数日間は真冬日が続き、今日は幾分気温が上がったものの日中の最高気温は3℃でした。ただでさえ寒いのに、ここ数日はカミさんも不在で、寒さが身にしみています。とは言え独り身の気軽さ、家では音楽三昧です。一向に上達しないピアノをポロポロと弾き、飽きるとCDを手当たり次第に聴いています。今日は半日、題記のモツレクを堪能しました。手持ちのCDは写真に示す4枚で、どれも甲乙付けがたい演奏です。写真で上の2枚は、名盤の誉れ「ベーム&ウィーン・フィル」と朗々と長さで勝負の「チェルビダッケ&ミュンヘン・フィル」で、正統派の昔ながらのモツレクです。下の2枚は近年録音された合唱が前面に出ているCDで、左下が「オットー&マインツ・バッハ合唱団」、右下は「クルレンツィス&ムジカエテルナ」。左下は通常のジェスマイヤー版ではないレヴィン版のモツレクで、メタリックな現代的な響きの中にもそのハーモニーにシビれます。右下は更にユニークな演奏で、ど田舎で繰り広げられる劇場のオペラを見るような雰囲気で、暗いレクイエムがぱっと明るくなったような印象です。レクイエムも様々で、モーツァルトもさぞビックリでしょうね。まあ、戸外の寒さを尻目に、家で音楽に浸るのは最高です。
モーツァルト「レクイエム」あれこれ
アイサコフ「ピアノの歴史」を読んで
図書館の新刊コーナーの片隅に題記の本がしばらく陳列されていて何度か目にする内、私を待っているような気がして借りてみた。この本は分厚くて、内容も歴史書どころか脈絡がなく読み終えるのに貸出し期間の2週間をはみ出てしまった。著者のスチュアート・アイサコフは作家、ピアニスト、作曲家、そして大学講師と多彩な顔を持つ。この音楽家のピアノにまつわる壮大な物語で、16章からなるテーマ別に纏まっているものの、そのタイトルも8章「練金術師」や16章「温故知新」などおよそ読み手を意識しない書きぶりだ。読むのに結構、忍耐の要る本であったが、ところどころ太字で著名人のコラム話があり、人それぞれの音楽観があって面白かった。そんなコラムの中からあるピアニストの談を拾ってみた。
ある夜、わたしは彼の指揮でウィーン・フィルとチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を演奏することになっていた。私は彼の部屋を訪ね、言った。「マエストロ、演奏が突然できなくなってしまうか、心配で心配で、どうしていいかわかりません」彼の答え以上の答えはなかった。「いいかい」と彼は言った。「今夜何があったとしても、コンサートが終われば、外でうまいディナーが待っている。僕らはパイロットじゃないんだからね。間違ったところで、みんな死にはしないよ」
「かりんとう」の店紹介
三九郎って、ご存知ですか?
今日は、この地方の三九郎の日です。三九郎とは、小正月に行われる子供中心の行事で、正月のしめ飾りや達磨などを集落毎に集めて燃やし、神送りをする行事です。三九郎は松本・安曇野地方独特の呼び名のようで、他の地域では一般的に「どんど焼き」と呼んでいます。三九郎のいわれは諸説あるようですが、私は「凶作・重税・疾病の三つの苦労=三九郎とする説」がこじつけがましく印象に残りました。我が家もこちらに引越後、今年から松飾りをしたので、今回初めて会場の田んぼに持っていき、燃やしてもらうことにしました。これで正月の後片付けも終え、睦月も後半に入りました。今年も、もう残り354日です。
今朝の冷え込み
年始コンサート
年始の安曇野中央図書館
白馬五竜、正月スキー
本日、1月3日は家族3人で白馬五竜スキー場に行きました。自宅を7時30分に出発し8時20分に到着すると、いつもの駐車場は満車でした。快晴、無風でスキー日和でしたが、リフトは20分程待たないと乗れないほどの盛況でした。画像をクリックして本日の5コマ写真をご覧下さい。また、動画をYouTubeに登録しましたので、併せて山岳のパノラマ風景をお楽しみください。トピックはたまにしか開放されないアドベンチャーコースに初めてチャレンジしました。私にとって、最上級コースはいつも天国か地獄かのどちらかで、今回は見事に地獄を味わいました。過酷だったのか、昨年新調したばかりの折りたたみ式ストックの糸が切れてとんだ1日でした。まあ無事に戻れて、よかった!
謹賀信念!2014
【ブログ 】この1年を振り返って
大晦日の今日、この1年のブログを振り返り今年最後の投稿とします。本年、3月19日にホームページを立ち上げてブログを始めました。本日迄に累計171項目のブログ(平均1.7日に1回のペースで)投稿をしました。その間、皆さまから温かいコメントも頂戴し、大変嬉しく思っております。初期設定後に追加したカテゴリーもあって発散ぎみの投稿ではありますが、分類して自分なりに寸評を下記します。併せて最も思い出深かった投稿にリンクを貼りました。
カテゴリー 投稿数 思い出のリンク カテゴリー寸評(括弧表示)
IT/PC/HP 26 意外な発見
(オタク話にならないようにしたつもりが、やはり一人よがりの傾向でした)
ガーデニング 21 2年目も慣れない畑仕事
(今年2年目の畑、初年度の怖いもの知らずの成りっぷりから少し退歩しました)
スキー 11
(昨シーズンの投稿数も少なく、今後の投稿が本番で、思い出リンクは省略です)
山 29 随行から自立の1泊登山
(当初の予想を大きく上回る投稿で、今年は当ブログの中心になりました)
挨拶 34 愛車紹介
(意外と投稿数の多かったカテゴリーですが、実は曖昧なものをここにしました)
施設・お店 11 この店紹介のワケありで追加したカテゴリー
(カテゴリーの特徴付けや系統的な整備もせずに行き当たりばったりの傾向でした)
音楽 19 早春賦100年祭
(日々の生活で最も時間を割いているジャンルですが、投稿数は控えめでした)
読書 14 特攻隊員手記の原点
(今年の選択と集中は特攻隊員関連でしたが、他を含め読書量が少なかったようです)
絵 01
(年の瀬に突如カテゴリー追加したもので、リンクは省略です)
未分類 05 人それぞれのクラス会
(分類できなかったジャンルで、多岐にバラけた内容でした)
来年もよろしく、お願いいたします。よい年をお迎え下さい。