昨日のブログに引き続き、印刷までに至るExcel作業の試練を以下に報告。まずは自治会の住民名簿からスタート。名簿(氏名は架空)は組別にこんな感じだ。
上記例では組の数は6、各組の構成は10人前後。今後の人の出入りを考慮して20人ほどの枠にしている。当番が困難な人は立会を免除するべくチェック欄に△マーク、また当番の最初の人は◯マークを付けた。さてこの名簿から昨日表示した印刷レイアウト表にどうすれば配置できるか。Excelの計算式はさておき、ここはアイディアが勝負。いろいろ試行錯誤の末、以下のようなロジックにした。まず、6つの組の島をExcelの縦の列に自動コピー。

左の表が黄色地に入力された名簿を縦1列に列挙したもので、組と次の組との間には空欄ができる。これをFILTER関数の計算式を使って空欄を埋めたのが、真ん中の表。さらにFILTER関数で、△マークの人を除いたのが右の表。この表を昨日の印刷形式の如く2名ずつ抽出して印刷レイアウトの表に配置して出来上がり。具体的には、

縦1列の名簿で◯マークが付いているのが行番号60の人でこれをMATCHとINDEX関数で検索して得られるのが、当番一さんとなる。これを手始めにアサインしたのが上の右の表。後は順番に名簿を埋めていく。そして、名簿の最後列の人から最前列に自動で戻すには、AJ列の空欄となる行の番号(114行)を計算式で求めて対処した。このようにして右の表を作り上げ、これを印刷レイアウト表に自動コピーして完成。このようにすれば、各年で人の出入りがあっても、自動で対処できる。
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