽く、両腕を出して寝るのが心地よい。それでは、おやすみなさい。

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松本城ライトアップ

この冬場、国宝松本城では天守が独特の工夫でライトアップされている。と言っても、毎年の行事なのか、知らんけど。期間は 2023/12/16〜2024/2/14 とのこと、行って見ることにした。何分、夜なので寒い。まずは夜景写真から、

ところが、写真を撮るのにミラーレスカメラを忘れた。上記はiPhone(12mini)で撮影。ストロボを焚いた夜景写真だけど、どうだろう。結構、うまく撮れてる。写真ファイルのメタデータを見ると、ISO1000、シャッタースピード1/4、絞りf1.6とある。もちろん自動でこの条件撮影となったのだが、スマホでもうまく撮れるものだ。この暗さでもストロボ効果があり、このシャッタースピードでカメラぶれしていないのも驚きだ。進化したものだ。


次に特殊なライトアップとしてPRしていたプロジェクションマッピング。主催者がエプソンと共同してプロデュースしたPR文言に、

松本城の天守や石垣などに、豪壮な天守を築いた城主・石川数正が描かれた屏風絵が躍動するデジタルアニメーションや雪の結晶や氷などをモチーフとしたデジタルアート、北アルプスに美しく咲き誇る百花繚乱の花々など、ダイナミックで幻想的なプロジェクションマッピング映像を投影します。

とあった。実際の上映中に撮った1枚の写真が上記。天守や石垣に投影された映像が水面にも反映されて結構、迫力があった。その様子を動画撮影したので、以下ご覧あれ。

1分ほどのビデオ撮影ファイルを半分ほどの長さにカットし、最後をフェードアウトのエフェクト処理した。久しぶりにAdobe Premiereソフトを使ったが、操作を思い出すのに手間取り作成にこ1時間かけたYouTube動画だ。

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